怪談が好きなので購入しました。
元のアニメ作品は知らないのですが、キャラクターのタイプなどは割と掴めたように感じます。
メタ的に言えばこの作品の内容もフィクションではあり作中でも一人のキャラが「100%作り話でもいい」と発言はしているものの、作中作である怪談で「本当は亡くなっていない親戚を亡くなったことにする」のはふと引っかかりを覚えたので、すぐにフォローされていてよかったと思います。
個人的に「(どんな土地にも死人は出るが)ここ最近誰かが亡くなったとかの話は一切聴かないが、不思議なことが時々起こるんだよね」な話が好みなのですが、「怪談は不謹慎なもの」という発言があったのでそういった話の流れになるかな?と思ったのですが…こっくりさんやウィジャボードの話の流れになったので少し残念でした。
こっくりさんはローカルルールとかロウソク使うとか色々聞いたことがありますしどうなるかな…と思っていましたが、起源や時代の話になって楽しかったです。
しっかりASMRを使い脅かしてくるタイミングは判りやすいですし、ホラーや怪談が苦手な方以外は割と気楽に聴けるのではないかな、と。
また、入眠時に聴く場合なのですが、怪談は内容が面白いかどうかはさて置き大声で脅かしてこない限りテンポが一定になりやすいものなので割とスッと眠れます。ホラー耐性がある方は眠れるかと思います。もし変な夢を見ても自己責任ですが。
私個人は聞き終わった直後、ちょっと眠気がきました。もっと一つの話が長い場合だと「あと数分で一本終わったのに寝落ちた…」ということが多々あるので、一人ひとりの怪談が丁度いい長さでよかったです。