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「孤独な勇者と魔王の小夜曲」 へのレビュー
2021年02月01日 hamumaki さん
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魔王に敗北した女勇者を待ち受けていたのは、「お嫁さんになって」という意外な告白でした。 魔王様は、特異体質ゆえに孤独な人生を歩んで来たヒロインの苦しみに寄り添い、普通の女の子としての幸せを与えようとしています。 「綺麗だ」「尊敬に値する」「気高くて孤独で優しい人」等々、面映ゆくなるくらいの言葉を尽くして、褒め称えてくれます。 二人称が「きみ」で口調も穏やかだし、手の甲に口付けるという紳士的な触れかたをするし、少なくともヒロインへの接し方を見ている限り、とても討伐しなければならないような悪者とは思えないのですが……。 そうは言っても魔王だし、何か別に魂胆があるんじゃないの? と内心疑いながら聴き入っていたら、そのままヒロインが壊れ物を扱うように優しく抱かれるだけで終わって驚きました。 脅威となる存在を監視していたはずが、いつの間にか惹かれるようになっていたというのは、紛れも無い真実。 誠実な態度は、好いた相手の信頼を得たいが故の努力の賜物だったんですね。 終いには「お姫様」呼ばわりまでされますし、「俺のお嫁さんなんだから、幸せになって当然だよ」という言葉どおり、彼の手に堕ちることを選んだヒロインのこの先の生涯には、もはや幸せしかありません。 しかし……魔王様のクリ攻めにかける情熱は、一体何なんでしょうね。 花の蕾に例えてみたり、舌で吸い上げながら扱いたり、指でも扱いて弾いたり、指の腹で押し潰したり……そんなに執拗に弄られたら、そりゃ潮くらい噴きますよ。笑 愛する人を手に入れた喜びに浸る魔王様は、当然一回では収まりません。 膣内に精液が染み付くまでたっぷり注ぐと言っていましたが、できる事ならそのシーンも聴きたかった……! あんないいところでフェードアウトとは、口惜しすぎます。 でも、朗らかになったヒロインの後日談が聴けて良かったです。 魔王様に聴かせたくてピアノの練習してたなんて、何と健気可愛いのか……。
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