最初から最後まで凄く引き込まれる作品です。感情移入待ったなし。それがこの作品。
セフレという関係で始まる物語。セフレ相手の匠海くんの心境の変化、ヒロインに対する溢れる想い。だけどそれは本当なら待ち合わせてはいけない感情だったはずなのに。
セフレという言葉がまるで呪いの言葉のように匠海くんに突き刺さります。
ヒロインに問いを送るも回答は聞くのが怖くて、本当は違う関係を望みたいのにそれは叶えることはできなくて。でももう今までみたいに気持ちに蓋をする事はもうできなくなってしまっていた匠海くん。物語が進むにつれてこれでもかという程痛々しい気持ちが伝わり、心がギュッと掴まれてしまいます。
はじめはきっとそんな事は無かったんだろうな。でも心の中にぽっと咲いてしまったヒロインへの気持という花を匠海くんは受け取って貰えない。でも当分彼の気持ちの花は枯れないんだろうなって思うと、このレビュータイトルにつけた「儚くて残酷」という言葉が頭の中で鳴り響いて止まないのです。
匠海くんには本当に幸せになって欲しい。こんな形じゃなかったら彼はきっと幸せになれる人なんだから。
最後に彩さんの声で紡がれた匠海くんは本当に自然体で、この役を噛み砕いて理解したからこそあんなにも心にグッとくる作品になったのだろうなって思えてなりません。
本当に演じて下さりありがとうございました。
この作品に関わった皆様に対してありがとうと感謝の気持ちを込めて。
Sep-10-2024
あぅるくん…今回もありがとゥ…
やはり何回聴いても声も話し方もすきな件。
えっちでもぐいぐい攻めてくれるので助かります。(敬礼)
やさしくてあまあまなあぅるくん大好きだけど
こういうあぅるくんも好きでした。
つまりあぅるくんだからぜんぶすきです。
あぅるくんの作品全部買ってるので
つぎの作品も楽しみにしています。
Sep-10-2024
Sep-10-2024
今までの話の中で、一番狂気に満ちた1冊だと思います。
人間らしくて、欲望に忠実で、思考が常識的ではない。
皆この関係が普通じゃないのはわかっている上で、
裕希は芽衣が好きで、どんな関係でも離れたくないからこの狂った関係に身をおいている。
でも芽衣を独り占めしたい独占欲もある、一番の常識人。それ故にこの関係に対する葛藤がありそう。
明希は芽衣が傍にいるならなんでもいいのかなと思います。
本当は芽衣を独り占めしたいけど、芽衣が3人で居たがっているから芽衣の望みを叶えて傍にいることを望んだ人。
芽衣さえ離れずに傍にいてくれれば狂った関係だろうと構わない、むしろ3人の中では明希は大切なもの(芽衣)がわかりやすくて、大切なもの(芽衣)に狂っているから一番葛藤はしていないかもしれない。
今回のお話では、芽衣が一番狂っているのだと思いました。
2人に傍に居てほしくて、離れていかない保証が欲しくて、常識は頭の片隅にすらないのかもしれない。
両親を亡くして1人になった中で、明希と裕希の2人が離れていくのが怖いのもあるのかもしれません。
シリーズ1作目では分岐するせいのもあるのか比較的普通の女の子みたいだったから思いもよらなかったけど、よくよく考えてみたら不思議ではない感じです。分岐による芽衣の変化は、作者様の考え方が凄いな…って目から鱗でした。
見た目も、成長した3人がとても大人っぽくなっていて、それも素敵でした。
シリーズ通して読ませて頂いての感想は、買ってよかった、楽しかった。です。
シリーズ全部何度も読み返しています。
次回作も楽しみにお待ちしております。
ありがとうございました。
羽柴礼さんの低音ボイスが大人の色気にあふれていて、何とも魅力的。
視聴した瞬間にこんな男性に弄ばれたら…と興奮してしまった。
DANKEさんのシナリオも、実に秀逸。
変態上司という設定だが、嫌な感じは全くないし、むしろその執拗さがいやらしさを増幅してくれる。媚薬や拘束具といった小道具も効いている。
乙女向け/TLジャンルの作品だが、男に抱かれたいという男性(男の娘や女体化願望のある人?)も結構楽しめると思う。
こんな耽美的な世界に110円(サマーセールで何と11円)で1時間以上も浸れるなんて、本当にありがたい。
Sep-10-2024