白面神官さんのレビュー一覧

今回、商人としての修行を申し付けられます。
無論、そこには暗殺者がらみのまじめな理由がございます。

世界最高の暗殺者として女神に見いだされた主人公をして、『すごい』、『完璧』と言わしめる父親の意外な一面が見られるエピソードでもございます。

内容もさることながらそれを隠していた理由もあまりにも予想外のものなので見事に面くらいました。

無事、ヒロインを助け出し街へと帰って報告タイム・・・という内容でございます。

主人公の方に顔をうずめたるヒロインやお嫁さんジョークを飛ばす受付嬢などほほえましい描写もございます。

受付嬢の方は今回、衝撃の事実が判明したりもします。

ついでに主人公に新しい2つ名がつけられそうになりますが、本人はあんまり気に入らないようでございます。

世の人々のため体を酷使し続けてきた薬学者が異世界の貴族に転生し、そこで水の神術なるものを使うというエピソードでございます。

これが使えないと追放されるところだったそうなので、ある意味ターニングポイントだったといえるでしょう。

こういう転生ものの作品にしては極めて珍しく、自分自身の力に恐怖するという珍しいシーンがございます。

しかしそれで終わらず、その場の銀の食器を使って実験をしようというオチが学者らしく頭がよくていいですね。

理不尽な婚約破棄から始まるこの手の作品にしては珍しく、現実にあるような婚約破棄後の話し合いのエピソードとなります。

しかしそこは理不尽な婚約破棄をする男のこと、払うもの払って即終了と・・・はならず、最後の最後までアレな部分をまざまざと見せつけてくれます。

その有様はある意味では一見の価値ありでございます。
珍獣という意味合いに近いですが。

魔法を愛する王女と前回婚約破棄されたばかりの令嬢、本作の二人の主人公が出会うエピソードとなっております。

・・・が、その内容は片方が空を飛びながら窓を突き破って登場するというド派手で豪快なものとなっております。

王女の方の主要な設定説明も兼ねておりますが、その内容は上記の出会い同様中々に破天荒なものとなっております。

反撃に出てみれば、あっさりと敵を屠った主人公。
短い戦闘でございましたが、ヒロインの武器を使って敵を撃破する流れが素晴らしいでございます。

ヒロインは瀕死の渋滞でございましたが、こちらもあっという間と解決。

夕日の中、ちょっとした幸運にあやかりつつ、街へと帰還するのでした。

冗談を言ってみたり、重さを気にするヒロインの様子がたまりません。

精霊なるものの後押しを受け、無事ヒロイン発見に成功する主人公。
当然、最悪の事態には至っておりません。

敵は罠を張っていたり、蜘蛛の分際で蝶のように攻撃を避けるなど中々に手ごわい相手でございます。

しかし、そんな相手を前にしても主人公のクレバーさは変わらず、アイテムボックスというおよそ戦闘に使うものではないスキルで反撃のチャンスを華麗に作り出します。

依頼をこなし、大幅なレベルアップを果たし、新スキルも獲得してホックホク。
手ごろな泉で昼休憩でも・・・と思った矢先にメインヒロイン大ピンチの知らせ。

待ち構える敵はかつて葬った熊よりも強いということです。

無論、主人公の答えは1つ。
すでに手遅れという可能性も頭に浮かびますが、それでもその決意が揺らぐことは微塵もありません。

実家に嫌気が刺して引きこもりニートをやってる主人公がお腹を空かせて倒れると同時に、美人な元専属メイドがやってきて助けてくれる・・・というところから始まる作品でございます。

勿論ただ家事して終わりではなく、速攻で『その先』もお風呂でやってくれる素晴らしいメイドさんでございます。

その後、幼馴染のツンデレ少女も参入して・・・

ハッピーエンドで終わる作品なので、どなた様でも安心してお読みいただける作品となっております。

自殺したと思われたアイドルと出会い、幽霊騒動は勘違いであったということで終わりを告げた…と思いきや思わぬ真実が浮上する、という話でございます。

そこから生じる亀裂、真実の先の更なる真実・・・

初代アイマス組も本格的にかかわるようになる、水谷絵里編の完結を彩るクライマックスにふさわしい内容となっております。

是非お買い上げじゅださいませ。