つきおとさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 196位 | (役に立った数:60件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:10件) |
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サンプルでの声の雰囲気にビビッときて購入。
全体を通して落ち着いた声音なのが良い。
ボイスドラマとしてもバイノーラル作品としても心地よく、耳かきやヘッドマッサージ、寝息といったASMRパートも非常にグッド。
程よくストーリーに没入しつつASMRの気持ちよさに身を委ねられる高バランスな作品。
主軸となっている同一人物によるメイドとお嬢様の切り替えも面白く、一つで二度美味しい。
明確なキャラクター性の違いはありつつも、前述の通り感情に振られない落ち着いたトーンで進行するため、頭のてっぺんから足のつま先まで身構えることなく聞くことができる。地味なようで、バイノーラル作品ではかなり重宝されるポイントだと思う。
かなりオススメ。迷ったら行け。
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しっかり者の女上司と、ふたりきりの時だけイチャイチャする━━━
これが本っ当に好きだ。俺は。
特に本作はキャラ付けがかなり自然なので一層良い。
なにが自然かと言うと、職場では常に罵倒を浴びせてくる━━━とか、冷酷なキャリアマシーン━━━といった極端なキャラではなく、至って一般的で良好な上司と部下の関係な点。
プライベートでの素のキャラも同様で、ただの好意一辺倒ではなく、信頼している・されているのが垣間見えるやり取りが散りばめられていて胸がキュンキュンする。
行ってしまえば、ナチュラルなロールプレイができる。これが最高に気持ちがいい。
ASMRパートもグッド。
耳の奥をやさしくゴソッと掻かれる音や囁き声、寝息と、眠気を誘う音がたくさん詰め込まれている。
俺のオススメはタイピング音。膝枕されながら仕事する彼女とのシチュエーションも含めて気持ちがいいため。
『方言』と『お姉さん』という組み合わせはなんぼあってもいいもんで、さらには黒木ほの香さんが声をあてられていることも後押しとなって購入しました。
耳元で囁かれる時と面と向かって会話する時の声のトーンの違いが個人的にポイントでした。
声音に大きな変化はなくとも、耳元での声は柔和で、耳かき音と共にしっとりと沁みていく感じがして非常にグッド。
囁き声でもしっかりと声の特徴が生きていて凄いなと。
そう思った次第でございます。
耳かきやマッサージパートでの微かにもれる吐息や咀嚼音までもが聞いていて気持ちいいものでした。
耳かき音が抑えめなことが少々気になりましたが、全体を通してとっても満足な作品でした。
ありがとうございました。
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アタシゃね、後輩に優しい長身の先輩っつーのが大好きなの。しかも青木瑠璃子さんが演じてるとなればそらぁもう、ウヒョヒョォー! となるわけよ。
で、ひとつ見慣れない単語が目立っているの。
『ゼリーマッサージ』。
ゼリーマッサージ。読んで字のごとく、ゼリーを使ったマッサージだろうか。
音声作品界隈にのめりこんで100年ほど経つアタシでも、ゼリーマッサージなる言葉は初耳だったわけ。
でもね、世は常に探究と解明でできてるの。
未知というハジメテも、いつだって先人たちが探究して、既知に変わるワケ。
ならアタシたちもゼリーマッサージを探究すべきなの。
ゼリーマッサージとははたしてなんぞや。その謎を探るべくジャングルの奥地へと向かったアタシ。
結論から語るとね。
これはね、探究した者にのみ与えられる神秘なの。
もしも、ゼリーマッサージに少しでも惹かれた探検隊の同士がいたとしたら。
アタシから言えることはただひとつ。
その目で、その耳で、すべてを確かめなさい。
あと青木瑠璃子さんのクール気質な先輩演技マジ最高っした。
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ASMR作品での雨音ってのは本ッ当に素晴らしいもので、雨音メインを謳っている作品ではありますが、決して主張が強いわけではなく、ちょうどいい塩梅なんですね。
外で確かに雨が降っている、ということがわかりつつ、耳かき音やささやき声を打ち消すことなく降り続けているんです。心地よさだけがそこにはあるんです。
藍原ことみさん演じる秋原由水。
このね、陰りがあって、かつどこか幼さを感じさせる声音がね、雨音や耳かき音とのシナジーで、どうしようもなく愛おしくなってしまうんですね。
施しを受けているのは聞き手である我々で、それは一方通行であるはずなのに、ものすごい庇護欲を掻き立てられるんですよね。
それでいて心が落ち着くような、耳にすっと入ってきて、しっとりと浸透していくような演技がたまんねぇッス。押忍。
お礼やお詫びとして施されるの、むしろ申し訳ないッス。
この子のために自分ができることなら、何でもしたいッス。
こんな子が浮き気味になってるクラスなんて破壊してやるッス。押忍。
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本作ではじめて本シリーズに触れたのですが、まずなによりバー×耳かきという掛け合わせがいいですね。
2人でお酒を飲んで、会話して、個室へ移動して耳かき。文字にすれば淡々としたものになってしまう流れですが、音の演出や言葉の間の取り方が非常にいい空気を作っています。
カクテルを作る際の氷の音や注がれる水の音、そしてそこで繰り広げられる、聞き手とバーテンダーさんの旧知の仲ゆえのやりとり。
これが自然と、台詞から伝わってくるのが素敵。
そんな大人な場で、満を辞しておこなわれるのは耳かき。
耳かきなんですね。
なかなかないですよ。バーで耳かき。でもそれがいいんです。それが素晴らしいんです。
臨場感を味わうため、程よく酔いが回った状態での耳かきパートを聞いてみた次第ですが、酒による高揚感と原田ひとみさんの囁きが相まって、耳かきでこんなにもドキドキしたこと後にも先にもないんじゃないかってくらい胸が高鳴ってました。
店じまいから始まるお話ということもあるのかもしれませんが、耳かきに入るまでのパートで店内BGMが小さく流れていたりすると一層バーという空間が引き立つのかな、なんて思ったりもしましたが、飲酒からの耳かきの流れで、個人的には今までにない没入感を得ることができました。
全年齢作品なので、この飲酒パートが年齢によってさまざまな捉え方ができるところも魅力のひとつかもしれません。未成年は二十歳になるその日まで、大人にはできない、未成年ながらの想像や憧れで楽しめたり。下戸であっても現実に作用しませんから、自身の好きなように楽しめる訳です。
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ずーーーっとくんくんと匂いを嗅がれる。
ずぅーーーーっと。
それが良い。
臨場感ある音作りになっていて,ゾクゾクっとこそばゆい感覚が続きます。
最高です。
自分でもアホだなとは思うのですが,あまりにもリアリティが強い作品なので,これまでよりも念入りに耳周囲を入浴時に洗い,より良い匂いを嗅いでもらおうと日々努めています。
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耳かきパートが長く、それでいて心地が良い音作りになっているためとてもリラックスできます。
個人的なオススメは耳の産毛剃り。
思わずゾクっとしてしまうほど音で感覚が伝わってきて最高でした。
少しでも気になったら""買い""です。
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鈴の音シリーズはずっと購入しており、とにかく癒されます。
上手く言葉で表現できないのですが、これまでのシリーズを経てテンさんと主人公との間に生まれた不可侵の信頼関係が会話の中で感じ取れます。
これがなにより尊いのです。なにより癒しになるのです。
声に癒され、耳かきでさらに癒される。バフにバフを重ねて超火力を叩き出すがごとく良い作品です。本当にありがとう......。
この作品が初、という方は是非鈴の音シリーズを通して聴いてみてほしいです。