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「F少女 ~業平兄弟の優愛 比呂篇~」 へのレビュー

特異体質のヒロインが幸せに生きられるのは、彼の存在あってこそ

2021年02月01日   hamumaki さん

このレビューは参考になった x 1人

女攻め、しかもヒロインがふたなりという人を選ぶジャンルは、普段あまり聴かないのですが、容姿が好みで前から気になっていた比呂さんに、思い切って突撃してみました。
「男性受けの過激なシーンはない」という説明どおり、私のような初心者に優しいシリーズだと思います。
キャラクターの立ち絵の画像ファイルや、本編と後日談、それぞれに台本がついているのも嬉しいですね。
ヒロインがどういう受け答えをしたかが書いてあるので、自分の想像と比較して答え合わせができるのが面白いです。
こういうオマケに凝ってくれるサークルさんは、個人的に好感度高いですね。

比呂さんは業平家の長男であり、ヒロインに対しても兄貴分なだけに、年上らしい包容力に溢れています。
ひょんな事から彼女の自慰を目撃してしまい、それが二人の仲を進展させ、長年の両片想いに終止符を打つきっかけとなるのですが、引く事なく「配慮が足りなかった」とか、「俺を悪者にしろ」と言ってくれる優しさが素敵です。
彼女の体質を知っていたというのを差し引いても、普通なかなかあそこまで言えませんよね。
ふたなりでもありのままに愛してくれるばかりか、"前"でも気持ちよくなりたいというヒロインの要望に応えて逆ア○ルまで受け入れてくれるとか、男前すぎるでしょ……。
「こいつだって最初は苦しがったんだぞ。なのに俺が受け入れなくてどうするんだよ」と、挿れられる側の苦しみに理解を示し、頑張る健気さに心打たれました。

後日談では、比呂さんがヒロインの誕生日に思いっきりイチャつけるよう、空気を読んで二人きりにしてくれる一希君と志津君の兄弟愛が素晴らしいですね。笑
おそらく、ヒロインは同一で、結ばれる相手が次男だったら? あるいは三男だったら? というifルートが残りの二作なのでしょうが、そちらも気になります。
彼等まで逆ア○ル込みで彼女を受け入れる気満々らしいとか、どんだけ心広いんですかこの三兄弟……。

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