イテリキエンビリキさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 413位 | (役に立った数:39件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 167位 | (総レビュー数:60件) |
|
2023年10月03日
サークル牛肉帝国は「オタクに優しいギャル」4コマがTwitterでバズって知名度が上がりました。
それのまとめ第2弾が本作。
敗兵くん(何でこの名前?)とつむぎさんの、初々しさの残る熟年カップルっぽさは相変わらず健在です。
要約能力あるギャルは、社会経験積むとおそらく出会ったことあると推します。
頭よくて穏やかなギャルってやっぱいいですねー。
ほのぼのしています。
今作ではお友達の漫画家・ナキエイド―氏による作画バージョンも掲載されています。
この作画だと、敗兵くんもおしゃれを覚えたらかっこよくなりそうな予感がすごいです。
第1弾と同じく、軽い気持ちで読める良コンセプトの作品です。
サンプルを楽しめた人は、同シリーズの他作品も面白く読めると推します。
執筆時現在、本作も合わせてオタク理解ギャル作品は4作あります。
どれもお手頃価格なので、作者・牛帝さんを信用して買っちゃってよいと思います。
Twitter や pixiv で定番のジャンルになった観のある「オタクに優しいギャル」。
いろんな分け方があるとは思いますが、
・実際にいたらこんな…とリアルに想像させる
・こんな娘いる訳ないと思いつつ、都合のよさを楽しむ
牛肉帝国の場合は明らかに後者です。
現在出ている4作品のなかでは、これが一番好きです。
口の形が猫ちゃんだからですかね?
好き好き!とストレートに伝えるのが、とても分かりやすい可愛さなんですが、
押し付けがましさや圧力が全然ありません。
女の子がサークルファンででてくる作品の場合、
話の展開として男性クリエイターの立場が弱い傾向にあると感じます。
この作品はそういうところがありません。
野球部マネージャーがオタク界にあわせて順応したらこんな感じ?
…ヒロインの百さん、敗兵くん応援隊としてがんばりつして、
たまに人間よりも妖怪の方が近いときがある気も?
でもこんな彼女さんがいたら、ぜったい人生楽しいだろうな! 許さん!
|
サークル牛肉帝国というとこの作品が思い浮かびます。
Twitter でサークル主・牛帝 氏が4コマ漫画をコツコツ更新し、
パックとしてまとめたものです。
収録されている4コマは、3分の1ぐらい新規描き下ろしです。
なので「Twitterとpixivで全部見れる?」とか
「だいぶ入れ込んでるファンしか買う意味無いっしょ」ってことはありません。
オタクに優しいギャルシリーズ(自分のなかで勝手にそう呼んでます)
の初作品です。
ギャルJKだけど(失礼)学力爆高で穏やかな性格のつむぎさんが、
教室の隅でコソコソ生息しているオタクくんにかまって、
オタクくんの得意分野に軽くツッコミを入れてニヤニヤ牽制するのが主な流れ。
これだけといえばこれだけ。
スナック感覚で読めます。
そんな都合よく「へぇ…やるじゃん♪」みたいにならんやろ、
というツッコミは無粋です。
誰も傷つかない作品が読みたいし、
何ならそもそも作中の出来事がなくても普通にウマが合っていい雰囲気になってたろ!
みたいな、作品が好きな人にオススメです。
ツイッターで見たことありました。
サクサク読めて、モテない男性に優しい内容として印象深かったです。
牛肉帝国の4コマ漫画シリーズは、執筆時現在4つ。
主人公のメガネ非モテ男性は毎回おなじ見た目ですが、
作品ごとに設定が異なり、違う人物というお約束があるようです。
本作のメガネくん、中年男性かよ!
・思ったことをそのまま話せる女友達(普通にかわいい)
・他の人の前では萎縮してよそよそしくなる
・オレに対してだけ穏やかな性格の面白フレンズに
・こんな良物件、絶対ワケありだろ・・・
(必死に自制する)
↑
優しい世界なので「いいからくっつけ!」ってモヤモヤ!
この作風、クセになります。
読んだことある他作品もこんな感じだったので、
Twitter・pixiv・公式個人サイトを見てみて、
自分に合いそうなら読んでみて!
(レビューに登録できるジャンルに「オタク」って無いんですね)
小粋さんが出演されているDLSite作品は多数あります。
が、頻繁に出演作が出ていたのは2015-2018年あたりです。
もちろん今も出演作は見かけます(ひらがな「こいき」で検索しないと出ないかも)。
執筆時現在、声をよく聞くのは……
・ご自身で更新されている「ブラックラジオ」
・日々のTwitter一言コメント動画
・YouTubeでの青空文庫朗読 ← アーカイブの量がスゴイ!
このアップロード場所が定着するまでに、色んなところで各種音声をうpられていた模様。
シチュボ(演技サンプル)・フリートーク・変なラジオ、などなど。
本作(作品って呼んでいいのかあまり自信はない)はそれらをドカっと集めたアーカイブになっています。
時系列やジャンルによるフォルダ分けはなく、ファイル名は音源のタイトルそのままです。
なので、大多数の人は頭から順番に聞くことになると思います。
複数ファイルにまたがったものは無いので、
・気軽に1ファイルごと聞く
・順番にすべて聞くというよりは、連続再生で垂れ流す
のが、一番気楽な楽しみ方だと推します。
声のいい女性のテキトーな音声を、リラックスして聞ける。
小粋さんファンはもちろんですが。
ネットラジオや音声作品おまけフリートークが好きな人あたりにおすすめです。
まず目に付いたのはイラストの可愛さです。
・ジャージ眼鏡黒髪ショートカット娘
・胸の谷間を露出していることに気がついていない
・乳房が肥大化している
存在感があります。
作品導入パートは、大変夢があります。
・家飲み会場の部屋番号と、そもそも開催日時を間違えて主人公宅に
・間違いで訪問したけど、せっかくだからこのまま家飲みをしよう
(↑ 無防備すぐる…!)
でもここまではいかなくとも、70年代から90年代はご近所付き合いの関連で、多人数を招いた自宅宴会で全然知らない人がいたり、逆に知らない人の家で寝泊まりするケースは学生エピソードとして聞くので……
無くは無…いや無い無い!
ヒロイン・有栖川つくしは
・人好きのする性格
・「っス」という語尾が可愛い
・アニメ好きで結構オタクっぽい 光のオタク
・けっこう律儀
(耳かきパートは、リラックスよりいちゃいちゃがメインです)
本作で殊座さんの存在を知りました。
カラっとした性格の子が似合う声です。
オタクは全員好きですよねこういうの。
ラストは一期一会の出会いな感じで、また会う日まで!という趣旨の別れ方です。
他の方の感想でも言われてますが、お別れは悲しいのでもっと仲良くなった続編を期待しちゃいます!