hamumaki的鑒賞一覽

正直、元君を超えるキャラを作るのは難しかろうと思ってたんですが、上には上がいるものです。
逸斗さんは、思い込みの激しさ、狂愛、変態性の三拍子揃った最強のお兄様でした。

離れ離れの生活に堪えきれず、妹のベッドの下に住み始めた彼の日課は、持ち物チェック。
母親経由でブラをプレゼントしたり、日記の鍵の在りかやスマホの暗証番号も把握していてプライバシーを覗き放題と、ドン引き行動を挙げればきりがありません。
そんなヤバみしかない人が、記憶を消せるというご都合薬物を手に入れたら、もう無敵です。
全裸で添い寝して匂いを嗅いでくるところなんて、素で「キモッ……」って声が出そうになりました。
自分達をアダムとイヴに例えるポエマーっぷりも香ばしい……いいぞもっとやれ。笑

既に寝ている妹に子守唄を歌い、体の部位の名称を教え込む意味とは……と思ってたら、睡眠学習のつもりだった? 発想が斜め上過ぎて理解に苦しみます。
知識の豊富さは医大生ならではですが、「乳頭」とか、お堅い言葉で言われると、かえって恥ずかしくなりますね。
キスと舐めのトラックが分かれていて、たっぷり30分以上蕩かされる狂気の構成。
今回も深層版の破壊力ヤバいですね。耳の中で細かく舌が動いている様まで伝わってきます。

妹に全部夢だと言い包めるのは悪事の隠蔽だけでなく、「こんな淫らな夢を見るなんて、もしかしてお兄ちゃんのことが好きなのかな?」と思ってほしいのもあるんでしょうかね?
薬の副作用を心配したり、記憶を消すことに罪悪感を覚える良心もあるにはあったんですが、体を貪るうちに全部吹っ飛んじゃってます。
妹を受精させる様子を想像しながら興奮してイッたのがそんなに良かったのか、今後も中出しを続けようとか考えちゃってますし。
責任取ってくれる気満々なのが唯一の救い……いや、かえって地獄?
特典の結婚妄想とか聴いていると、安心して任せていい気が全くしなくて困ります。笑

竜輝さんは話しやすいタイプで、ヒロインとのやりとりもコミカルです。
「挨拶はちゃんと返しましょう」なんて躾け直される47歳とか、可愛すぎかよ!
浮気はしない発言で疑われるのにも笑いました。
嘘を吐かないと誓わされる始末で、ヒロインもなかなか逞しくて、境遇の割に悲壮感がありません。
(笑ったと言えば、快楽のあまり竜輝さんの髪を掴んでしまったヒロインに「禿げたらどうする」と言うシーンもですね。「あなたの犬になりたくて」を思い出します)

彼はアクセサリーを買い与えますが、貰いものを捨てられない彼女の性分を利用して、たとえ弟と結婚したとしても、彼女がそれを身につけ続けるはずだと想像しているのがミソですね。
選ばれたのが自分じゃなくても、彼女に思い出される瞬間があって欲しいと願ってしまう、切ない男心……。
即座に「そこまで期待しているわけじゃない」と打ち消したものの、それが強がりだとすれば、意外と執着がありそう?
これまで弟の女性関係には興味なさそうだったのに、ヒロインに限っては、どんなふうに抱かれたのか気にしてますしね。
抱いた後に、このまま一緒にゆっくりしたいと考えるとか、過去に遊んだ女性たちとは違う、特別な感情を抱き始めているように思えました。
嫌がられたら寂しくなると言っていたのも、冗談めかしてはいたけれど、本音が多分に入っていそう。

竜輝さんは「二日目」の主題である水やりの話からして、「愛は育てられる」と考えているようですし、愛ある結婚しかしたくない派のヒロインとは、案外相性が良いのでは?
彼女の怯えた顔に心を擽られたり、抱いている最中に下の部屋で働く社員を意識させたりなど意地悪な面もありますが、「人間を道具扱いするのは好きじゃない」とか、優しさを窺わせる台詞もありますし。

これは、だいぶ竜輝さんに気持ちが傾いちゃいますね。
でも「三日目」がきたら、また智樹さんに盛り返されてしまうんだろうな……。笑

女攻め、しかもヒロインがふたなりという人を選ぶジャンルは、普段あまり聴かないのですが、容姿が好みで前から気になっていた比呂さんに、思い切って突撃してみました。
「男性受けの過激なシーンはない」という説明どおり、私のような初心者に優しいシリーズだと思います。
キャラクターの立ち絵の画像ファイルや、本編と後日談、それぞれに台本がついているのも嬉しいですね。
ヒロインがどういう受け答えをしたかが書いてあるので、自分の想像と比較して答え合わせができるのが面白いです。
こういうオマケに凝ってくれるサークルさんは、個人的に好感度高いですね。

比呂さんは業平家の長男であり、ヒロインに対しても兄貴分なだけに、年上らしい包容力に溢れています。
ひょんな事から彼女の自慰を目撃してしまい、それが二人の仲を進展させ、長年の両片想いに終止符を打つきっかけとなるのですが、引く事なく「配慮が足りなかった」とか、「俺を悪者にしろ」と言ってくれる優しさが素敵です。
彼女の体質を知っていたというのを差し引いても、普通なかなかあそこまで言えませんよね。
ふたなりでもありのままに愛してくれるばかりか、"前"でも気持ちよくなりたいというヒロインの要望に応えて逆ア○ルまで受け入れてくれるとか、男前すぎるでしょ……。
「こいつだって最初は苦しがったんだぞ。なのに俺が受け入れなくてどうするんだよ」と、挿れられる側の苦しみに理解を示し、頑張る健気さに心打たれました。

後日談では、比呂さんがヒロインの誕生日に思いっきりイチャつけるよう、空気を読んで二人きりにしてくれる一希君と志津君の兄弟愛が素晴らしいですね。笑
おそらく、ヒロインは同一で、結ばれる相手が次男だったら? あるいは三男だったら? というifルートが残りの二作なのでしょうが、そちらも気になります。
彼等まで逆ア○ル込みで彼女を受け入れる気満々らしいとか、どんだけ心広いんですかこの三兄弟……。

魔王に敗北した女勇者を待ち受けていたのは、「お嫁さんになって」という意外な告白でした。

魔王様は、特異体質ゆえに孤独な人生を歩んで来たヒロインの苦しみに寄り添い、普通の女の子としての幸せを与えようとしています。
「綺麗だ」「尊敬に値する」「気高くて孤独で優しい人」等々、面映ゆくなるくらいの言葉を尽くして、褒め称えてくれます。
二人称が「きみ」で口調も穏やかだし、手の甲に口付けるという紳士的な触れかたをするし、少なくともヒロインへの接し方を見ている限り、とても討伐しなければならないような悪者とは思えないのですが……。

そうは言っても魔王だし、何か別に魂胆があるんじゃないの? と内心疑いながら聴き入っていたら、そのままヒロインが壊れ物を扱うように優しく抱かれるだけで終わって驚きました。
脅威となる存在を監視していたはずが、いつの間にか惹かれるようになっていたというのは、紛れも無い真実。
誠実な態度は、好いた相手の信頼を得たいが故の努力の賜物だったんですね。

終いには「お姫様」呼ばわりまでされますし、「俺のお嫁さんなんだから、幸せになって当然だよ」という言葉どおり、彼の手に堕ちることを選んだヒロインのこの先の生涯には、もはや幸せしかありません。

しかし……魔王様のクリ攻めにかける情熱は、一体何なんでしょうね。
花の蕾に例えてみたり、舌で吸い上げながら扱いたり、指でも扱いて弾いたり、指の腹で押し潰したり……そんなに執拗に弄られたら、そりゃ潮くらい噴きますよ。笑

愛する人を手に入れた喜びに浸る魔王様は、当然一回では収まりません。
膣内に精液が染み付くまでたっぷり注ぐと言っていましたが、できる事ならそのシーンも聴きたかった……!
あんないいところでフェードアウトとは、口惜しすぎます。
でも、朗らかになったヒロインの後日談が聴けて良かったです。
魔王様に聴かせたくてピアノの練習してたなんて、何と健気可愛いのか……。

Maiden Berryさんには「女攻め特化」という先入観があったので、「こんなお話も作っていたのか」と意外でした。
酔い潰れたヒロインを翔君が介抱したのを皮切りに、「不真面目男子×真面目女子」のカップルが誕生していく過程を、温かく見守る気持ちで聴かせていただきました。

ヒロインの「ちょっと恥ずかしい趣味」を覗き見ちゃったり、酔った勢いで俺も介抱してと迫って手コキさせたり、序盤はちょっと酷いことしてますが、前者はヒロインを家に帰すために住所が分かるものを探そうとしたという情状酌量の余地が無くはないですし、後者は我に返って平謝りしてくれるので、根は優しい人だと分かります。

彼女の残したお礼の書置きを見て「こんないい子に何させてんだ」と悔やんだり、お詫びを兼ねて風邪のお見舞いに来てくれたり、手作りの煮物を貰って喜んだり、おばあちゃん子である事が発覚したり……。
ヒロインが観たい映画があると知ると、デートに誘うチャンスと見て、話を合わせるべく、レンタルで過去作をチェックしたりもしてましたね。
「ちょっと不真面目」と言いつつ、恋愛が絡むとマメさを発揮するタイプのようです。
映画の発券の手際の良さとか、本人の自称するように「やればできる子」って感じで、頼りがいもあります。

このように、好きになる要素がありまくりなのに、翔君に自覚がないから、ヒロインに告白して受け入れられたとき、喜びよりも驚き(何を言われたか理解できない)が先に立っちゃうんですよね。
そういう謙虚な(?)ところもまた良しです。
「伝われっ、俺の気持ち!」の言い方とか、翌朝彼女がいなくなっていないか確かめて安堵するところとか、心を掴まれるシーンが挙げきれなくて困ります。

ヒロインも自ら彼のモノを咥えにいったりとか、結構積極的で面白いですね。
初めてMaiden Berry作品に触れる方の、入門編としてぴったりじゃないかと思います。

特殊性癖の詰め合わせという感じで、凄くチャレンジャーな作品ですね。

・ヒロインがふたなりに近い生態
・ヒロインが人間の状態で人魚の男の子と交わる(異種姦)
・ヒロインの中で受精した卵を、スリットから男の子のお腹に移し、男の子が産む(男体妊娠、産卵)
・ヒロイン以外の女性(海の魔女)と、男の子のHシーンがある(人によっては寝取られっぽく感じるかも)
・男の子が、語尾にハートマークが付いてそうな勢いで激しく喘ぐ
・卵注入、産卵のSEが生々しい
・女性ボイスあり

特に人を選びそうな要素を大まかに書き出してみると、こんなところでしょうか。
人魚の生態がやけにリアリティあるなと思っていたら、タツノオトシゴを参考にしたらしくて納得しました。
一部に人魚の特徴を残したまま人間になっているので、男の子の指摘どおり、王子様に受け入れて貰うのは厳しそう。
その分、男の子が彼女を泡にさせないよう、一途に深く愛してくれます。

海の魔女とのあれこれは浮気ではなく、むしろヒロインを人魚に戻すための美しい自己犠牲です。
彼女との間にできた子供が美形であること(それを確かめるために出産)が条件だったというだけなので。
ぶっちゃけ私には、「可愛い男の子が産卵ア○メするところが見たい!」という魔女の趣味としか思えませんでしたが。笑
催淫効果が付加されていたとは言え、ヒロイン以外の手で彼が気持ち良くなっちゃうのは複雑な気分でしたが、魔女にはボイスが無い辺り、トラック3のみ頭を切り替えて魔女の視点で聴くべし、ということなんでしょうね。

ヒロインの為にここまで体を張ってくれる男の子の魅力にもっと早く気づいてくれれば、あんな惨い目に遭わせなくて済んだのにと思うと、少々恨めしく感じてしまいます。
……が、彼女が王子様に恋をしなければ童話モチーフにした意味がないので、痛し痒しですね。笑
あと、できることなら男の子の名前も知りたかったです。

真澄君はヒロインの事が大好き。
一緒にお風呂に入ったり、姉が実家を出る事に動揺し、「一緒に寝てもいい?」と言い出すとか、21歳とは思えないあざと可愛さです。
あんなに体を擦り付け、耳舐めまでしておいて、勃ってる事に気づいて本気で慄くくらいですからね……どんだけピュアなんだと。

恋情を自覚して、弟の暴走は加速します。
お守りを色違いで揃えたり、好きな人がいるか聞かれて、逆に姉にそういう人ができたのではと疑って怒り出したり……。
姉を思い浮かべながら自慰もしますが、本人に目撃されてしまった事が、結ばれるきっかけになりました。
弟を拒絶せず、むしろ積極的に触ってあげるヒロイン。シックスナインまでやってくれるとは予想外。笑
姉弟の危うい関係が長年破綻せずにいられたのは、ああいう逞しい性格だったからかなと納得しました。

「親にどう思われても関係無い、二人きりの世界でいい」と言ってしまえる真澄君に、ヤンデレの素養を感じます。
存分にマーキングして、「もう誰にも取られないよね」「あなたの全ては僕のもの」と、満足げに呟くのが最高でした。
「僕にも付けて、あなたの印」とおねだりされるのも、また良いものです。
素股でうっかり入っちゃって、今更抜いたって同じだからと、最後までしちゃったのは勢い任せっぽいですが、中に出すのはプロポーズで姉の生涯に責任を持つと確約し、合意を得てからなので、誠意のある優しい子という印象。
求婚が成功した喜びで、そのまま海に入るくらいはしゃいじゃって可愛い! と思ってたら、それを見透かしたかのように「可愛いって言わないでよ」って言われて笑っちゃいました。

特典は、真澄君は姉の部屋で、ヒロインは弟の部屋で、お互いのベッドの匂いを嗅ぎ合って興奮し、電話で指示オナさせられるという変態臭いプレイで、大変満足です。笑
美容院ごっこのシャンプー音はASMRっぽいですし、一粒で二度も三度も美味しい作品ですね。

「甘やかし年上彼氏」というコンセプトどおり、悪いことが重なって落ち込んでいるヒロインを、佳彦さんが優しく慰めてくれるお話です。
イラストから想像するよりだいぶ歳いってて驚きましたが、いざ聴いてみると、あの包容力を発揮できるのはアラフォーならではかなと納得しました。
お小言を言うシーンもありますが、恋人がずぶ濡れで会いに来たら心配するに決まってますし、泣かれたら露骨に動揺するし、言動の全てに優しさが溢れています。
プライベートでも敬語だから終始穏やかな口調で、それも嫌な感じがしない理由の一つかも。

序盤は「癒しささやき～」とタイトル変えた方がいいのではと思うくらいのまったり加減で、お小言や髪を拭いてくれるシーンも相まって、危うく佳彦さんに「オカン」的なイメージが付くとこでしたが、エロモードの意地悪な側面が出てくると、やっぱり男の人だなと思い直しました。
指を舐めさせられたり、指で舌を弄ばれるのって、何であんなにエロいんでしょう……。
愛撫の時も、挿入してからも耳舐めしてくる、いい意味での執拗さも堪りませんし、収録内容に記載されてるプレイが全部いい……!
中まで綺麗にしてきたのを指摘されてるヒロインに、ちょっと笑っちゃいました。
期待してるのなんてお見通し……そんな佳彦さんの余裕も、最後には吹っ飛ぶくらい夢中になっているというのが素敵ですね。

あと、三楽さんのキャストトークは、絶対に「最後まで」油断してはならない……(戒め)
絶対どこかで盛大にふざけないと気が済まないんですね、あのお方は。笑
自己紹介でいきなり佳彦さんについて大嘘ぶっこいてらっしゃいましたが、彼のミステリアスで有能なところが、本当にそんな裏の顔があってもおかしくないような、絶妙な説得力を与えちゃってる気もします。笑
パラレルで、ヒロインと世界を救う旅に出る外伝が本当に出ちゃったとしても、それはそれで面白そうな……。

学生時代から、自分勝手な男に振り回されてきたヒロインを見守ってきたアツム君。
彼女がどれだけ傷ついたか知っているからこそ、自分の欲を上手くぶつけられないでいる……というのが、こっそり自慰に耽っていた理由です。
自分が彼女の好みのタイプじゃないという劣等感も抱いているから、余計に。
全ては優しさゆえですが、そのせいで、ヒロインは自分じゃ満足できないのではと不安にかられてしまいます。
思い切って、好きな事を好きなだけしていいと言ってみた結果、本気で抱き潰されて大変な思いをしたけれど彼女は幸せです……って感じのお話です。笑

あの筋肉でぎゅうぎゅう抱きしめられるとか、酸欠でぼうっとするまでキスされたり、意識が朦朧としてもタイトル通り止めて貰えなかったり、ヒロインから言い出したこととは言え、容赦がなくて吃驚しますね。
(筋肉ハグは、私的にむしろご褒美でしたが。笑)
後々の事を考えて絶頂を我慢させていたのは彼女の体を思えばこそですが、結果的に焦らしプレイっぽくなっちゃってるのが面白いですね。
もっとも、挿入しちゃったが最後、一突きごとにイクくらいの勢いで感じさせられちゃうんで、あまり意味がなかったような気もしますが。笑

アツム君もBella男子伝統の「いっぱい出る人」なので、相変わらず射精音が笑けてくるくらい凄いですね。(でもそれが癖になる)
途中までゴム有りだったのが正直ちょっと寂しかったんですが、あれ聴いちゃったら納得せざるを得ません。
あんだけの量を全部中に出されてたら、ヒロインの体が持ちませんよ……。笑
激しく突かれながら「好きって言って」って、おねだりされるシーンにぐっときました。

絶対に彼女を奪われたくない一心でプロポーズしてましたが、ああも愛が爆発してたら、婚姻生活も「ダメって言ってもやめてあげない」状態になりそう。
でも、きっとそれでいいんですよね。末永く幸せでいてほしいカップルです。

嗣久君は、映画を観る際に、背の高い人が来たら席を代わろうと言ってくれたり、スマホの電源を切ったり、気遣いのできる理想の彼氏という印象。
優しいからこそ、内に溜め込んで病んでしまうタイプでもあるようです。
ヒロインの前では理解のある恋人でいたいという男心もあって、彼女を快く同窓会に送り出したものの、内心のモヤモヤに苦しめられることになります。

帰りが遅いのを心配して電話をかけたとき、なれなれしくヒロインを「ちゃん」付けする男の声が漏れ聞こえたり、同窓会で撮った写真の彼女は、今までに見たことのない素敵な表情をしていたり……。
(後でその写真をオカズにして、「スッキリしねーな……」とぼやくシーンが凄く好きです。黒い面が表面化する際の低い声が堪りません)
嫉妬心を呼び起こす出来事が立て続けに起こって、我慢の限界を迎えた彼は、口実を設けて会社で彼女と二人きりになり、強引に迫ってしまいました。
これでたがが外れ、彼は家の外だろうと構わずに彼女を求めるようになります。

それは、いつだって愛する人と繋がっていたいという切望だと、彼の視点で物語を追っているリスナーには分かりますが、事情を知らないヒロインは、体目当てじゃないかと不安にかられます。
彼女がその不安をぶつけたとき、彼がどう応じるかで明暗分かれるエンドになります。

個人的には、嗣久君とヒロインが和解し、本音を言えるようになるハッピーエンドが好きですが、エロの密度ならバッドエンド一択ですね。笑
「薬」の伏線も回収されますし、目隠し&拘束、言葉責め、焦らし(カウントによる絶頂管理、しかもなかなかゼロを数えてくれないという意地悪つき)と、プレイが充実。
「本質的に気持ちいいことが好き」という嗣久君の言葉どおり、心なしかヒロインもより感じているような気がしました。笑
どちらのルートでも彼女を手放す気が微塵もない、強い独占欲が窺えるのが良かったです。