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黒い夢は第1夜と第2夜をCDで購入してます。
前2作品も非現実が日常に浸食した時のなんとも言えないドロリとした淫猥さがありましたが、第3夜は一気にアクセル踏みぬいた感満載です。
日常が一気に狂気の嵐で蹂躙されてもがくことも出来ないかのような。気がつけばもう戻れない水底に沈んでいたような作品です。
イケダの豹変もですが更に正常な筈のサカイが一気に正気の向こう側にボーダーラインを踏み越えた時は聴いているだけのリスナーの自分も衝撃を受けました。
元々の隠していた性癖や性質があったのは確かですが、それがここまであっさり引きずり出されるのかと。
狂気に触れた人間もまた、狂気に染まる。
支配者と支配される側の2人がいて、舞台も整っていたところに踏み込んだサカイも支配者ならばこうなるのは必然だったと思ってしまうくらいに3人が在るべき形としてこうなってしまったんじゃないかと思えるような話です。
あとは、ただただ狂気と快楽に飲まれてそれが当たり前に塗り替えられるだけ。
「黒い夢」というタイトルに相応しい第3夜だったと思います。
第3夜が出て随分経ちますが第4夜も出るといいなあ。
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