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イイロさんの和知内恵シリーズ6作のうち(白)、(黒)に続いてリリースされた(青)。

リズムのラインはこれまでの2作品と比べてとりやすい感じですが、声の方がより深みのある使い方をされているのではないかなと。
声が強調されることによって、より多くのメッセージ性を帯びている感じがしています。

ときにこすれるような音も、いつもまにかとても慣れてしまっていました。

イイロさんの音楽の針シリーズ6作のうち(白)に続く2曲目の(黒)。

ポップで明るい感じだった(白)とは対照的に、どこかアグレッシブなサウンドで構成されている(黒)。
針と聴いてイメージするタイトル通りなのかもとも思いました。

曲のテンポはかなりはやく、トランス/暗示ボイスはより暗示的な感じで響くような印象でした。

イイロさんの音楽の針シリーズ6作の最初の1曲目(白)。

入りがポップで明るい感じから。
リフレインのようにトランス/暗示ボイスの歌声が時々入り、気持ちがより乗ってくるような雰囲気がする。

中盤から終盤にかけては独特のビートと間となっていく感じで、イイロさんの色がどんどん出てきているような展開で、グッと世界観に引き込まれていました。

作者のイイロさんが「即興オリジナルピアノ曲です」とリード文で書かれている通りシンプルなピアノ構成。

1つ1つの音との間が長くなったり、短くなったりで情感を感じる。
時折、変調するようにリズムが早くなろうとしたり、逆にゆっくりになろうとしたり。
そのギアチェンジの連続が音を楽しむ感じがしていて、次の音が気になる構成をしていたと思います。

イイロさんのユハゾンシリーズで販売時期から見て、レビュー時点では最後の作品。

ユハゾンシリーズ(黒)と(白)の間を行くような楽曲な印象。
ノイズに乗るトランス/暗示ボイスが、どこかモヤがかかってクリアではないのがより想像力を掻き立てられるような感じがしています。
曲の強弱ではなく深さが強調されたような感じがしました。

イイロさんのユハゾンシリーズ6作のうち販売時期をみると(白)、(黒)、(青)、(裏白)に続いて、5作目の(裏黒)。

(黒)で広げていたノイズをさらに強調して、バロックな雰囲気も漂うような印象を持ちました。
より深い黒へと沈んでいくような感覚。
ノイズが途中小さくなり、そしてまた大きくなって、弾けるようになっていくのを楽しませて頂きました。

発売時期から推測するとドドワシフシリーズで(白)、(黒)に続いて3作目にリリースされた(青)。

テンポがここまでの2作より少しスローになったような印象で、テンポがかわるだけで、こんなに違うなんてと驚きがありました。

その深さはドープな海に沈んでいくような気持ちになり、まさに(青)なのかなって感じがしています。

イイロさんのドドワシフ(白)に続いて、販売時期からするとシリーズ2作目の感じがする(黒)。

白のときからはダーク身を帯びてて雰囲気がまたガラリと変わった印象。

トランス/暗示ボイスの部分はそこまでの変化は感じないけど、より深い世界へ沈んでいくような気持ちで楽しめました。
シリーズは全6作あるようですが、ほかのも聴き比べてみたいと思います。

イイロさんのドドワシフシリーズで1番最初に発表されたであろう楽曲。
前衛的な歪みが音楽に取り入れられていて、聴いているうちにどこか癖になってくる感じがしました。
タグにもトランス/暗示ボイスと入れている方がいる通りなのかなと。

曲の終盤に、少しだけ楽器が増えていてそれが疾走感にもつながっている感じもしました。

工画堂スタジオさん×原由実さんということで白恋の山之内先輩を思い出しましたが、全然違う役柄で驚きました。
原由実さんといえばお姉さんなイメージが強かったので、妹系もこんなに合うんだな、と新たな発見でした。
紅葉の「姉だけどまだ少し幼さが残ってる」感じの絶妙な声がすごいですね。姉であり妹でもあるというか･･･。

寝るときはトラック3→5→7→8で聴くと気持ちよく眠れます。
こしこし、こしょこしょなど擬音語を囁きながらの耳かきがいいですね。
特に梵天の心地いい音とセリフの「ふわふわふわ～」が一番癒やされました。
梵天はもうちょい長くても良かったんじゃないかな、と思うくらい良かったです。
トラック8の寝息がわりとリアルなので一緒に寝てる感が強くて好きです。

楓に引っ張られて紅葉がちょっと積極的になったり、紅葉の耳かきをしてもらっている影響で楓がお耳マッサージを覚えたりと本当にいい関係だな、と思いました。
何回も聴いてるとこんな素敵な双子のお兄ちゃんになったんだな～って少しだけ錯覚するようになりました。
2人がお兄ちゃんに甘えてくるのは、きっとお互いが「私がしっかりしなきゃ」みたいに思ってて、そんなときに甘えられる存在ができたから甘えに来るって考えたらすごくかわいいですね!

この作品を通して原由実さんのASMRがもっと聴きたいと思いました!
もし続編があるなら、もっと遠慮もなくなってきたような関係だったら嬉しいです。