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主人公の飛鳥に対する目線が面白かったです。
容姿をチラッと見て可愛いと思っていますが、胸のインパクトが強すぎて、容姿がおまけ扱いになっています。
この人は相変わらずだなって思いました。

飛鳥も主人公のことが好きになりそうな予感。
このパターンで好きになった人は、もう二桁を超えている気がします。
それでいて本人の気持ちは宙ぶらりん状態にあるという。
設定がラノベ主人公みたいで面白いです。

月影が快楽について持論を展開するシーンが面白かったです。
主人公の身体に寄りかかりながら、講義に近いことをやっています。
個人的な印象ですが、一人でやるやつは一人で楽しめて、二人でする方は二人で快楽を味わえるって感じがします。
気持ちいい思いをするなら二人の方が断然いい、と言いたかったのかもしれません。

正常と騎乗の概念が逆転しているのもなかなかでした。
前者は女性優位に進めるやり方になりがちで、後者は男性優位の場合が多そうです。
変な感じがして面白いなって思いました。

逆転異世界になったことで、獣人に対する価値観も変わったようです。
人型の容姿ではなく、完全な獣型の方が綺麗と思われているとか。
この設定でちょっと吹きました。
犬とか猫の顔をした人が美人って扱いなのが面白過ぎでした。

個人的には人の容姿の方が好みです。
動物はペットのイメージが強いので。

動物は妊娠しやすいと聞いたことがあります。
主人公のやっていることを考えると、その可能性もあるのではないかと。
正妻争奪戦が激化する気もします。

シルヴィアが十二番目の妻になったシーンが一番面白かったです。
夫が自身の耐久力のなさを、変な風に誤魔化しているのがおかしくて笑ってしまいました。

そういう人って探せば結構います。
何度もやって慣れるしかないです。
妻が多すぎるのも考え物って気もしますが。

この世界の貴族は大体こんな感じなのかもしれません。
速やかに離婚して主人公の嫁になるべきではないかと。
ハーレムを作ってもいい設定なので、温かく迎えてくれるはずです。

シルヴィアが、夫と主人公を比べながら発言するシーンがいくつかありました。
夫よりも遥かに大きい、先端を入れただけで終了、指を入れられたことはないなどなど。
主人公の方が遥かに上と言っているようなものです。
おかしくて笑ってしまいました。

経験豊富そうな雰囲気を漂わせておきながら、実は経験がほとんどなかった。というオチも面白かったです。
主人公はとことんまでやるタイプです。
疲労で動けなくなる気がします。

クオンドラが残した文章はどれも説得力がありました。
妖精に願い事を言ってはいけない、身を滅ぼす結果になりかねない。と書かれていました。
純粋過ぎるのも時には悪となる。そう教えたかった気がします。

人々の身体が描かれた本もありました。
エッチな本と扱われているのが面白かったです。
リーズロッテからしてみれば、薄着になった美男美女なのかもしれません。
価値観の違いがおかしくてちょっと吹きました。

あと、お金を払って入るという方式で少し驚きました。珍しいシステムだなって感じます。

リーズロッテをストレス解消に使っているのが面白かったです。
主人公がやっていることはどれも夢のようなことです。大きな胸を活かしたアレもできるのは主人公しかいません。
相手は超がつくレベルの美女、ストレス解消になっているのも納得できます。

出かける前から疲れてしまったというオチで吹きました。
身体が細くなっているのがいい味出していて面白いです。
疲労を回復する魔法が欲しいなって笑いながら思いました。

オリオンディールがシルヴィア対策と称してアイテムをくれました。
それはクオンドラの指輪と言い、麻痺爪や射出爪を使うことができると書かれていました。
しかも耐性無効化のスキル付きとなっていて、麻痺に耐性がある者にも通じるみたいです。
チートアイテムゲットだなって思いました。

これでどんな相手でも麻痺させることができます。
主人公の場合は、使うのを襲われた時だけに留めるんじゃないでしょうか。
彼は優しい性格なので、それ以外の場面では使わない気がします。

主人公がシルヴィアに誘惑されていました。
いくら出せばできるのか、私なら5倍は支払う余裕はある、と。
それに対する返し方が格好良かったです。
お金ではなく、愛によって手に入れたものだと言って跳ね除けています。
表情も凛々しかったので、アイリスが惚れるのもわかると思いました。

彼女は既婚者というステータスだけが欲しかったのではないかと。夫が貴族なら交渉事などで有利に運ぶことができます。
夫の方もSランク冒険者を嫁にしたことで、貴族の間で鼻が高い気がします。手を出していない可能性もありそうな予感。

シルヴィアは百花繚乱の中で一番レベルが高く、結婚もしていると書かれていました。
夫は爵位持ちの貴族らしいです。

夫の女性に対する嗜好が気になるところです。
主人公と同じように、美醜の感覚が他の人と違う可能性があるので。

主人公の妄想もなかなかでした。
シルヴィアがエプロンを身につけながら、夫に色々と尽くしています。
家庭的な姿が結構似合っているので、羨ましいと感じるのもわかると思いました。