※しっかりネタバレ付きの感想です
※ネタバレ無しで一読されたい方はすぐに閉じてください
※伏字なども多めに使いますが自衛してください
ーーーーー 以下ネタバレ有感想 ーーーーー
記憶障害ものは正直ご都合主義や解決が多くなりがちで読むのを避けがちなジャンルでした。
しかしこのシリーズを自体大好きで絶対に読みたかったためずっと楽しみに待っていました。
いざ覚悟を決めて読んでみたらここまで綺麗にまとまって素敵な終わりになっていたこと、凄く感動しました。
舞台自体が転生ジャンルという事もあり受け入れやすかった部分はもちろんあるのですが、記憶障害に至らしめた失恋回復薬の失敗作。もただ消してしまうのではなく取り戻す鍵すらなるほど…と納得出来る形になっていてそこがまた記憶を取り戻せる、取り戻すことができるきっかけが○○出会った事にすとん。と受け入れて読むことが出来ました。
△△からの○○が記憶の欠如を取り戻す鍵になっているシーンを見た瞬間、失恋回復薬の失敗作だからこそ回復ではなく記憶障害、失恋していては出来ない○○が必要な効果が付属し、運命を証明する実験に相応しいものになったんだ…と感銘を受けました。
メ…くんがテオ…くんやモ…くんではなくネ…くんにごめんね、と言っているのか凄く印象的でした。
嫉妬の類ではなく、テ…くんとモ…くんがいるとこでネ…くんが嫌な人間になっている事が心底許せないんだろうな、と伝わってきました。
差し入れ、ちょっとした息抜き等、記憶障害を経てなお□□くんが△△くんの行動を素直に受け止めるきっかけが変わらない所、ベット下に隠されていた○○○○達の活躍の場がある、ベットに△△君を寝ぼけて運ぶ所、コル…くんが傷心に漬け込まずお友達の立場でいた所、すごく好きでした。
やーだと告げた△△のお顔が最高に幸せそうな所は暖かくて幸せな気持ちになりました。
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