Saul Goodman's قائمة المراجعة

ドラゴエルフのニアクが捕らえられている修羅の支部に闖入したエルフ。
支部長のベイズに会わせろと言って強引に進んでいく。
突然の闖入者にもベイズは驚くことなくエルフに気安く接するところは、
強者の余裕を感じます。
そしてニアクに会わせろと要求するエルフに、ベイズはある条件を出します。

もし修羅の支部長がベイズではなく好戦的なペジだったら大変なことになっていたと思う。
エルフはベイズの出した条件をクリアしてニアクと再会することができるのか。

孤児院を六つ経営しているというシャルルという女性が万事屋を訪れ、
ギリンたちに疾走した子供たちの捜索をして欲しいと依頼する。
もしかすると事件の裏に修羅が絡んでいるかもしれないと警戒するニアク。
しかし正義感の強いギリンは、子供たちの安全を守るためと言って依頼を引き受けるのだった。

如何にも怪し気なシャルルという女性。その正体はラストで明かされます。
罠に嵌められたギリンとニアク。背後に迫る謎の人物の正体とは!?

ドラゴエルフの掟を破り、島を出て新天地を目指そうとするギリンとニアク。
一度島から出ると二度と戻っては来れないのだが、
二人には新しい世界を見てみたいという大きな夢があるのだった。
そして五年後、万事屋を営むギリンとニアクの所に一人の女性が訪れる。
高級品を身に付けている身なりの良いこの女性は、消えてしまった子供たちを探して欲しいと二人に依頼するのだった。
この一件が二人の破滅への第一歩のような気がします。

中央修羅デュークの攻撃から身を守るために固い殻の中に閉じこもったヒューゴ。
するとそこにデーモンの姿になったミストが現れ、自分の力をお前に全て与えると言って消滅していくのだった。
ミストの能力によって魔剣アモンの力を100パーセント使いこなせるようになったヒューゴ。
中央修羅とも互角に戦える力を身に付けたようです。

そしてミストが消滅したことにより、ニアクの洗脳も解ける。
エルフの兄、ギリンの死の真相が明かされるのか。

ニアクに会わせる代わりにポートガの作戦を教えて欲しいとベイズに言われたエルフ。
口下手なエルフが要領の得ない説明をするのだが、それを一発で理解するベイズの聡明さが素敵です。
そしてようやくニアクと再会したエルフが、兄の死の真実をニアクから聞き出そうとするのだが…

ニアクに突然異変が生じたのはデーモンのミストの身に何かが起こった可能性が高い。
ミストの力でヒューゴが更に一段階パワーアップしそう。

前半は魔剣アモンの力を得たヒューゴと中央修羅デュークの戦いが描かれる。
今まで数々の修羅との戦いに勝利してきたヒューゴだが、
さすがに中央修羅の力の前には苦戦し防戦一方になってしまう。
もしヒューゴがアモンの力を100パーセント使いこなせることが出来れば、
勝機も見いだせると思うのだが。

後半はニアクが捕らえられている修羅の支部にエルフが闖入。
相変わらず無鉄砲なエルフらしい行動で笑った。

表の顔は修道士、そしてその巧みな性技をもって悪を討つ裏の顔を持つマリアの活躍を描いた作品。
一話完結で全四話収録されており、その妖艶な魅力で悪人たちを虜にし、
罠に嵌めていくマリアがカッコいい。
イソップ寓話や中国の書物、実在の人物史をアレンジした話が収録されていてとても興味深い内容になっています。
修道士であるマリアが何故裏の顔を持つようになったのか、
その辺りの秘密も今後明かされることを期待したい。

自分のせいで綿貫が深見に危害を加えられたことに責任を感じるサチは、
もうこれ以上私に関わるなと綿貫に忠告する。
絢子たちへの復讐に生きるハナはもう後戻りができなくなっており、
これ以上無関係な人間を巻き込みたくないという事でしょう。
そして後戻りが出来なくなった人物がもう一人。
サチが自分の息子を守るために取り返しのつかないことをしてしまった。
これもハナの復讐の連鎖なのか。

白村拓はその卓越した推理能力を活かし、警察から捜査協力を依頼されているようです。
今回拓が担当する事件は、連続女性殺人事件の犯人捜し。
拓の事が心配な恭一も協力して犯人像を推理していきます。

恭一は自分の未来視能力の事を拓に話した方が良いのではと思うのだが。
その方が拓も自分の危機管理ができるので。
そして二人が導き出した犯人像は、やはり教師でした。

素手で他人の身体に触れると、その人の未来が視える能力を持つ恭一。
交通事故に遭ったことが切っ掛けで能力が発現したようで、
能力を使うと疲労困憊してしまうため、意図的に人を避けて生きて来たようです。
そんな恭一に積極的にかかわろうとする白村拓という男子。
彼はクラスメイトたちから殺人犯ではないかと疑われている恭一の疑惑を論理的に晴らす能力の高さを見せます。
恭一と拓、最強のバディが誕生したようです。