ぱくちー的赏析一览

好きな音声がコミック化すると聞いて、楽しみにしていました。

大学の友人グループのひとりだった槙島くん。ヒロインにとっては友人の一人として気を許していましたが、実は……といった内容です。

ヒロインの性格は割とフラットだったので、自分は夢視点で楽しめました。

既にお声ありきの作品なので、コミックを読んでいてアニメーションの様に頭に流れ込んでるのがとても良かったです。音声では得られない視覚的な情報を得る事が出来るので、再度音声を聴いたら更に楽しめる気がしました。

こちらの作品はお気に入りでもう何度も聴いていますが、色々と考えている内にレビューを書くのが今となってしまいました。

ヒロインの事をとても大事に労わってくれる優しい部分と、絶倫であることをヒロインに打ち明けられず、眠ってしまった後にすやすやえっちをしてしまう部分を併せ持つ寿々瑪くん。一見、ギャップがある様に見えるのですが、その実は愛する人を労わって、求めて、支えて……とても愛情深いシンプルな人だと思いました。
行為はほとんど眠っている最中がメインですが、起きている時は思い切り甘やかしてくれて、ヒロインに対する好意を思いきり感じます。

また、何度も聴いているのにレビューが遅くなってしまった理由の一つとしては、事が進むのが睡眠の最中であるので目を閉じて聴いている事と、演者さんの語り掛けがとても優しくゆったりとしていて、寝落ちてしまうんですよね。

寿々瑪くんを始め、作品全体に睡眠を促されている感じがして、入眠用にも最適なのでは???と思っています。安心感がある素敵な作品です。

妙有くん、めちゃくちゃ煮詰まっている感じのオタクくんで最高ですね!なにせジャケットや紹介イラストの妙有くんのハイライトが一切ない。笑

かたやヒロインは妙有くんとは真逆の人生を送って来た女性。妙有くんとは配信者とリスナーとして出会って、コミュニケーションを交わし、特定&家凸されてしまう訳なのですが……。

押しかけるまでの流れがゆっくりと描写されていてよかったです。
また、妙有くんの長年熟成され続けた退屈さや思い込みの激しさなど、勘違いに陥っていく解像度が生々しいんですよね。対人関係の経験不足で判断材料が乏しいんだろうなーとか。
なまじ秀才なのでその気になればあれこれ実現できてしまう怖さを感じました。

音周りの話となってしまうのですが、耳元でささやく距離感が近い!舐められる様な感覚をおぼえる程、鮮明で良かったなーと思います。

ヒロインの女の子は悪気無く浮気してしまうようなタイプで、彼氏全員に対して同じように好意を持っている様子。誕生日に誰と過ごすか迷いつつ、決めた一人と過ごした楽しい時間……でしたが、まあ思いもよらぬ方向に発展していくわけです。

行為シーンは、まず男3人の肉体美が凄いなあという印象でした。それもそのはず、3人は輔くんが勤めているジムで知り合ったという。奇跡的な共通点な様で、行動範囲が被っていれば割とあるあるなのでは無いかなーと思います。

ヒロインの自業自得で制裁4Pになるわけですが、内容がハードな割りに彼氏達は情もあるようですし、「回し」や「合意なし」の中ではマイルドな部類に入るかと思います。

ちなみに、私は景虎くん推しです!ヒロインと比較して、種付けプレスが映える体格がとても素敵だと思いました。とても純粋で、ヒロインの言葉に一喜一憂している表情も可愛いです。

後付けに書いてらっしゃった続編も、楽しみにしていたいと思います。

クールで口数が少なく、不愛想で少し生意気な年下の太一くん。めちゃくちゃ可愛いです。演者の三重奏さんの、ややシャープなお声がピッタリでした。

ヒロインは過去の経験から、男性と交際することから一線引いているのですが、それを知りながらアプローチをしてくれる一途さが特に好きです。

また、12月にだけ利用できるデリバリーサンタを運営しているヒロインですが、太一くんはそれ以外の期間も一緒に居てくれるのですね。心強いなあと思います。

ヒロインの年齢が自分と近いので、どうしても重ねて聴いてしまいました。心が温かくなる素敵な作品ですね。

天さんは卑屈で泣き虫な神様ですが、ヒロインの為に色々な事をしてくれます。生活面での面倒から、人間関係での面倒の解消まで……。

プレイ内容がとても斬新だなあと思いました。触手を音声で表現するのも、感覚遮断&解除も音声作品では珍しいのではないでしょうか。

天さんのヒロインに対する穏やかな印象とは裏腹に、仄暗い執着を感じる表現がとても良いなあと思いました。
最後、事後の快楽でドロドロになったヒロインに対する台詞が好きです。

綾斗さん凄いですね……!
終始溺愛でわたし(ヒロイン)に対して甘々なのですが、恐ろしい事に淡々としています。淡々と溺愛してくるのです。

プレイ内容は作品ページの通りなのですが、本当に一貫した態度をとってくるので、ややハードなプレイでもマイルドに感じる不思議……。

作中にヒロインとの出会いが語られて、それによってヒロインの態度が軟化するのですが、それも綾斗さんの計算どおりで、どうあっても敵わないのだなあと思います。こうなったら受け入れる方が楽……そう思ってしまいそうで、怖いなあと。

共依存ルートまっしぐらですね。楽しかったです!

可愛いですね、幼馴染のハルトくん……!
言葉の端々にヒロインの事が好きで仕方ないのだなあと感じました。

事の発端がヒロインの転居なのですが、もう少しきちんと話すことは出来なかったのかな?とか、穏便にどうにか交流を続けることは出来なかったのかな?と思ったりしたのですが、親しすぎる仲だからこそ本音を伝えられなかったり、改まって話をすることが困難だったりすることもありますよね。色々な状況がハルトくんを追い詰めたのかなーと。葛藤を感じて良きです。

眠っているヒロインに対するハルトくんの苦しそうな声がとても印象的で、ひっそりとした声がとても優しいです。

聴き始めた時、思わず「ウワァ～～～～～～～～!!!!!」と声が出ました。何故なら、冒頭から全力で赤ちゃん扱い、ベタベタに甘やかされて、大人である自我がパンクしてしまうからです。聴く都度こうなります。
夫である充希さんは、一人称が「俺」。ですがプレイ中は自分の事を「ママ」と呼び、お気に入りのおもちゃ(全年齢)であやしてくれたり、優しく語りかけてくれて、いつしか自分が「充希さんのばぶちゃんである」ことに何の疑問も持たなくなりました。
しかしながら、プレイ内容はきっちりとエロいので安心してください。(?)

充希さんが夫で私が妻ですが、充希さんはママであり人妻の様なしとやかさもあり、恐らく彼本来の性格というか持ち味の様な雰囲気があります。赤ちゃんプレイではありますが普段のプレイとの地続きを感じました。

まず、作品名が印象的すぎて予告の頃から注目していました。こちらの作品はカウントダウンボイスがあり、本編以外でもみれい君に触れることができるのがとても嬉しかったです。

さて、本編ですが「こねこさん」というヒロインを通して、みれい君を見る形となります。この「こねこさん」が割と個性的で、結果、自分とはかけ離れていましたがとても面白い視点でみれい君を見られたと思います。

みれい君はガッチガチの陰キャで、オタクで、童貞でした。でも、怒ったり泣いたり考えたりしながら真正面から向き合うとても自然体でとても美しい男の子でもあると思いました。一言で言えば「かわいい」ですが。

はあ……。拝聴した後しばらくは情緒がめちゃくちゃになってしまって、正直今も引きずっています。二人には幸せになって欲しいなーと、心から思います。