山間にあるお寺 “衷然寺”と、ふもとの街にある四名家の因縁話。第六話。
あやねが出掛けている間、父と母は書庫の掃除をせっせとしていた。掃除の合間お茶を飲みながら父は母に、あやねに憑いているモノが何者であるのか語りだす。狼狽する母と沈黙する父。そして向かいの八重垣家では、着々とノブ兄の表寺行きが決っていた―――。
あやねが出掛けている間、父と母は書庫の掃除をせっせとしていた。掃除の合間お茶を飲みながら父は母に、あやねに憑いているモノが何者であるのか語りだす。狼狽する母と沈黙する父。そして向かいの八重垣家では、着々とノブ兄の表寺行きが決っていた―――。




