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寵という特殊なキャラ設定が素敵でした
屋敷を出ていき、人間の貪欲のせいで黒くなった髪が、愛寵家の親愛を再度受け、白に戻る、素敵な話。
屋敷を出たことに後悔をして、やっとまた会えた愛寵家に、今会えたことが夢じゃないのか不安になったり、何度も屋敷を出たことを謝るという、涙ぐましい物語でした
でも、最後、愛寵家は眠りから覚めなくなります。
寵が髪が白に変わったから見て欲しいと起こしても起きません。
寵のが人間よりも長生きするから、きっと、寵にとっては短い間でも愛寵家は人間。再会してからとても長い時間が過ぎたのかも。
何とも切ない…
髪が戻った姿を愛寵家に見て欲しかったです
ハピエンとレビュー覧に書いてありましたが、本当にハピエンというわけではなさそう。