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予想していたより怖いおにいちゃんでした。
お話のはじまりは「見知らぬ部屋で目覚めたところ」なので、どうして連れてこられたのか、そもそもヒロインちゃんはどういう人物なのか…なんなら彼・ストーカーさんはどういう人物なのか…も全カット。
突然「おはよう」と声をかけられ、兄妹だからキスをしようか、というところから始まります。
このお話のテーマである催眠をかけるシーンも中盤でやっと出てきた程度でほぼ描かれないので「何も分からないヒロイン」の気持ちに入りやすいと思います。
お話が進むにつれて彼の名前や生い立ち、どうして彼女を連れてきたかが明かされ、彼のことを徐々に知ることに。
しかしながら「なぜ兄妹の関係になりたがるのか」という点については最後まで明らかにされず、こ、こわーーーっっっ!!!!!!となりました。闇が深そう。
彼の態度も最初から最後まで一貫しているので(たとえ逃げようとしても激昂するわけでもなく)更に怖いです。
お兄ちゃんが妹っていったら私たちはみんな妹!
ストーカーをされておうちに連れてかれちゃいましょう。
褒めて、甘やかして、添い寝して…大きい声で3回繰り返したいくらい、そのタイトル通りのお話でした。
どうですか??九財翼さんご出演作品でこんなピンクにぼかしたふちの白中抜きみたいなキラキラしたフォントでタイトル書いてあることありますか??ないんですよ、初めてなんです。
それだけで蜜愛ディザイアさんの方角向いて頭下げたいくらいでございます。
ありがとうございました。
九財さんの甘々声のトーンってすごく穏やかで優しいんですよね。
声を甘々に作り変えているわけではなく、読みのトーンで調整しているのかな、という感じです。
普段そうじゃない声の方をよく聞いている方もぜひ一度試してみてはいかがでしょうか、と思います。
本編ですが、終始…プロローグから行為中からエピローグに至るまで全て「頑張り屋のヒロインちゃんに対してアレコレ言うこともなく、側で優しく肯定して見守ってくれる彼」という構図に徹していて、すごく心が温かくなりました。同期だからこその見守りですね。
いちゃついて、添い寝してお話して、またいちゃついて、添い寝してお話して…そんな繰り返しの中で少しずつ「実は好きだったんだよ」「私も気になってはいたんだけど…」とお互いの心のうちを明かしながら距離を縮めていく姿がすごく丁寧に描かれていて素敵です。
本番までもすごく時間をかけている二人なのですが、遥斗くんはちゃんと最初から最後までゴムつけてくれる子だったよ…偉いね。
シ彼はゴムつけなさい派閥の人はぜひ安心して聞いてみてください。
やって終わりではなく、しっかり「彼女が頑張り屋さん」というところも回収しての終わりだったのがすごく良かったです。
お仕事だとかを頑張りすぎちゃう方、頑張りすぎてもう限界きてるよー!という方がいたらぜひ聞いて欲しいです。
腹黒というか意地悪さんですね(笑)
会社のパソコンでいかがわしいものを調べているのがバレてしまったヒロインちゃん。
これを「うわ…」なんてひかずに「なんてもの調べてるの笑」とからかってくる一輝くん。
酔って連れ込まれた彼女のお部屋にちらばってるラブグッズを目にしてもその態度は代わりません。
そんなラフな関係性なのでラブグッズがバレてしまうという共感性羞恥を覚えそうなテーマにも関わらず(笑)、心がざわつくことなく聞けました。
一輝くんの明るいキャラクターがすごく良かったです。
ねちねち攻めてくる姿もとっても楽しそうです。
そしてふたりは両片思い。お互いちょっかいを出してみたりしつつ、不慮の事故をきっかけに距離が近づいていくわけですが、すごく微笑ましかったです。
冒頭の日常シーンがすごく楽しいのでぜひ。
そしてそして、音質がすごく良い!
耳元での九財さんの色っぽいささやき声、とっても距離が近いです。
こちらのサークルさんだと「豹変ドS部下の拗らせすぎた狂愛」でも九財さんがご出演されていますが、そちらもオススメです。
どすけべ気質なキャラクターを演じる九財さんって往々にして破壊力高くないですか!?!?
舐め音すら通常verと比べて色気が増している気がします。
そこにオラつき要素が入ったら更に最高…!!
このお兄さん・根尾浩輝くんもそんなお兄さん。
おとなのあそびば、とはいわば大人の行為ありの会員制クラブ。
浩輝くんはそこに入り浸る性欲旺盛なガテン系・筋肉系のちょっとオラオラし(つつもどこか優しさがある)た男子。
そこでヒロインちゃんと出会い、口説き、行為に…というのがお話のはじめです。
そこから一度関係を持ち、更に別日に関係をもつというシナリオです。
タイトルにある「絶倫」の通り、何回でも出来てしまう浩輝くん。
ヒロインちゃんは大丈夫なのかとなるところですが、寛容に受け入れているので大丈夫なようです。
乗り気なヒロインちゃんだとお話のノイズにならなくて良いですよね…!!
がるまに特典も30分というボリュームなので大変よかったです。
ちなみにポケドラの特典は酔った彼女を介抱しているうちに車の中でいたす…みたいな内容でどちらもオススメです。
GOLDさん、定期的に九財さん起用の新作待ってます…!!!
こちらのサークルSlameにおいてマッサージやお風呂要素がある作品というと『ダウナー彼が全力で貴女を寝かしつけます』『デキる上司はトロ甘おじさん!?』『手籠にされるシリーズ』などが挙げられるかと思いますが、今作はそれを一挙にまとめたようなマッサージ特化型作品となっています。
しかも新生活キャンペーンということで価格は110円据え置きと大変お買い得。
新生活ってこの作品が発売された春頃のことを限定して言うのでは??と思いますが、人生いつだって新生活みたいなものですからね。納得のずっと110円です。
おすすめポイントとしてはトラック1~トラック2にかけての、健全な癒やしパートの多さ。
今日はちょっとセンシティブなの聞く気になれないんだよなぁ…なんていうときありますよね。
そんなときでも入眠用・リラックス用としてさくっと聞けるので、ライブラリにひとりこのお兄さんを置いておくのはオススメです。
和水 療さんは実家が鍼灸院、今は個人でマッサージ店をしているお兄さん。
タメ口調で施術をしてくれるのであなたとの距離もより近いものに。
普通にマッサージしている時はすごく優しいのですが、えっちスイッチが入ったときは結構意地悪で、そのギャップにやられます。
トラック2でうっかり手を出してしまった療さんですが、その後「やってしまった」とおろおろしている姿も。
187cmの大きな男が「もう来てくれなくなったらどうしよう」と悩んでいる姿、大変可愛いものがありますが、最終的には上手くまとまったようなので良かったです。
個人的な思いとしましては、こちらの作品からこのサークル・Slameに入った方はぜひ他の作品も聞いてみると良いんじゃないかなと思います。
癒やし作品であれば『ダウナー彼』、王道の『手籠シリーズ』、『紳士監禁』はお話が完成されつくしていてオススメですし、ワンコ彼が好きなら『欲情ワンコ』とかが良いと思います!!
姫咲さん演じる優しい純粋な彼氏・小太郎くんと、九財さん演じる徹頭徹尾悪い男・大輝くんのやり取り。聞いていてすごく楽しかったです。
九財さんって悪い男をノリノリで演じるの本当にお上手ですよね。
付き合って半年、ホテルに行かない?と誘うところから始まる初めてのえっちシーンがとにかく可愛い…!
小太郎くんのコンプレックスもふたりなら関係ないもんね(T_T)
ずっとそのままでいてくれ…!と思ったのも束の間、ヒロインちゃんの前に現れた大輝くん。
これがまぁ悪い男。ヒロインちゃんに対しても「好き」というよりは「気に入った」的な好意なので愛情という愛情はありません(多分)
ヒロインちゃんもヒロインちゃんで、男性に対する免疫があまりない、ということが災いしてなのかすんなり受け入れちゃうんですよね。
小太郎くんからしたら哀しすぎます…。でも大輝くんに対して立ち向かえるのは偉い!!!
エンディングが3種類もあるので聞き手にとってはどれかしら腑に落ちるものがあるはず。
私は小太郎くんと仲良しエンドが好きですが、ヒロインちゃんが堕ちきってしまうどっちもエンド、NTRエンドもなかなか聴き応えがあってお気に入りです。
ハウスキーピングサービスの片桐こうさんのお話です。
タイトルの通りとにかくあらゆるところを舐められます。
九財さんですからそのあたりの濃密さは保証されています…!
お掃除を頼んでいる間に疲れて寝てしまったおかげで、こうさんに襲われてしまうヒロインちゃん。
次に呼んだときは狸寝入りだったようなので、合意ということでちょっと安心。
スタッフとお客さんということもあり終始敬語なこうさん。
落ち着いている方なのかなと思いきや、トラック5では嫉妬したこうさんのお声を効くことが出来ます。
ここまでのお話で聞いたことがなかったトーンでの嫉妬なので、「へぇ、そんな声出るんだ^^」と大変にっこりいたしました。
最後は無事に恋人同士になれてハッピーエンド。
疲れているときに聞くと整う作品かと思います。
人間として育ったあなたは目が覚めると小型犬になっていた…!
大変です。自分の身に置き換えても大変なことだし、とても不安でしょう。
でも訪れた保護施設の先生が優しく優しく慣らしてくれるので大丈夫。
そんなトラック1がすごく温かくて、何度でも聞き返したいと思いました。
今作も他のLove Beastシリーズの設定を引き継いだ作品。
それぞれ独立しているのでどの作品から聴いても大丈夫です。
今まではヒロインちゃんが人間でしたが、今回は獣人!
ラブビシリーズ安定のどすけべさもありつつ、ゆっくり距離を縮めていくふたりです。
そして最後のトラック5。
ヒロインちゃんは九狼先生と良い関係性になったばかりにも関わらず、最上位種の獣人(から順に)とお見合いをしなければなりません。それは政府のプログラムなのでしょうがない。
最上位種といえば白虎やライオン…九狼先生のような狼は上位種でしょう。
一体ふたりはどうなってしまうのか…!
そんな最後のトラックは約15分のふたりがお話しているだけの健全トラック。
幸せな余韻を残しながら聞き終わることができます。
野犬アルトさんは初めましてのキャストさんですが、先生としての穏やかな一面と獣としての一面、飄々とした一面、それぞれ丁寧に演じてみえてすごく良かったです!
初めてタイトルと内容を見た時「なんだこの作品…!!(言葉を選ばずに言うと)地雷てんこ盛りじゃないか!」などと思いました。
とはいえシナリオがあの「ちゅきちゅきシリーズ」を書かれている山田ハタさんということでワンチャンハートウォーミングな物語になるのでは??と期待を胸に拝聴いたしましたが、超えられなかったか…妹の壁……
関係性としては妹がお兄ちゃんを一方的に好きな状態。兄の結婚後は連絡も自ら絶っていました。しょうがないよね…
お兄ちゃんはヒロインちゃんのことを「妹」としか思っていなくて、妹がキス以上を望むなら当然お願いは叶えてあげる、だってお兄ちゃんだから。そんなスタンス。
束の間のふたりの時間だけはパートナーがいたとて妹を溺愛するし、最大限尽くしてくれます。
春士お兄ちゃんは自分のことを「お兄ちゃん」って言ってくれるタイプの、とても穏やかなお兄ちゃんです。
ここがとても良いところで、物語が暗い感じになりません。
逆に言えばどれだけ傷つくことを言われても明るいお兄ちゃんはそれに気がついていない。
平気で嫁の話や嫁の献立の話をするのでその度に1HIT、2HIT、3HIT…!とゴリゴリにHPが削られます。
いや、電話はだめでしょうが!!!!!
好きな人がぽっと出の女の話を嬉々としてする…人の気持ちも知らないで…誰しもこの傷つき方はしたことがあると思います。
それを思い出すことができました。
もはや一周回って「シチュってファンタジーでいいな♪」とすら思いました。
タイトルにある「鬱」というほどダークな作品ではありません。
「お兄ちゃんのバカ…!!!」と思いながら聞くとちょうど良いと思います。
九財さんのお兄ちゃん昨日は他にも(ヤバめなのが)2作品ありますが、春士お兄ちゃんは優しい感じですね。その点は心が満たされました!
2024年03月26日
雅仁さんのお声が聞きたくて購入しました。
安定の低音、そして今作は比較的淡々と喋るキャラクターでした。
一人称は「私」、二人称は「お前さん」と、あまりない呼び方の組み合わせ。どきどきしますね。
関口先生は女性を虐げないと満足出来ないという性癖の持ち主。
主人公のヒロインちゃんはずっと先生に恋をしているので、関口先生がどれだけ特殊な性癖を持っていても受け入れてしまいます。
先生も先生で容赦がないドSぷりなので(前戯ほぼありません)処女のヒロインちゃんは大丈夫か…??と心配になります笑
という話ですが、実は先生は…みたいな部分もあり、とりあえずは大丈夫なのかな…??ふたりに幸せな未来がありますように。