舉報鑒賞（資料輸入）

最初にイラストに惹かれて、体験版をプレイ。
続きが気になり、購入、クリアしました。
文章、スチル、音楽共に、価格以上の満足度があります。

ゲームカテゴリですが、選択肢はルート選択に関わるもののみ。ルート確定後は選択肢はありません。
プレイヤーは、主人公・玉森の思考や感情、行動を追いかけていきます。(玉森総受)
玉森の性格付がしっかりとされているので、プレイヤーの思考はほとんど反映されません。
サウンドノベルゲームというより、「音楽、声付の小説」を読んでいる感覚でした。

玉森は、語り部としては結構エキセントリックな思考の持ち主じゃないかなと思うので、購入前に体験版はプレイした方が良いと思います。
あと、惨劇シーンのスチルに生々しさはありませんが、文章では主要キャラのなかなか残虐な死に様が書かれますので、耐性がない方は注意が必要かもしれません。(断面図や内臓等の表現は無い)
ミステリを読める方なら問題ないかと思いますが、念のため…。
キャラによっては、無理やり系があるので一切受け付けられない方はご注意ください。

本編は色々大変だったので、平穏な続編を期待したい物語です。