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海賊とお姫様という組み合わせが好みなのと、主演声優さんのお声目当てで購入を決めました。
SEありで拝聴していますと、船内での船の振動音や波の音・海鳥の鳴き声などが聞こえてきますので、登場人物が船上・地上のどちらにいるのか把握しやすいです。
作品紹介の注意事項に記載されている、激しめの音が入っているのは、トラック3の半ばくらいで、大きい音と人々の悲鳴や叫び声が収録されています。

レイスは豪快で大らかですが、物事を冷静かつ公明正大に見極める能力にも秀でているのと同時に、たくさんの人々に慕われるカリスマ性も兼ね備えているので、男性の長所になりそうな面をたくさん持っていると思います。
二人は大分年の差がある感じなので、ベッド上でもレイスが年下のヒロインをリードするものだと思っていたので、ヒロイン側が少し小悪魔のような振る舞いをして、レイスがうろたえるのは意外でしたが、そういうギャップも魅力に思いました。
最終的には、お互い慈しみながら愛を深めていく、いちゃらぶに酔いしれることができます。

シリアスな物語ですが、主役の二人が前向きで、自分達で人生を切り開く強さを持っているので、暗い気持ちにはならなかったです。
複数の声優さんが出演されていることもあり、映像はありませんが、ドラマティックな一本の映画を拝見したような、清々しい余韻が残る作品でした。