冤罪(美しすぎた兄弟)

*表紙、サムネイルにはAI生成画像を使用しています。
　テキストは、著者のオリジナルです。

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看守に腰ひもを引かれながら、全裸で刑務所の廊下を歩かされる翔平。廊下の両側の房から歓声があがる。
「うひょー。とんだ美人さんだな！　可愛がってやるぜぇ」
「美味そうな体だな。こっちにきて匂いだけでもかがせてくれよ！」
「看守さん！　うちの雑居房に空きがあるぜ！」
　粗暴な男たちの声に翔平は震えた。
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「オオッ、こんな美人を抱けるとはな、オオッ」
「やっぱり、オオッ、若い野郎の締まりは、オオッ、最高だな」
「これほどの上玉は、オオッ、シャバでもなかなかいないぜ?」
「こんな美味しい思いできるなら、オオッ、懲役も悪くねーな。オオッ」
　囚人たちは、翔平に群がって腰を振り続けた。
　しばらくして、黒岩看守が翔平を2つ目の雑居房から引きずり出した。
「どうだ?　もう一部屋、『慰問』するか?　ヒヒ」
「も……もう。許して……」
　傷だらけの翔平が床に倒れこんだ。内股が鮮血で汚れている。結局、翔平は、『特別独居房』に入れられた。