신착 리뷰

ビアズリー家からの書状が届いた矢先に、また主人公の元に嵐が押し寄せます。

何と、件の求婚騒動を引き起こした張本人であるソロモンが家にやってきたんですね。

戸惑う主人公&彼女の両親を放っておいて、
どんどん話を進めようとするソロモンの行動力が凄まじかったです。

しかし、別に悪意があってやっている訳ではなさそうなので、そこは安心ですね。

前回終盤にソロモンと別れて以降、漸く主人公の元に平穏が訪れたと思われましたが、それはただの嵐の前の静けさでした。

何と、後日に主人公宛にとある手紙が届いたのです。

それは、ソロモンの家であるビアズリー家との婚姻に関する書状だったんですね。

とんでもない非常事態が発生していて笑いました。

ソロモンの行動力が凄いですね。

前回の話で判明したソロモンの特異体質。

定期的に魔力を放出しないと、彼は黒髪黒目と化してしまうんですね…

実に興味深い体質をしている彼ですが、
個人的には特にその対処法が気になりました。

一番効率の良い手段である魔法が使えない彼は、
どうやら体液放出で代用しているようなのです。

あまり健康的?な手段ではなさそうですが、
一体どうなんだ…?

どうしてソロモンの髪や目が黒く染まってしまったのか、
その理由が遂に明らかとなりました。

どうやら、彼の体質に問題があるようです。

生まれつき魔法は使えないというのに、魔力量だけは膨大であったソロモン。

そして、ある程度魔力を放出しないと髪と目が黒色と化してしまうという体質に彼は苦しめられている訳ですね。

今後の伏線になってきそうです。

今回のおつまみは、小カブの炭火焼です
カブってやっぱり、火を通すと美味しいですよね
ホクホクで甘みも出て、みずみずしさもある

合わせるお酒の予想がつきませんでしたが、今回は冷酒のようですね
小カブにつけるのがからすみ塩とのことだったので、なるほどとなりました
濃厚なからすみの旨味と塩で食べるなら、たしかにベストな組み合わせですよね

ソロモンがこの場にいることを、どうにか隠そうと奮闘する主人公。

その後、彼女はまさかの手段に出るのでした。

何と、彼の身体を自らのスカートの下に引き摺り込んだのです。

それにより、何やかんやソロモンの所在がバレることはありませんでしたが、その代わりとんでもない事態を引き起こしてしまった主人公なのでした。

今後の展開が気になりますね。

謎のハードボイルドロミジュリを演じきった2人
センセイはなぜ、ハードボイルドなら演技ができたんだろうか…(笑)

最終的には、完璧な演技を見せていたジュリエット役もギャグ時空に引きずり込むことに成功したセンセイでしたが、意外にも彼女の方も、その顔は晴れやかなようで

そして、ジュリエット役の女生徒は、他の生徒達とも若いし、すべては丸く収まったのでした
めでたしめでたし(ホントかなぁ?)

前回に引き続き、レオン視点で物語が展開されます。

今回は、剣術修行の他にアレスは何をしていたのかにスポットが当たっていました。

そして、今回の話によると彼は勇者の身でありながら、「魔法」の修行にも手を出していたようです。

レオン曰く、才能が無い者には想像を絶する程の苦行であることから、改めてアレスの特別さが分かるというものですね。

前回終盤の展開に引き続き、今度はレオン視点で物語が紡がれます。

彼の幼少時代や家柄のこと、そして勇者という役割への熱意がこれでもかと描かれており、めちゃ興味深かったです。

また、貴族や戦士に対する彼なりの価値観に関する話も面白かったですね。

どうして彼は学生時代、アレスの剣術修行に付き合っていたのかなど、彼の人となりがよく分かる良いエピソードでした。

極めて特殊な形で弔いを務めている会社の物語の、2巻です

没後の出版を意図して書いた原稿には、必然的に今世に出せない事情が伴います
その事情が、特定個人に向いている場合、
原稿が呪いのようなものであると示すエピソードが多めです
取り分け、1巻から続いている、不可分である事を望む者達の中編
そして、2巻最後の中編は、ここで切るのか…商売上手め

一方で、呪いのような精神状態から縁遠い作家は死後出版から縁遠い宿命を感じる短編が複数あります
今を満喫できる者は、今に注力すればいい…「陽」キャのありようですね