はこしとまる愛さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:1件) |
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投稿数ランキング | 64位 | (総レビュー数:46件) |
2024年03月05日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズ第5話です。
物語は、テレビのとあるチャンネルに2分間だけ表示される地図を頼りに探査を始めることになった所から始まります。実際の地図と照らし合わせると、はみ出し部分が発生し・・・という感じで話は進んでいきます。
物語の方は敵対かと思われたヒロインたち、が共同戦線を張る事になったので色々進展していきますが、個人的にはラテカセ(ラジオテレビカセット)でのチェックとか、書き写しが手書きとか、SFながら懐かしい時代の機器が混じてるのがノスタルジー的に良かったです。
また、今回は旧スク水と人魚的ヌードのお色気があるので、そちらを期待している人にも満足の回です。
2024年03月05日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズ第7話です。
物語は、球根が変形し第三形態と呼ばれる姿になった所から始まります。統制権を握る為に少女たちはメインハッチに向かい・・・という感じで話は進んでいきます。
一つ目でのっぺりな人型の第三形態は本来であればキモくなりそうですが、作者さんが描くと妙にマスコット的可愛さがあり惹かれます。その為、物語の方は群体との音声的接触とか少女たちの統制権争いとかシリアス展開になっていますが、第三形態が存在することで良いクッションになっています。
総じて、物語の良さだけでなく第三形態の活躍(?)も期待できる作品で良かったです。
2024年03月05日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズ最終話です。
物語は、里留子を救出するために貯水池の擬装空間に突入する所から始まります。何とか助け出し脱出するも、相手は帰還システムの再構築をし・・・という感じで話は進んでいきます。
物語の締めくくりだってあってオールスターでドタバタ回なのですが、そこはこの作者さんだけあっていつもの雰囲気もちゃんとあります。その為、展開もオチもファンであれば満足できる内容と思います。
あと何といっても、表紙にも5体いますが第三形態のキャラが良いです。マスコットにも通じる可愛いキャラで癒されます。
2024年01月30日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第十三話です。
物語は前話からの続きで、精神的に囚われていた仲間を逃がし滞空体の人型バージョンと対峙する所から始まります。相手に負荷を与え、自身も脱出しようとした所・・・という感じで話は進んでいきます。
物語も終盤になり、対峙がメンタル戦だけでなく、フィジカルの方にまで発展して緊張感のある展開になっているのが良いです。作者さんの絵柄で若干まろやか風味になっているのも含めとても惹かれるもので、大変良かったです。
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2024年01月30日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第十二話です。
物語は前話からの続きで、ヒロインが滞空体の制圧に入った所から始まります。中に存在した長方体の物体を触ると制御することが出来て・・・という感じで話は進んでいきます。
ヒロイン3人が三者三葉それぞれのSF展開で、非常に楽しめる展開になっているのが良いです。多くの作品ではどうしても主人公ポジよろしく、特定のキャラのみの活躍がスポットされやすいですが、このシリーズはみんな活躍していてその姿を見れるのが素晴らしいです。
また、今回もサービスシーンはありますので、そちらも期待している人にも良い回です。
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2024年01月30日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第六話です。
物語は前話からの続きで、宏子と勝俣の手に球根型物体が渡る所から始まります。その後メンバーが集まった際も物体は動かないものの、反応するのは二人だけで・・・という感じで話は進んでいきます。
今回は何といってもサービスシーンと群体が良いです。サービスシーンは実際に購入して見てもらうとして群体の方ですが、球根型の変形と同時に群体も姿が変わり、手足が生えた2足歩行の形態は愛嬌があり、所作も可愛らしくて非常にツボで良かったです。
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2024年01月24日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第十話です。
物語は、上空の巨大滞空体に取込まれた少女を救出するために方法を画策する所から始まります。悩んでいると群体の一体が現れ・・・という感じで話は進んでいきます。
群体というと一個体を想像しますがこの物語では3グループあり、中枢と呼ばれる異星人がコントロールしているものと、少女2人がそれぞれコントロールしているものがあります。それぞれで敵対したり協力したりしますが、そこでの心理戦がとても良いです。
また、このシリーズも何作か読んでいると群体が、同作者の「んぽぬくん」みたいに愛着が沸いてなんかよいです。
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2024年01月24日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第九話です。
物語は、上空の飛行体近くの二人とは別に、残りのメンバーが地上で隠された施設を発見する所から始まります。そこには群体の中枢があり・・・という感じで話は進んでいきます。
物語が少年少女達だけの狭い範囲でなく、それぞれの本家や異星の群体などに広がって、まだまだわくわくさせる展開が終わらなそうで良いです。
あと、男性陣もそれぞれ活躍する見せ場があるというのも素晴らしいです。
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2024年01月24日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第八話です。
物語は、主導権を握る為に射出用外殻を開放したそれぞれの勢力の少女たちが争っている所から始まります。その中に群体からマスターに選ばれた本来関わりの無かった少女が・・・という感じで話は進んでいきます。
旧スクとSFが両輪(?)のこの作品、今回はどちらもしっかり楽しめる内容となっています。(そういえば何で旧スクかと思いきや、物語は1981年の設定なので時代的にはそれがまだ当たり前なんですね)
争いに勝利して終了かと思いきや、新たな展開も発生しまだまだ楽しめる流れも良かったです。
2024年01月24日
ゆったりとした独特の世界観を持つ弘岳粟高さんの描く、長編の取水塔シリーズの第四話です。
物語は、謎の仮面の少女の正体が判明した所から始まります。仮面は無機物ではなく、兄の話していたオートマトンであり・・・という感じで話は進んでいきます。
今回は、謎の施設の正体やそれにかかわる勢力の判明など、SF好きならわくわくする展開になっています。それに作者さんの独特の世界観が加わってとても魅力ある作品になっていて良いです。
今回は、表紙にあるようにサービスカットもありますので、それも期待している人にも良いです。
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