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「見つめる同輩、吉木翔」 へのレビュー
2021年01月31日 hamumaki さん
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Maiden Berryさんには「女攻め特化」という先入観があったので、「こんなお話も作っていたのか」と意外でした。 酔い潰れたヒロインを翔君が介抱したのを皮切りに、「不真面目男子×真面目女子」のカップルが誕生していく過程を、温かく見守る気持ちで聴かせていただきました。 ヒロインの「ちょっと恥ずかしい趣味」を覗き見ちゃったり、酔った勢いで俺も介抱してと迫って手コキさせたり、序盤はちょっと酷いことしてますが、前者はヒロインを家に帰すために住所が分かるものを探そうとしたという情状酌量の余地が無くはないですし、後者は我に返って平謝りしてくれるので、根は優しい人だと分かります。 彼女の残したお礼の書置きを見て「こんないい子に何させてんだ」と悔やんだり、お詫びを兼ねて風邪のお見舞いに来てくれたり、手作りの煮物を貰って喜んだり、おばあちゃん子である事が発覚したり……。 ヒロインが観たい映画があると知ると、デートに誘うチャンスと見て、話を合わせるべく、レンタルで過去作をチェックしたりもしてましたね。 「ちょっと不真面目」と言いつつ、恋愛が絡むとマメさを発揮するタイプのようです。 映画の発券の手際の良さとか、本人の自称するように「やればできる子」って感じで、頼りがいもあります。 このように、好きになる要素がありまくりなのに、翔君に自覚がないから、ヒロインに告白して受け入れられたとき、喜びよりも驚き(何を言われたか理解できない)が先に立っちゃうんですよね。 そういう謙虚な(?)ところもまた良しです。 「伝われっ、俺の気持ち!」の言い方とか、翌朝彼女がいなくなっていないか確かめて安堵するところとか、心を掴まれるシーンが挙げきれなくて困ります。 ヒロインも自ら彼のモノを咥えにいったりとか、結構積極的で面白いですね。 初めてMaiden Berry作品に触れる方の、入門編としてぴったりじゃないかと思います。
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