全体的に5時間越えという作品ではありますが、発売前に物語のあらすじとなるトラック1とイーゼン、ラビン、アストの歌が公開されていたので、予習した上で作品を拝聴させて頂きました。
やはり一般のシチュ作品よりも長いのですが、キャラクター一人一人がとても個性的で、どんな性格で、どんな生い立ちだったのか、そして物語の伏線も凄く分かりやすかったです。
出演者3名様が聖女を間に挟んでわちゃわちゃ話すシーンは本当に贅沢です!特にイーゼンとラビンの喧嘩するやり取りとか、そして仲裁に入るアストに思わず笑ってしまいました。
何より聖女と交わるシーンもそれぞれ違っているのがとっても良かったです……!
イーゼンの「自分は女性と交わるのが初めてだから、舐めて気持ち良くさせたい」という不器用ながらも精一杯聖女を沢山気持ち良くして頂けますし、
ラビンの少し乱暴だけど、初めて体験した事でも「えらいな」って言って褒めてくれますし、沢山可愛いって言って沢山気持ち良くしてくれます。
そしてアストはスローセックスに近いような、聖女の身体中にキスをして「違う場所にも性感帯あるって教えたい……」って沢山気持ち良くしてくれます……。
3人違って3人共めちゃくちゃ良きでした。本当に心が満たされました……。
そして白の王であるシルベルですが、優しい声で聖女を拒絶するんですよね。ですが、彼の本心を聴いた後に再び歌や彼の夢を聴くと本当に切なくなってしまう……。確かに彼は世界を戦争に巻き込んだきっかけを作った人なのですが、聖女の為に邪心に堕ちてしまった方なので、私としては一番に報われて欲しい人でした。報われて欲しい……。どんな形であれ聖女を救ったのはシルベルなので……。
サークル様がこの作品に1年と言う長い時間をかけたと仰っていましたが、この作品に出会えたことに大変感謝しております。
月並みの感想ではございますが、とても素晴らしい作品でした!