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イケメン女子なデザインと性格の正義変身ヒロインが完全敗北してゆく、という作品であったため、普段購入しない作品形式ながらも物は試しと購入した。そのため、正しい評価ができるかは分からないが、普段音声作品を嗜まない人間による個人的な寸評をさせてもらう。
さて、本作はサークル様の過去CG作品に登場しているスケバン風変身ヒロインの敗北が描かれてゆく。基本、各話で戦う敵の能力によって敗北し、快楽によるレズレイプ責めで調教・開発され、エロデバフをかけられてゆく。颯爽と活躍していたはずの最強変身ヒロインが、見下げ果てた雑魚ヒロインに堕ちてゆく様は大変に興奮する。
各話のキーイメージ、キャラクター紹介のイラストも多く、また世界観説明や最終的なデバフまとめなど、おまけ資料・補完資料も充実しているのが嬉しい。元々過去作CG集の時に一目惚れした「咬原七々子」だったが、本作でますます好きになってしまった。
さて、そんな七々子の無様敗北からは、「01.キス魔女」「03.クローン七々子」編が気に入った。
「キス魔女」では、第1話ということで本来の格好良さを見せつけた上で敗北してくれる。勇ましく啖呵を切る前口上、戦闘シーン、七々子にとって不利な状況でも折れない心と、どれも丁寧に描いている。その丁寧さのままに、キス責め、デバフ付与で屈服し、無様絶頂を繰り返す。作品の方向性もよく伝わり、導入は梨としてもよい。
「クローン七々子」では、自分自身との行為に及ぶ、自分自身に犯される、という倒錯性のあるシチュエーションが描かれる。自分とうり二つの存在に戸惑ったり、その娘に犯される異常な状況なのに感じてしまって悔しがったりと、このシチュならではの言及が逐一言及される。そのため、ユニークさが大きい1編となっている。
エロは、拘束されたヒロインの無様敗北凌辱・変態調教を主軸としたARPGである。ボスや調教シーンでの敗北、ダンジョン内クエスト達成で発生するイベントでシーンが開始される。いずれもガチガチに拘束されているスチルが用意されており、さらには羞恥を煽るために大股開きであったり、尻を突き上げさせられるポーズだったりと、屈辱成分もマシマシになっている。
ヒロインに対する周囲の扱いはまさにモノといった鬼畜な対応であり、グロッキー状態になっても犯し続けたり、身体中に落書きして貶めたりと、肉体的・精神的に過酷な責めを繰り出してくる。ゲームを進めてゆくとマニアックとしか言いようのないシチュもあり、例えばヒロインの身体全身が頭も含めてラバーで覆われているプレイや、バキュームベッドまであり、拘束エロに対する尖った姿勢が好ましい。
声優様の演技も作品の臨場感を上げている。普段時の可愛らしさの中に凜々しさがある姫騎士ボイスは見た目にぴったりである。その一方で、シーン時の口を塞がれて息苦しそうにしている呼吸、すっかり堕ちているシーンでの浅ましいメスブタ時のぶっ壊れ感など、多芸な演技そのものも面白い。
エロは、紅白巫女衣装に身を包んだロリ獣耳神様が負けて妖怪たちによる凌辱を受けちゃう作品である。人型はその妖怪らしい責め方でねちっこく弄び、触手・スライムタイプなどのそれ以外も自身の生態系に即したユニークな責め方で神様ヒロインを快楽で堕とす。
本作はヒロインが神様という属性を持っているため、見た目も相まって妖怪に凌辱される際の「穢される」感が非常に強い。ヒロイン自身の台詞も「負けない」「頑張る」など、健気さをアピールしており、これも一役買っている。
そんな本来は暴力に晒されるべきでない存在が、変態的にあるいは調教的に不純な快楽を教え込まれる。神様の方も味わってしまった快楽に従順になってしまってゆき、「穢れてしまった」という堕ちを充分に堪能出来る。
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終了日 5月 10日
エロは、快楽責め凌辱とそれに理性をぶっ壊されるエピソードでまとまっている。半分ほどが表題作の連作シリーズとなっており、こちらは逆転不可能な異種レイプに屈服してゆく魔法少女ヒロインズが描かれる。他エピソードは単話であり、各話ともテーマに沿った過激エロが展開される。本作品群における快楽は他よりも一段上をいっており、最高レベルのものとなるとほぼデスアクメレベルである。個人的な印象で恐縮だが、「気持ちよくなってしまう」よりも、「快楽に壊される」シチュ・プレイが多い。
それ故、本作全体を通して印象に残るのは、快楽にイキ狂うヒロインたちである。この表現のために惜しみなく描写が割かれており、ヒロインの顔も身体も、描き込まれているカキ文字も台詞テキストも総動員した「絶頂」を収めている。場合によってはコマいっぱいに、あるいはページまるごと費やしての描き込みとなっており、ページをめくるごとに情報の濃縮さ・濃密さに読者は圧倒される。
さて、どれもお気に入りだが表題作シリーズと「きっと、それは、天職!!」を寸評する。
表題作は異種の魔法少女への凌辱劇だ。話が進むにつれ、彼女たちは次々と捕らわれ、まるで玩具のように犯され、むごく扱われてゆく。この全滅シチュだけでもよいのだが、副題にある「壊滅」が味わいのレベルを引き上げている。チームとしての壊滅だけでなく、もっと魔法少女として、人としての根幹にまで踏み込んでくる凌辱は群を抜いたハードさで大変によい。
「天職」は、エッチな道具のテスターをするヒロインが、強すぎる快楽に溺れてゆく。他と比べ、気持ちよさにそまってしまう快楽堕ち系な所も特徴だが、限られたページ数の中に次々と登場するエロ道具が賑やかで楽しい。全体的にギャグテイストな一方で、与えられる刺激にのたうち回るヒロインの濃密描写はそのままなので、本作品集の芸の広さを示すエピソードにもなっている。
エロは、ピッチリスーツに身を包んだ変身ヒロインが、同じくピッチリスーツに身を包んだ嫌いな相手にレズレイプされる。密着したエロスが特に強調されており、ベロチューは当たり前、行為時はほぼ全編にわたって抱き合うような絡みとなっている。
特に、責める側の悪堕ちヒロインは持てる技術を惜しみなく使っており、密着部分を様々なグラインドをして刺激を与える執拗さはヒロインピンチを盛り上げてくれる。
また、屈辱を煽る演出として、抵抗があっさり破られる展開や悪堕ちヒロインの相手を馬鹿にした言葉責めのほか、犯されるヒロイン本人のモノローグも貢献している。彼女自身もいけないと思っていても、直後にこらえ性のなさが露呈しており、簡単にイッてしまう。悪堕ちヒロインにバレているのも加わって、徹底して辱められるシチュとして最高の一品である。
エロは、心も顔もイケメンな執事ヒロインが、研修の名のもとに凌辱・輪姦される。男前な見た目だが、身体の方はしっかりと「女」であり、実りに実った乳房、形よくくびれた腰など、極上の素材となっている。
さて、そんな彼女は、研修先の主やその執事たちに常に貪られることとなる。どちらも尊厳を踏みにじるような凌辱となっているが、主と執事たちでは責め方が違っており、その差別化が面白い。
主は夜のお勤めということで、ヒロインにはメスだと分からせ調教的プレイで責める。執事たちは面白い遊び道具としての扱いであり、屈辱的な罰ゲームなどでヒロインの心を削り取ってゆく。
以上のような責めの果てに、執事ヒロインはその矜持を保っていられるのか、あるいは堕ちてしまうのか。是非とも、お読みいただきたい。
エロは輪姦・ぶっかけ作品である。仕事(サンタ)を頑張るサンタガール+aたちが、仕事(凌辱)に誇りを持っている男どもに犯されてゆく。ヒロインたちは息も絶え絶えになってしまうほど、性欲をぶつけられる。1ヒロインにつき複数スチルを用意するなど、短編ながらもボリュームには気を遣っている点もよい。
ゲーム性は簡単であり、クリアも回収も容易である。巡回ポリスを回避してゆく探索パートも、ヒロインと戦うRPGパートもどちらも無茶なプレイをしなければ負けようもない作りになっており、サクサクと進めてゆくことができる。
また、本作シリーズは6人のならず者たち自体が魅力となっているが、本作でも彼らの凌辱一筋な会話劇の数々はプレイヤーを笑わせてくれる。オラオラと攻めてくるシーンでの威勢の良さ、反対にピンチだと「なんで俺らがこんな目に…」とどの口が言うかという身勝手さ、それでも危機を乗り越えた後の凌辱に希望を持って立ち向かってゆく熱さなど、いろんな意味でオンリーワンなならず者たちである。