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大切に飼っていたはずの猫が突然いなくなってしまった。
必死に探していた時に出会ったのは猫と同じ名前と瞳の色をした青年でした。

飼い主を想い続けた猫のレイが月の神様の祝福を受けて人間になり、ヒロインを愛し愛されるまでの物語。

聴く前からかわいいのはわかっていました。だって3ちゃい猫ですもの。
飼い主が好きすぎて発情期になったら暴走するんだろうという設定も想定内でした。が!!!甘かった･･･
かわいいどころの話じゃありませんでした。反省。

いつも凛として優しいヒロインが自分がいなくなったせいで泣いている。
どうしていいかわからず涙を舐め取ってしまうところに母性本能を丸ごと持っていかれました。

ペロペロがキスになり愛撫に変わる。
クンクン嗅がれ舐めら吸われる。
誰も教えていない人間の弱い所をヒロインの反応と動物の本能で探り当て、的確に甘く責め立てるレイくんのテクニックと学習能力は全然3ちゃいではありませんでした。
たどたどしい話し方とのギャップにクラクラします。

ヒロインの帰りを待つ間、定位置の窓辺で寂しそうに「にゃぁー」って鳴いてしまうレイくん。そこはやっぱり猫なんだね。

発情期になり、理性が飛びそうになるレイくん。目茶苦茶に「犯したい」ではなく「感じさせたい」なのが彼らしい。

本能が目を覚ましたレイくんはドSで独占欲全開で意地悪です。ヒロインのイヤもダメも聞きません。全身に噛み跡をつけられ舐め尽くされます。
うなじを噛まれながら獣の体位で貫かれ、力尽きても寝バックで子宮を離してもらえません。
チ◯コの大きさはかわいくないので覚悟して下さい。

レイくんが人間になりたかった理由にキュンとなりました。勝手に「ご主人様と恋人になりたい」だと思っていたので･･･。ますます惚れちゃった。

想いが通じ合った二人に末永く月の神様の祝福が降り注ぎますように。

DL特典も楽しみにしています。
素敵な作品をありがとうございました!