二人の最初で、最後の冒険

強くなるために、毎日休むことなく魔物退治や訓練に取り組む二人。
シャルルの指導の下、カイルたちはどんどん成果を上げていく。
そんな忙しい生活のせいか、カイルはマナに起きる変化に気付かない。

カイルは王都での暮らしの中、変態たちのプレイ現場に何度も遭遇する。
街の淫らな空気に染まってしまった彼は、いつしかそれに魅かれるようになってしまい・・・
情事を覗くのを愉しむようになってしまった。

カイルの視点からでは、全容のわからないHシーンばかり。
カーテンの裏に隠れた女の子を、カイルは娼婦だと決めつけるが・・・

同じシーンをマナの視点で見ると・・・

カイルを一人任務に送り出し、朝から晩まで寝バックで責められ続けるマナ・・・

マナの部屋を訪ねると、どうも彼女の様子がおかしい。
そんな薄着姿で異性の前に現れるなんて、恥ずかしがり屋の彼女がするはずもなかったのに・・・

シャルルの部屋に入ると、そこには彼に組みしだかれる女の子の姿が。
シャルルの背に隠れ彼女の顔は分からないが、その喘ぎ声だけで彼女の快感が伝わってくる・・・

ねちっこく乳首を弄られると、すぐ発情してしまう身体に開発されたマナ。
普通なら痛みを覚えるほどに乳を掴まれても、今の彼女は快楽しか感じない・・・

魔法使いの女の子、マナ。
主人公カイルとは幼馴染。

魔物に母親の命を奪われ塞ぎ込んでいたが、カイルとの出会いをきっかけに立ち直ることができた。
カイルの事が大好きなのだが、思いを伝える踏ん切りがつかず・・・
今は一緒にいられる事に満足している。

カイルの妹、エリィ。
家事手伝いの女の子。
幼い頃に両親を亡くし、兄と共に村に引き取られた。
親の顔を知らないエリィにとって、兄だけが唯一の心の拠り所である。
しかしそんなことはおくびにも出さず、母親のようにカイルの世話を焼いている。

王都のS級冒険者、シャルル。
ある日、カイルたちが魔物に襲われているところを間一髪で救助する。
その強さに惚れ込んだカイルに師匠になって欲しいと頼み込まれるが、彼の要求は金銭ではなくマナを同行させることだった。
性に奔放な性格で、夜な夜な娼館通いに精を出している。
そんな不純な一面を嫌うマナとの間で、何度も言い争いを起こしている。

カイルの幼馴染、ダリオ。
中年男性のような容姿をしているが、カイルたちと同年代の青年。
マナの事が好き。
マナと四六時中一緒にいるカイルの事をライバル視しており、何とか出し抜いてマナと関係を結ぼうと画策している。