■あらすじ
下ろされた暖簾。灯りの落ちた店。カウンターで、四歳下の板前が初めて名前で呼ぶ。「詩織さん。座敷、上がってください」――上がった座敷では、呼び方だけが板場に戻る。「先輩の好みは、全部覚えました」「……口に入れるものだけじゃなく」
路地の奥、看板も出していない小料理屋。立花詩織、三十歳。仕事で潰れた夜にだけ通っていたその店の板場に、いつからか四歳下の二十六歳、桐生玄が立つようになった。玄は詩織が何を残し、何から先に食べるかを、一度も聞かないまま覚えていく。塩を落とした煮物、三本目の徳利を止める合図、疲れた日の、半分より少し多い白い飯。言ってもいないことを当てられるたび、詩織は年上らしい顔をつくって誤魔化した。カウンター越しの玄は職人の顔で、敬語しか使わない。それなのに片付けが終わると、急に子犬みたいな目で「明日も、来ますか」と聞いてくる。暖簾が下ろされ、最後の客が帰り、詩織だけが残った夜。暖簾を下ろした玄は、カウンターにいる詩織を初めて名前で呼び、座敷へ上げてから、氷を浮かせた水の器を置いた。「先輩の好みは、全部覚えました」「……口に入れるものだけじゃなく」。時間をかけて、丁寧に、指の腹だけで解されていく身体。年上でいなければと張り続けていたものが、四歳下の手の下でほどけていく夜。
路地の奥、看板も出していない小料理屋。立花詩織、三十歳。仕事で潰れた夜にだけ通っていたその店の板場に、いつからか四歳下の二十六歳、桐生玄が立つようになった。玄は詩織が何を残し、何から先に食べるかを、一度も聞かないまま覚えていく。塩を落とした煮物、三本目の徳利を止める合図、疲れた日の、半分より少し多い白い飯。言ってもいないことを当てられるたび、詩織は年上らしい顔をつくって誤魔化した。カウンター越しの玄は職人の顔で、敬語しか使わない。それなのに片付けが終わると、急に子犬みたいな目で「明日も、来ますか」と聞いてくる。暖簾が下ろされ、最後の客が帰り、詩織だけが残った夜。暖簾を下ろした玄は、カウンターにいる詩織を初めて名前で呼び、座敷へ上げてから、氷を浮かせた水の器を置いた。「先輩の好みは、全部覚えました」「……口に入れるものだけじゃなく」。時間をかけて、丁寧に、指の腹だけで解されていく身体。年上でいなければと張り続けていたものが、四歳下の手の下でほどけていく夜。
■ジャンル
年下/逆年齢差/溺愛/わんこ系/クリ責め/絶頂/中出し/孕ませ
■登場人物
■立花 詩織(たちばな しおり)/30歳――ヒロイン・視点人物。出版社勤務。仕事で潰れた夜だけ小料理屋に寄る。年上らしくあることを自分に課している。成人。
■桐生 玄(きりゅう げん)/26歳――小料理屋の板前。四歳下。カウンターでは敬語しか使わない職人だが、暖簾を下ろすと言葉が崩れる。詩織を「先輩」と呼ぶ。成人。
■桐生 玄(きりゅう げん)/26歳――小料理屋の板前。四歳下。カウンターでは敬語しか使わない職人だが、暖簾を下ろすと言葉が崩れる。詩織を「先輩」と呼ぶ。成人。
■ページ数
全58ページ
■ご注意
・本作はR18(成人向け)作品です。18歳未満の方のご購入・閲覧はご遠慮ください。
・本作のサムネイルは、生成AIを使用して制作したものに
一部手作業の調整を加えています。
・登場人物・団体・場所はすべて架空のものであり、
実在のいかなる人物・団体・場所とも関係ありません。
・本作はフィクションです。登場する性行為はすべて成人(18歳以上)による同意のうえのものです。
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