河合さんのレビュー一覧

最初から最後まで愛がある話でした。芽生えていくかたちなのかな?と予想していたのですが最初の方から愛情の片鱗がセリフの端々にあり、なおかつ最終トラックで最初から好きだったことの告白があります。プロポーズの言葉に対してあまり良い反応が返ってこなかったところでうろたえながら結婚すればこんな得が～と言い連ねるところが個人的に好きでした。
強制的というかたちであるだけで主人公も割と乗り気ですしむしろ逆に奉仕もされるし、して欲しいことをねだってそれを叶えてくれるシーンもあります。どっちが(タイトルの)性奴隷だろうな?というセリフも本人から出たりで最初から付き合っていないだけでラブラブでした。
あと主人公の肉付きの良さへの形容が後半に多くて、それに興奮しているのがわかるのも含めてえっちだなあと自己投影派ではありますが肯定的に聞くことができました。作品説明でもあるように淫語は多めで三橋さんの低めの声と相まってよかったです。

絵師さんが好きで発売前から楽しみにしていました。敬語とタメ口の入り混じった後輩感のある三橋さんの演技今回も最高でした。お風呂のシーンなどでは後ろに流れるお湯の音や三橋さんの声が生々しく、今お風呂にいるかもしれない、となりにいる!とドキドキしました。声が近くてすごかったです。
トラック4にて言葉にして付き合いませんかと明確な告白をされるのですがそれに対し主人公は濁したのかな?ととれるニュアンスでその後も主人公の入れるのはダメという言葉もあり最後まで恋人同士になっていません。個人的にすぐに告白になって恋人になってあとすべて恋人同士の行為というよりお互いに好意のある曖昧な関係のままの行為が好きなのでそこがよかったです。
主人公が後輩くんの入っているお風呂に寄っているとはいえ自分で入ったり、その後の反応からも思い合ってはいるんだろうなあと思えたので、主人公のかたちだけの抵抗をダメだよと強引にしてくれるそのほどよさが好きでした。
告白前のお互いに酔っ払った状態で顔が近づいてついキスをしてしまうシーンが一番ドキドキしました。
最終トラックの秘密という要素が気になっていたのですがお風呂の入浴ASMRがありつつ、致しているので最後のトラックまでいっぱいしてもらえました。
所々でずっと先輩を見てた、好きだったと打ち明けられるのがよかったです。三橋さんなので行為シーンについては言うに及ばずでとてもえっちでした。

一番に気になっていたのは愛はあるかどうかだったんですが愛はあります!
それがはっきりわかって歓喜しました。ずっと見ていたというセリフが序盤からあり、その時点であっと思ったのですが明確に彼から特別だったことを伝えるセリフもありました。個人的にヒロインが何気なくした優しさが彼にとってはいちばん欲しかったものでずっと特別として覚えていたシチュエーションが好きすぎるのでそれがわかったときにものすごくテンションがあがりました。
無理やりではあるものの腕力は使われないので安心できます。ずっとずっと気持ちよくしてくれること一緒に堕ちようといざなわれること、とても甘い誘惑でした。
monoblueさんの作品はすべて聞いていますが本当に一線を画するように描写が激しくなっているのでさすがblackと生唾を飲み込みました。でも激しすぎず、こういう作品でよくあるような彼氏を揶揄する描写も傷つけすぎず酷すぎずで上品だなと思いました。
個人的に彼氏だと思えばいいと言ってそう思い込み耐えようとするヒロインに抱いているのは自分だとちゃんと目に移させるシーンがえっちで大好きです。
大事なときに彼氏ではなく五峰さんが助けにくるし彼氏が基本的に優しさも行為の上手さも気遣いも足りてないというのがいい塩梅で罪悪感を抱きすぎずに聞けました。
ストーリーを通し、五峰さんにとっても今回のことで心のどこかにあるもやもやが吹っ切れるといいなあと聞き終えて思いました。
最後まで彼氏とのことは明確にはっきりすることはないのですが、それでも五峰さんからの情は本物だしヒロインももう体も心も堕ちているように思えるので(このかたちだったとしてもお互いに特別であることには変わりないのですが)それでもいつか恋人になれるのかな?と勝手に想像してしまいました。
とても楽しませていただきました!ありがとうございます!次回作も楽しみです。

トラック1と2がそれぞれ10分超え、トラック3が40分を超えていてどのトラックにも触れ合うシーンが含まれているのでとてもおなかいっぱいになれました。

スキマチェリーさんのたどたどしい話し方がかわいいなあと思って聞いていたのですが、それすらも演技!でも可愛いのでOKです。Lime unjourさんのほかの作品も聞いたことがあるのですがサークルさんのなかでもいちばん無理やり感があった気がします。薬を使われますが痛いことはまったくされず、気持ちいいことだけなのですがなぜかそれが余計に無理やり感を感じさせました。ヒロインに他に好きな男性がいるからかもしれません。ヒロインに好きな男性がいるのを指摘されるシーンはそれを知っているくらい見ている、察せるところにああ、冷静だ、冷静にこういうことを選んだんだとゾクゾクします。

視聴を聞いてこういう話し方が好きだなあと思ったら絶対買いだと思います!いっぱい聞けます!本番もえっちでしたがトラック3の翌日会社で抱かれてまだ余韻の残るからだに響かせるように話されるのが直接えっちなことをされていないのにすごくえっちさを感じさせてすごいなと思いました。
×××上司の×××に入る言葉は嘘つきかな?でもほかにも当てはまる言葉を勝手に想像してしまったのも楽しかったです。

フリートークから聞きました。三楽さんがいつもの通りにテンションが高くて楽しそうに話してくださってかわいいのでファンの人はぜひ必見だと思います。僕にしては大人なキャラとおっしゃられたときに思わずふふふとなってしまいました。その言葉の通りなんにも裏がない大人な男の人なので安心して聞けました。
三楽さん自身も触れられていたのですが年上として話を聞いていると思わずアドバイスをがしがちだけどでもこの三好佳彦という男性はそうではなく、ヒロインの話をけっして否定しない～ところが良いと話されててその通りだなあと思ってしまいました。
視聴でも聞けますがヒロインが泣いてるとわかったときにびっくりしているところやえっちな描写以外も可愛くて聞いていてずっとにこにこしてしまいました。髪の毛もかわかしてもらえます!
短めの時間にぎゅぎゅっとつまった作品ですが行為自体の描写はもちろんそれ以外のそういうふとした描写が愛にあふれていて素敵だなあと思います。えっちな描写はキャストさんとこのサークルさんですので言うことなし以外になにも言えないのでとにかく聞いてほしい。ヒロインもえっちなことに積極的で(攻める側ということではけっしてないのですが)一緒に気持ちよくなろうね感があるのが個人的にすごく良かった。えっちなんだあってあまーく言われるのほんとうにドキドキしました。
38歳という年齢に最初はびっくりしてしまったんですがそれを踏まえてずーっと優しい敬語で(時折敬語でない言葉が混じるのがまた可愛い)話してくれるのが利いていて余計素敵に思えました。とても素敵な作品をありがとうございます。幸せな気持ちになりたいときにぜひおすすめしたい作品です。

短めだからこそ最初から最後までい濃密にぎゅっと詰まっていて大変満足させていただきました。
Sと言っても意地悪という感じなので(愛があるからこそだと聞いていてわかってとてもよかったです)本格的なのはな～と言う人にも安心です。個人的に意地悪をしながらも好きだからこそ先輩もいっぱいいっぱいになってくれて、スキがありすぎだよとキスの合間に怒られるシーンがいちばんぐっときました。
冒頭の見つかって嫉妬で詰め寄られるシーンもとってもよかったです。

トラック5が本編と言ってもいいような気がします。途中まで愛はなく、単純に体が目当てでほかの女の人にもやっているのかなあと思って聞いていたのでびっくりしました。複雑に入り混じった愛憎を向けられるのでただ愛されている(それももちろん素敵なのですが)よりも個人的にはとてもとてもよかったです。
そっちもその気だったんだろう?と言われて拒絶するシーンで怒声が入ります。三橋さんの演技が良すぎるせいで本気で怒鳴られてるみたいでドキドキしました。怒声はどちらかというと苦手なんですけど目覚めそうでした。
トラック5を聞いてから改めて聞きなおすここはこういう気持ちだったのかなあと想像できて二度美味しい。主人公をよく見ているところ(自分が笑うと嬉しそうにするとか、近づくと緊張してだろとか、のどをあけて歌うところがエロかったとか明け透けに言われるのえっちでした)は好きだから見ていたんだろうな。
いらいらしているシーンが結構あるのですが単純にいらいらしているというより好きまではいかなくても自分のことが満更でもないんじゃないか?という期待が少しはあって、それが裏切られたからなのかなあと思うとかわいいなと勝手に思ってしまいました。
どうでもいいんですが世相を反映した体温の測定とか手の除菌とかのシーンが入ってリアルだなあと思って聞いていました。序盤のひとカラの最中に混ざってくる流れがほんとだったら怖いなと聞いていて思うので主人公も嫌いとかではなく、やっぱりそこに少しはなにかがあったのかな?

乱暴に抱かれるシーンを目当てに購入してそれだけで大満足だったのですがそのあとに爆弾のように心情を吐露されて聞いていて最高になれました。聞き返すと揶揄や罵倒はなく、ただただもう受け入れてしまえと何度も繰り返し言われていて、それは自分を受け入れてほしかったからだったのかな?と思えてしまいました。とてもよかったです。

全エンドクリアして改めてあとをひく作品だったなと思いました。アンチロマンスというだけあって恋愛色は枢姫色以外薄い作品です。正直に言って乙女ゲームではないと思います。それでもプレイできてよかったと思います。
とくに絵馬くんが首をくくるためのなわを準備しながら涙声でうたっていたアオペロの曲が耳に残ってプレイ後もときどき頭をよぎりました。
絵馬くんの終幕01の電車のシーンでこっちもずっと泣いてて、終幕02はどうして?!と言ってしまうような最悪に最悪が重なってこんなことないよって声の演技も相まって震えながら泣いていました。すべてを終えて振り返ると「生」を選択したエンドも含めて絵馬くんのエンドがいちばん記憶に残ったかもしれない。

個人的な感想になりますが枢姫色のエンド06がほんとうによかったです!ほかのルートはどちらかというと生き様と死に様を最期まで見守るという感じでしたがこのルートは異色で主人公による影響が大きく、他人のために生きていたあの枢姫色にあんなセリフを吐かせ、激高させ、縋らせたということに正直とても興奮させていただきました。唯一のキスがあるエンドでもありますが、すべてを食い尽くしそうなキスなのに縋るみたいで、寂しがりな本質を改めて大好きになってしまいました。

みんな自殺したいと思ってても怖くないと思っているわけじゃなくて、痛いのが平気なわけでもなくて、それでも恐怖して震えながら死を選ぶ図を見届けるのは、こっちまで痛みを覚えるようでした。痛みと恐怖を感じている最期の彼らの姿を見るのは正直すごくキツかったです。
自殺を選ぶ血にまみれた痛みを覚える衝撃的なエンディングに比べると生きることを決めたエンディングは静かと言ってもいいかもしれませんが各キャラに必ず生きることを選ぶエンドがあるのは、死ではなく生きると思える可能性があったと思えるのは、救いだなと思います。

好きだからこそ触れ合いたくて触れ合いたくて仕方ない彼氏とのすれ違いが(聞いている側として好きという気持ちが伝わってくるけど困る気持ちもわかるのでどっちもよくわかる)じれじれで大変楽しかったです。二週目を聞くことによりここでこう考えていたというのが伝わってきて二度楽しめました。間違いなくお値段以上です。
勘違いされていたことに対して傷ついたような声を出すシーンがいちばんどきどきしました。

ヒロインの顔が出るシチュエーション音声は珍しいなと思ったのですがデフォルメの絵が塩くんもヒロインもすごくかわいいです。
塩くんのその名を体を現すような態度(でも愛があるのは端々から聞いていてなんとなくわかる)とえっちへの積極さのギャップがすごくよかったです。塩くんが本人がするのが好きというように結構えっちな描写が濃厚なのでそういう意味でも満足しました。個人的に喧嘩のときのくっつかないでという言葉にちょっと傷つきそうになったのですがくっつくとしたくなるという言葉にかわいいなと思ってしまいました。えっちが嫌いじゃないようにくっつくこと自体は嫌じゃない塩くん…。嫉妬なんてしたことないとわかりやすいことを言うところも大好きです。