Saul Goodmanさんのレビュー一覧

神秘の木フォーネスをボアと呼ばれる魔人から守るためにカイトとエルフが協力することになる。
カイトはあまりやる気がなさそうですが、食事や休息の場などいろいろ提供してもらったから仕方ありません。
そして寺院の男とエルフが魔人ボアを次々と倒していく中、
無防備なカイトの背後に強力な個体のボアが迫る。
エルフがカイトの危機に急いで駆け付けるのだが…

カイト覚醒の第一歩でしょうか。寺院で気を強化してもらった甲斐がありました。

強姦致傷事件の真相をDNA鑑定を用いて追求しようとする沢口。
なかなか手がかりがつかめずに苦労していたところ、女性ならではの発想でようやく証拠を掴むことが出来ました。
女性が被害者の事件ですから、女性の側に立った視点が必要だったようです。
そして後半は真野が虎丸という刑事から23年前の事件の真相を聞き出そうとするシーン。
虎丸も真野同様、真犯人の存在に気づいているようです。

事件の詳細をこのまま黙っていれば悪いようにはしないと赤地に言われた光。
事件を明るみにしたいという正義感よりも自分や周囲の身の安全を考え、
結局赤地の言うとおりにします。
しかし赤地は光が仄かに恋心を抱いている手話教師の灰島櫻に偶然出会い、
これからもよろしくといった感じで名刺を渡す。
櫻が赤地の次の標的になったとしても光はこのまま黙秘を貫くつもりなのだろうか。
光の友人の戸村の動きも気になります。

溶岩の謎の能力を解明するためにドラゴナとウサギが高級時計店に入る。
そして二人を待つジョディオとパコの元に溶岩を奪い返す目的を持った刺客が現れる第三巻。
それぞれ大ピンチに陥りますが、四人のスタンド能力を駆使して何とか苦境を乗り越えます。
高価な物を無理のない形で合法的に引き寄せるというこの溶岩の能力の謎が非常に興味深い。
そして刺客は結果的にジョディオたちの仲間となり、彼らの今後の関係に注目です。

元仲間の灰島からあかりを守るために肩を負傷してしまった不破。
東条に勝利して油断してしまったのでしょうか。
まさか灰島が陰で潜んでいたとは気が付かなかったようです。
不破はあかりを救出するために手負いのまま灰島の行方を探そうとするのだが、
実は裏で糸を引いていたのは灰島ではなく、組織のボスだった。

不破の周りは敵だらけ。唯一信じられる人間はあかりだけなのかもしれない。

クライマーズエイトの基地にやって来た爽介と葉隠。
今回はダムの底に大量に発生しているゾンビを退治するのが目的です。
葉隠は水を自由自在に操る能力を発揮して、ダムの水を鋭利な刃物に変えて
底に居るゾンビたちを瞬く間に一掃する。
イケメンで強い葉隠がカッコいいシーンでした。
葉隠の実力を見た爽介は安心するのかと思いきや、これから待ち受ける困難に不安を隠せない様子です。

CR5と敵対する組織のGDとイヴァンが楽しそうに会話している様子を見たジャンは、
彼が裏切り者ではないかと思いイヴァンを問い詰めるのだが、
イヴァンによると自分はCR5とGDの仲を取り持つ緩衝材の役目をしているとの事。
そしてベルナルドの怪し気な動きをイヴァンから聞いたジャンはますます疑心暗鬼に囚われるのだった。

CR5の裏切り者とはいったい誰なのか。

円人が仕事から帰宅するのを待っていた弥生の姉の薫。
綺麗で明るく、包容力がありとても魅力的な女性です。
薫は円人が弥生との関係に悩んでいる事を知ると、
円人に自信を取り戻させるために妖艶に迫る。
果たして円人はこの素敵な大人の女性の誘惑に耐えられるのか。
薫と一線を越えてしまったら弥生との関係にも亀裂が走ってしまいそうです。

財布を忘れたのでスタジオまで届けてほしいと弥生から円人に連絡が入る。
そして円人がスタジオに行くと、そこには順調に夢を叶えている弥生の姿が。
夢に挫折した自分と弥生を比べて自己嫌悪に陥ってしまう円人は、
一般人の自分と人気モデルの弥生とでは釣り合いがとれないのではと悩んでしまうのだった。
円人が心配しなくても弥生は円人に一途だと思いますが、
円人には弥生の気持ちが伝わっていないようです。

お互いに対する誤解もようやく解けて、円人と弥生が朝から仲良くエッチするシーンから始まります。
弥生は朝立ちしている円人の上に跨って今までの欲求不満を全力で解消しようとする。
弥生の性欲の強さに円人が完全に圧されている様子が伝わって来てとても良いシーン。
二人の力関係が上手く表現されています。
弥生と仲直りした円人が仕事でやる気を取り戻していて何よりです。