命の限りを尽くして戦ってくれる!
大将軍の拓跋烈辰と女帝ヒロインとの身分差のある物語。
実は2人は幼い頃から旧知の間柄、という美味しい生い立ち。
始まりこそ、それぞれの立場として振る舞うシーンから始まりますが…
お忍びで抜け出し町へと出た2人のやり取りは、トラック1と打って変わり、昔の雰囲気に戻ります。
初めはタジタジで敬語交じりの拓跋さんですが、途中から砕けた口調が別人のように良いギャップ。
2人で遊んだ子供の頃の話も可愛らしく、兄貴分としてお世話してくれる彼と一緒に、その思い出を辿るようにお出掛けを満喫する様子は、仲の良さがにじみ出てます。
テンポ良く軽快なやり取りが続くのが良い関係性だなと。
一転、刺客に襲われた際には、冷静な判断、護衛として毅然と守ってくれる姿が格好良いです。
再びのギャップ!
ヒロインが受けた毒の症状が抑えらずに苦しむと、余裕なく自分に言い聞かせるように、押し殺した気持ちが途中溢れ出しながらも、懸命に助けてくれました。
最中は意外と意地悪な言い方で攻めてきますが、どこまでもこちらを気遣う優しさを感じます。
この大切に思われている感が嬉しい。
自身の感情に素直になってからは、そこに可愛さが増します。
真っ直ぐ伝えて来る真剣な言葉が深く刺さり、ヒロインのことをとても真髄に好きな気持ちがひしひしと伝わります。
ずっと見てきたんだ。
この言葉が後にここまで響くとは。
彼の人生はヒロインのために。
ヒロインを想い生きてきた彼の愛のかたちが、彼の生き様で見えます!
畏待った話し方も砕けた口調もどちらも素敵。
身分差に躊躇する背徳感。
この関係性の行き着く先、最終トラックの2人が切なくも美しいとても素敵な物語でした。