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より効果の高い成長促進剤を求めてダンジョンへとやってきた主人公たち。

しかし彼らのダンジョン探索が型通りに住むはずもなく、連れてきたドラゴンの前に上層のモンスターが逃げ出すわ、深い階へ一気に行くべくエレベーターを増設するわと開幕から超展開の連発でございます。

そんな中、ドラゴンの母親に関わる重要な品を期せずして手に入れることになるのでした。

ゴブリン退治でゴーレムアーマーの慣らし運転やパーティーの連携を確かめていくことになったのですが、ゴーレムアーマーよりもアリサの能力が大変なことになっていますね。
一瞬でゴブリンの集団を殲滅するほどの速さは驚愕の一言。
そして何よりも今回注目なのがお説教回。
正直なところ今までやりたい放題なくせに危機意識が最低レベルだったので今回のリリーからの大説教は当然どころか必然でしたね。

保健委員のセルマ・カーシュを、カロライン達が囲んでいるって感じでした。
アーロンと親しい関係があったセルマに、一言言いたくて仕方がないのかもしれません。
私もラナと同じで、無言で素早く通り過ぎるのが一番だなって思いました。

カロラインの方がラナよりも貴族としての階級が上らしいです。
モニカも貴族ですが、自身が七賢人であることは話せないです。
ここは我慢するしかない気がします。

義母の介護で精神的に疲れているチヌを見た公三郎は、
母親のプライドを傷つけないように上手く説得して、
チヌが介護する時間を減らすことに成功します。
公三郎は流石経営者だけあって、人心を掴むことには長けているようです。
そして気分転換に久しぶりに街に出たチヌの前に、沼尻という男が現れる。
沼尻はチヌが女郎だった頃の馴染み客のようだが、チヌに強い執着心を持っているようで…

深見と清二郎、二人とも足に大怪我を負っており、一進一退の攻防が繰り広げられる。
そんな中でも深見はあともう少しだけ時間を稼ぎたいと考えており、
もしかすると自分の命を捨てる覚悟なのかなと思った。
直情的な清二郎に対し、何か策をめぐらせているような深見。
清二郎の隙を突いて斧を取り出し、ダメージを与えました。

これで深見が断然有利になったかに見えますが、清二郎の執念も侮れません。

前回の新太と了に続き、今回は千鶴と杏が年越し忘年会。
新太と気持ちが通じ合って幸せな千鶴を杏が祝福します。
新太も千鶴もリライフ期間が終わればお互いの事を忘れてしまうという切ない結末を知っているのだが、
それでも残りの二か月を精一杯幸せに過ごそうという前向きな気持ちになったようです。
サポート係の了と杏もいろいろと思うところはあるでしょうが、
二人の結末を暖かく見守るつもりのようです。

モニカは刺客の可能性がある。疑いを晴らしたいのであれば、二つの事件の犯人を見つけてくること。といった流れになっていました。

ネロのコメントが面白いです。
彼の言うように、護衛をする者が刺客扱いになっています。
言い方が上手かったのでちょっと吹きました。

植木鉢落下事件は、得意の数学で何とかなりそうな感じです。
間違えて落としてしまったとか、そんな雰囲気があります。
事件性はないのではないかと。

問題なのは看板落下事件の方です。
荒っぽい仕事が待っているように思えてならないです。
誰かが助っ人で来てくれることを期待しています。

ちょっとした事件とフェリクスが言っていますが、内容的にかなり厄介なものでした。
彼を狙った犯行としか思えないです。
ルイスがモニカに護衛をお願いしたのもわかる気がします。

場面的に怪しいのは、ソーンリーと立ち去った人影です。
後者は紛れもなく犯人、この場から逃げるのが普通でしょう。誰なのかは情報不足ゆえにまだわからないです。
前者の方は、注意を促すのではなく、その場に立ち止まらせるのが狙いに見えました。運動神経が優れていなかったら、面倒なことになっていた気がします。

ソーンリーが黒幕で、人影は魔法で操られていたってオチではないかと。
予想が当たっているといいのですが。

ラストが印象に残っています。
20体の金色無人鎧に、雑魚狩りを始めると言っていたからです。
逆に雑魚扱いされて失敗する未来しか予想できないです。
フラグにしか見えないなって思いました。

これまでのように、何度も戦っては失敗を繰り返すのではないかと。
失敗を経験しているうちに何か思いつき、勝ちを見出すって展開になる気がします。

気になるのが策があると言っていることです。
敵は武器を構えない限り襲ってこない設定にみえます。
その仕様を使って何かするのでしょうか。
何ともわからないので続きが待ち遠しいです。

主人公がユーディートと一緒にやったことを一人でしています。
寄生剣を制御したり、スキル剣術を獲得しに行ったり、修行目的で手頃の魔物を倒したりなどなど。
時間は巻き戻ってしまいましたが、吹き飛んだ時間は知識として身についています。
その知識を使って頑張っているって感じです。
強くなろうと一生懸命なので、あの場面のユーディートに見せてやりたいなって思いました。

覚えていないのが悲しいところです。
主人公が悲しむのもわかります。