76421's Review List

2時間くらいの音声作品。今作のヒロインは海。声優はもちろん本渡楓さん。
海ちゃんのASMRは2作品目(だと思うけれど)、(前作聴いている人はもちろんだが)今作から聞いても問題なし。

前作でもそうだったけれども、幼げで聴いていて元気が出るような声が良かった。
感情の表し方に起伏が大きいのも、よりこの聴いていて元気が出るような声を引き立てていると思った。

個人的お気に入りはトラック2。
エンジン音もいいし、そういう音に疑問を持つ海ちゃんも可愛らしかった。

1時間強の音声作品。
雨の日にダウナー系の彼女に耳かきをしてもらうというもの。
声優は有井ユウさん。Youtubeでもいろいろと耳かきボイスの配信をしている。

耳かきに特化していて、耳かき以外のシチュエーションは無し。
だが、耳かきだけで左右で通常の耳かき、綿棒、梵天、指かきと4種類のシチュエーションが楽しめる。
耳かき部分は声少な目で、雨の音と前述の複数種類ある耳かき音がうまく調和していたところが良かったと思った。

重複部分除いて30分強の音声作品。
聴き手(=主人公)のことが大好きなお姉ちゃんに耳かきなどをしてもらうというもの。

作品紹介にトラック別の再生時間が書かれていなかったので書いておくと
オープニング 02:12
あまあま耳かき 09:22
恥ずかし混浴 05:39
あまあま添い寝 08:55
耳舐め 07:12
で、どれも10分以下で気軽に聞ける長さ。

シチュエーションはこの手の音声作品にしてはオーソドックスなものが多め。
どのトラックも弟大好きな気持ちがあふれ出ていて、かなりのブラコンっぷりが出ていた。
また、全年齢対象の健全な作品のはずなのに、中には結構ドキドキするシチュエーションもあった。
姉好きの人にはお勧めできるかもしれない。

第二次世界大戦中のあるドイツ兵にスポットを当てた、全年齢対象の同人SLGゲーム。
前作(泥の中の虎 オットー・カリウス)同様に兵器や歴史的背景にものすごく凝っていると感じた。

基本的な戦闘システムは前作までと大きく変わらない。
だが、今作では、部隊を編成したり新兵器を開発したり、SPを消費してスキルを使用したりと新規の要素も追加されて、よりプレイしていて面白くなっていた。
また、高速モードが追加されたりしてシステム的にもより遊びやすくなっていた。

難易度は4段階で、簡単なほうから、ビギナー、ノーマル、アーケード、リアリスティック。
私はアーケードでプレイしたけれども、序盤はともかく中盤以降は結構難易度が高かった。
兵器の開発、調達を効率よく行って、かつ運を味方につけないと中盤以降のステージは苦戦の連続だった。
敵の増援や航空攻撃がかなり厄介だった。
ステージ途中でのSave&Loadができなければ、クリアできなかったかもしれない。

プレイ時間はプレイスタイルや運によっても変わってくるかもしれないが、私の場合は普通にクリア(難易度は前述のようにアーケードで、勲章はコンプしていない状態)までに21～22時間くらいかかった。
結構ボリュームもあって、難易度も相まってやりごたえのあるゲームだった。

1時間くらいの音声作品。
バイノーラル収録ではないらしいが、サンプルボイスを聴いて良さそうだったので購入。
声優は箱河ノアさん、綾奈まりあさん。

個人的に百合音声作品も好きなのだが、百合音声作品の場合は主人公が聴き手ではなくて、第三者視点から女の子同士の会話を聴くような感じになる。
だから、声優さんが2名以上だとより前述の第三者視点から女の子同士の会話を聴くような感じをより楽しめる。
この作品は、2名の声優さんが起用されていて、2人の演じているキャラの性格の違いもあって聴き心地が良かった。

1つのシチュエーションは短いものの、全部で40を超えるトラック数でシチュエーションが多いのも魅力的。
何となく聴いていたくなるようなガールズトークが繰り返されるのが実に良かった。

価格も定価で税込み110円と非常良心的で、間違えなく価格以上に楽しめた作品。
オススメ!

再生時間は、ピアノやBGMの差分除いた本編(トラック1～4)だけだと1時間半弱。
ある漫画を元にした音声作品。

元となる漫画は知らなかったのだが、それでもボイスドラマみたいな感じで問題なく楽しめた。
背景に流れるピアノのBGMと浅見ゆいさんの声のバランスがイイ感じだった。
特に音声作品にしては(前述のように浅見ゆいさんの声も良かったのだが)BGMが作品評価に占める割合が高いと思った。

また、音声作品(特に全年齢対象)と言えば耳かきが定番。
原作では耳かきは無かったらしいのだが、最後にこういったシーンが追加されているあたり、ユーザーの求めるものがわかっていると感じた。

不思議の幻想郷のサウンドトラック。
全31曲で、総再生時間は約73分。曲数と再生時間のわりには良心的な価格かもしれない。

お気に入りの曲は何と言っても20曲目のanother face(ボーカルあり)。
この曲はゲームのOP曲で、ゲーム中でもこのサントラでも何度も聴いた。
最後にはピアノアレンジ版(これもボーカルあり)もあって、これらもあわせて楽しめた。
茶太さんの声もイイ感じだった。

欲を言うなら、歌詞カードが無かったのが少し残念だった。
それと、曲ごとに、どの曲が場面で流れる曲なのかの解説もあればなお良かった。

それでも、前述のようにanother face神曲だったので買って損したとは思わなかった。

ツクール製のMAP移動ありADV。全年齢対象の作品だが結構過激な描写もあった。
ADV部分のシステムがやや不便なものの、ルート分岐と思われる選択肢は色が変わったり、イベントが起きそうなところは印が出たりするので攻略はそこまで難しくなかった。
BADENDを見ることでパスワードが少しづつ解放され、これがそろうと真の結末を見ることができる仕様なので、最初はどうやってもBADENDになると思う。
プレイ時間は、プレイスタイルやテキスト読む速さによっても異なるだろうが私の場合は4時間くらいだった。
SAVEできる場所が限られているけれども、こまめにSAVEし、かつある程度SAVEを残しながら進めたほうがプレイしやすいと思った。

近未来ものの全年齢対象ADVゲーム。
システム面はやや不便なところもあったが、最後までプレイすることはできた

立ち絵のある登場人物こそ少ないものの、過酷な世界で生きる主人公(ロイ)とサチ、それとピアノドロイドのナナ。この3者の会話や心境の変化がなかなか良かった。

それと、近未来ものでロリキャラとアンドロイドが出てくるのに、ロリキャラがアンドロイドではない作品は珍しいと思った。
この手の作品ではロリキャラがアンドロイドや機械である作品が圧倒的に多いと感じるので。

プレイ時間は、文章読み進める速さによっても異なってくるだろうが、私の場合は5時間くらいだった。
また、選択肢は少なくて、攻略は容易だった。

ChristmasTina -泡沫冬景- 日本語版の追加DLC2作品目。
こちらも単体での動作は不可みたいなので注意が必要。

プレイ時間はテキスト読む速さによっても異なってくるだろうが私の場合は2時間半くらいだった。
テキストが読みやすく、短いチャプターごとに区切られていているので、実際にかかった時間以上に短く感じられるほど集中して読めた。
それと、CG枚数が20枚あって長さのわりに多かったのも良かった点。

本編とは別人物視点での話ではあるものの、本編のキャラも登場。
今作でも、立ち絵メインではなく画面全体を使った演出メインな点も楽しめた。
ストーリーは、バブル期の日本と中国の状況の違い、それに伴う裏社会の事情、主人公の青年の心境の変化とかがしっかり描写されていて、面白かった。