Rapportera granskning(Inmatningsinformation)

前作というか、1巻からの引き続きというか、クラリス嬢が元々する予定だった縁談話の続きという名の補填話って感じですかね。
とはいえ、前作できちんと殿下と心を通わせている状況ですので、見合い自体はクラリス嬢からきちんとお断りを入れます。
そんな誠実なところが、相手方にも気に入られているわけですが･･･引きづらずに、その思いをくみ取って頂け、円満解決!
でも、クラリス嬢に諸刃の剣を引かせた殿下は責任もってクラリス嬢を幸せにしてくださいね!って気持ちでいっぱいです。まぁ、諸刃の剣の件話、殿下は知らないままになりそうですが･･･。

で、これで後は王家との話し合いを!という心意気をしたところに、陛下(殿下の兄君)から「弟との接触を禁ずる」という書状が渡されてしまったクラリス嬢。
「え、えぇ～･･･(めっちゃ困惑)」してるクラリス嬢の裏側というか、書状を送る前の話がご兄弟でされてます。
前作でクラリス嬢に何かしたって言うのがバレて(クラリス嬢が王室から出るために扉を破壊)いまして、それに対する「何してるの弟!?」って言う、ちょっとした兄弟喧嘩みたいなネ。

つまるところ、殿下への仕置きを兼ねた「接触禁止」なので、クラリス嬢も協力してね!みたいな書状です。
まぁ、形式ばった書状なので、詳細記載されてないからクラリス嬢が勘違いしちゃう感じかな!(読んでる側としては展開面白くて好き)