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吸血鬼にとって特別な血――<忌み血>を持つヒロインと、その血に狂わされるふたりの吸血鬼。そんな彼らの数奇な運命を描いた超大作(2時間47分48秒)…!!
演者さんたちの躍動感あるお芝居に、重厚な物語、ストーリー重視な方に特にお勧めしたい没入感たっぷりの作品でした!! 注意点としてはヒロインの声が彼女の独白パートにだけある点と、結末が一般的なハピエンではない点(ダーク寄り)でしょうか。聴き手が色々と想像できる作品で、行間を読むことが好きな方には、非常に胸踊る作品だと思います!!
登場時の可愛らしさから一転、ヒロインを監禁してからは、チャラい口調ながらも残忍で、冷酷非情な吸血鬼そのものであるトワ。しかし、その胸に渦巻く感情は複雑で、人間であったときの名残とも言える優しさや恋情、吸血鬼の性とでも言うべき破壊衝動、そして、亡き母への思慕――それらすべてが混ざり合うことなく反発し、彼という個を創り上げているかのようでした。それ故、端から見ていると何を考えているのか良く分からない…恐らく彼自身も完全には理解しきれていない…そんな曖昧さ、不安定さが、彼を一層美しく魅力的に見せていると思いました。
トワから終始感じるのは、不安定さと同時に、永遠という名の孤独と退屈。自ら眷属としてしまったヤトの存在は、退屈心や孤独感を紛らわせるだけでなく、彼を虐げることで優位に立ち、不安定な自身を保つ役割があったように思いました。そして復讐心もまた孤独や退屈を紛らわせるある種の救いであり、夜の女王の復活を願うことは、母への思慕だけでなく、永遠という退屈を打ち壊す変革、彼にとっての希望なのではないかと感じました。
彼らのことを初めて理解できる立場になったヒロイン。結末は壮絶な選択に見えますが、彼らなりの幸せ、その始まりと言えるのではないかな…と思いました。
様々な想いが交錯する深みのある作品で、最後まで面白かったです!!
大切な親友を守れなかったうえに、
その娘であるヒロインちゃんの顔に、
自らの爪で大きな傷を負わせてしまった彼。
深い贖罪の念から、彼はヒロインちゃんの成長を
陰ながら見守ることにするが、そんなある日のこと。
悪い噂のある商人とヒロインちゃんの縁談話が
持ち上がり、その事を知った彼は、
自らヒロインちゃんを娶ることにして…!?
めっちゃくちゃ純愛物語でした…!!!!
彼はヒロインちゃんのことが大好きで、すぐにでも
彼女を襲ってしまいたい欲求に駆られているのに、
過去のトラウマがあるから、彼女を再び傷つけて
しまうことを恐れてずっと手を出せずにいるん
ですよね。
だけど、ヒロインちゃんは強かった…ッ
彼との仲を進展させようと、あの手この手で
彼をその気にさせようと奔走します…!!
普段はきりっとした彼なのに、ヒロインちゃんから
のキスにはモゴモゴと慌てふためき、己を律し耐え忍ぶ
ことには慣れてるとかっこよく言い放った直後、
自ら服を脱ぎ始めるヒロインちゃんをみて、
「…ッ!? 服を脱いだくらいで私が動揺すると思わないで
ください…ッ」と見事な動揺っぷりを見せてくれて…笑
平時とのギャップがありすぎるし、あまりのウブさに
可愛すぎか!! ってなりました (,,> <,,)
そしてヒロインちゃんの頑張りが、彼の頑なな心を
溶かしていき、漸く彼の方からヒロインちゃんを
求めてくれた時には、やっと過去を乗り越えて前に
進めたんだね…ッ と、心の底から感動しました。
同梱の小説がまた294頁という壮大さで凄かった!!
ヒロインちゃんの持つ謎の力、ヒロインちゃんとの
結婚を目論んだ商人の目的…様々な伏線がはられて
いて面白かったです。
ヒロインちゃんと彼が心を通わせて行く過程も
丁寧に描かれていて、とっても胸きゅんでした。
とてもいい所で終わっていて現時点ではその先が
ないので、伏線の回収込みで先が凄く気になります!!
気長にお待ちしますので、
続きを是非お願いします…!!
ぽ……ぽぽぽ……ぽ……
(!?)
危な……ッ。
危うく人語を忘れそうになったよ!
片桐さまの発する『ぽ』の印象が強烈で、脳に刷り込まれていく感覚がすごすぎた! まさに、タグの洗脳を体感しているかのようだった!
文字であらわすと『ぽ』しかないんだけど、作中聴こえてくる『ぽ』は、ほんとうに多彩。八尺さまのその場その場の感情が『ぽ』だけであらわされていて、片桐さまのお芝居の細かさに感動を禁じえなかったよ。
魅入られた人にだけ聴こえるらしい人語は、紳士的で甘美な美声。でも、その美しさが逆に怖い……みたいな得体の知れなさがずっとあって、それがすごく良かった。
えっちシーンでの人外感は凄まじくて、じゅるりとした耳舐め音に、永遠とつづく哄笑……まさに、不気味な怪異に貪れているかのようだった。 エロいは勿論なんだけど、圧倒的な存在に魅入られ、支配され、愛でられる感が際立っていたと思う。身体だけでなく、独占欲も大きかったよ!!
ヴヴヴヴ……なSEや、背後で聴こえるぽぽぽ……など、雰囲気作り、演出のセンスが光っていて、ホラー作品としても、すごく面白い作品だった。
溺愛されているのが分かるから、怖いけど怖くないよッ!!
(だから安心して、みんな挑んでほしいの意!!)
映画館で元カレと偶然再会し、上映後ふたりで居酒屋へ。思い出話に花を咲かせ、和気あいあいとしたいい雰囲気。
別れたなんて聞かされていなければ、彼氏彼女にしか見えないし、ヒロインちゃんなんてスマホの待ち受けの写真を彼の娘さんと勘違いして動揺しちゃうほど、まだ彼のことが好きなの丸わかりだし…な、なんで別れちゃったの…?? 今からでもやり直せないの?? 彼の優しい人柄と人懐っこさに絆されて、開始5分もしないうちに、すっかり彼の虜になっちゃいました!! (私が!!)
そしてちゃんとお家まで送り届けてくれる元カレくん。素敵…。でも、ここに来るまでに「俺に会えてテンション上がっちゃった?」なんて冗談めかして探りを入れてくるあたり、これはもしかしてもしかする…?? 開始5分ちょいで既に期待値MAX!! (*´艸`*)
ヒロインちゃんの部屋に入ると、昔やってたよね…とただいまのぎゅー!! このままベッドに連れてっちゃったこともあるよね…なんて、下心みえみえの誘導がまた堪らなくて。さらに好きだった…今も好き…な、言い直し。優しく穏やかにヨリ戻すぞな圧が感じられて、そこがまた胸キュンでした…ッ
そしてごく当たり前のようにキスをされ、そのまま受け入れるヒロインちゃん。ヨリ戻すだけなのに、圧倒的な甘さに悶えちゃいました。まだスタート地点なのに!!
晴れて恋人同士に戻ってからの甘さは、それ以上。彼の好きがノンストップに追いかけてきて、もう逃げられない。元カレだからこその安心感もあるし、一度別れたことで想いはさらに膨れ上がって溺愛が加速。優しいなかにある独占欲に胸がぎゅっとなったかと思えば、ちゃんと将来を見据えてくれている誠実さに、目がうるっ。
本当にこれ以上ないくらいに素敵な素敵な彼氏さん。そんな素晴らしい人とのこの先の未来まで見えて、多幸感でいっぱいです!!
幸せ尽くしの作品を、ほんとうにありがとうございました!!
頼れるマネージャー・東雲さんとの、きらびやかなアイドルライフ。どんなときも隣で支えてくれる彼は、誰よりも私を理解してくれる人。そんな彼とまさかこんなにも歪んだ形で結ばれるなんて――!?
いやはや、ヤンデレプリンス(!?)三楽章さまの名は伊達じゃないですね!?!?
某有名曲の鼻歌から始まる (不意打ちすぎて思わず声出た…笑) めくるめくヤンデレの世界に頬がゆるみました。敏腕マネージャーの顔と、ヒロインに溺れるヤンデレの顔…落差がすごいです。
茶目っ気たっぷりに「いつもマネージャーとして奉仕してるから、ご褒美をらってもいいよね?」的なことを言って、睡眠薬で眠らせたヒロインに襲いかかってくるの、ヤバいのに可愛すぎて悶えました…w とんでもないこと言ってるのに、何故か愛おしく思えてしまう三楽さまのお芝居、最高すぎます。
寝ている間に快楽を教え込み、知らないうちに彼から逃げられなくなっている――その周到さにゾクゾクしました。【初めて】に固執する独占欲強強なとこも、いいですよね…めためた愛されてる…
ヒロインを手中に収めたのに、おさまるどころか激しさを増す彼の愛…
誠実で頼れるマネージャーとしての顔と、狂気的なヤンデレの顔…二面性があまりにも魅力的で、さらっと語られる裏の活躍(!?)にも吃驚して背筋が凍ってしまう…でも何があっても守ってくれる…そんな頼もしさを感じてしまうのも事実で…笑
SSも嬉しい内容で、彼がどのようにしてヒロインを好きになっていったのかが描かれていて、没入感も一入でした。さらに、まさかのあの御方まで登場…思わず、ふふ…ってなりました( *´艸`)
全国のヤンデレ好きさんに捧げたい、至高の執愛物語。快楽堕ちがこんなにも幸せなんて。狂気的なまでに深い彼の愛に堕とされて、抗えぬ幸福を味わえます…ッ ぜひぜひご賞味あれ!!
レビュアーが選んだジャンル
黒猫に導かれて訪れた先は、路地裏に佇む小さな喫茶店。
店主は萩原十夢と名乗るミステリアスな青年。
珈琲の香りと甘い気配に惑わされ、気づけば身も心も彼のものに──!?
猫の怪異に魅入られる作品とあって、予告を見た時から楽しみにしていました!!
十夢さん、妖しさ抜群の淡々とした語り口。媚薬のせいなのですが、ゆったりとした声だけでもうとうとしかけました。そして気がつくと、秘部を優しく舐める音が響いていて…。彼の声も、紡がれる官能的な音も。すべてが耳に心地よくて、ふわふわとした夢心地。
最初は、うっかり迷い込んだ獲物を少し味わうつもりだったのに、次第に執着心が芽生え、完全に自分の領域に囲い込んでしまう。そんな無関心からの溺愛が何と言っても最高でした…!!
そして、彼と同じ存在となって彼と共に生き続ける――いわゆる眷属エンド(?)的な展開も大好きです。紹介に書かれている以上の描写はなかったので、もっと変化していく過程を見たかったくらいです…笑
メリバではありますが、怪異に囚われ、永遠に溺愛される…夢の中にいるような心地よさに癒やされ、多幸感で満たされる素敵な作品でした。
ありがとうございました!!
なんと、数多のリスナーを恐怖と歓喜で震わせた、あの信矢お兄ちゃんが帰ってきました!!!! おかえりー!!!!
兄に自由を奪われ、毎晩のように抱かれる日々。耐えかねたひよは、ついに死を選びそうになりますが、そこで彼がとった行動は、まさかの彼女を自由にすること――
新しい生活を始めるのに十分な資金を渡され、突然外の世界に放り出されたひよ。ずっと望んでいた自由なのに、兄の影に怯え、クズな男に捕まってしまい…さらには大変な事態を招いてしまいます。しかし、そんなひよを助けてくれるのは、やっぱり信矢お兄ちゃん。
お兄ちゃん、来てくれるって信じてた!! でも待ち望んでいたはずなのに、再登場シーンがあまりにもホラーすぎて、思わず笑ってしまいました…ッ 人間って、恐怖が限界突破すると笑いがこぼれるんですね…。
何ひとつ自分で決められず、お兄ちゃんがいないと何もできないと思い知らされたひよ。すべてを自分で選べる代わりに、その結果すべての責任を負わなければならない――自由って実は難しいんだな、と気づかされると同時に、彼に縋って生きるほかないように仕向けられていたのではないか…そう思わざるを得ませんでした。
そして、本当に何処までがお兄ちゃんのせいなのか――これはさすがに仕組めない?? ……ほんとに?? 実はすべてが彼の思惑通りなのでは…。真実がわからないゆえの怖さが随所にあり、そこがまた本作の魅力でもありました。
間違いなくハッピーエンドなのですが、ゾッとするほどのハッピーエンドでした!!!!
愛と狂気と。ヤバすぎるお兄ちゃんに執着・溺愛され、抗えぬまま堕ちていく幸福…素敵な執愛ホラーハピエン作品を、ありがとうございました!!
数年ぶりに帰郷し、再会した学生時代の恋人・青柳水。
しかしその正体は、あなたに執着する異形の神が擬態したものだった…!?
涼やかなひぐらしの鳴き声に、祭りを彩るお囃子の音――作品全体を包み込む夏の空気に、じわりと染み入る不穏な気配。雰囲気づくりが本当に見事で、没入感もひとしおでした。
最初は青柳水を完璧に演じていた異形が、想いを隠しきれずに興奮し、演技に綻びを見せるその瞬間が恐ろしくも最高にキュンとする場面(私の感覚がおかしいのかもしれませんがw)でした…!!
本性をあらわしてからは、触手で拘束し、執拗に愛を囁きながらの丁寧な愛撫。挿入後はひたすらズチュズチュとした激しい責めが続き、唯一優しくしてくれたあなたへの溢れんばかりの愛=執着心を全身で感じさせられる展開でした。こちらの声には一切耳を貸さない、一方通行のヤンデレ感も最高でしたねw
気になった点を挙げるとすれば、ボソボソとした囁きや歪み演出の施された声が少し聞き取りづらかったこと。また、冒頭の触手シーンが約4分間も続き、何も分からないまま致されていたので、本編に入るまでやや冗長に感じられたこと。個人的にはチラ見せをせず、彼との再会シーンから始まっても良かったかもしれません。その方が本性をあらわしてからの衝撃もより強く味わえた気がします。
抵抗も虚しく、ヤンデレ異形さんの一方的な溺愛に絡め取られていく――恐怖すら甘美に塗り替えられ、抗えぬまま堕ちていく幸福を描いた素敵な作品でした。
ありがとうございました!!