がんもどきs recensionslista

ただし、戦うのはプレイヤーである。

相変わらずの大ボリュームと、それに伴うコンプリート難易度の高さです。
個人的には、ちょっとダークな雰囲気で、善と悪と両方出来る作風が割とお気に入りです。

コンプリートを目指す際の、基本的なプレイ方針としましては、
○善・悪値の片方は0を維持します。
○イベントが重なると片方は発生しなくなるので、目的のイベント以外はなるべく発生させない様に。
○周回回数もイベント発生条件の一つなので、とりあえずステータスを上げながらEDまで行きます。
　敏捷値だけは、23日目からのイベントである程度低くないといけないので、上げるのはそれが終わってからがお勧めです。

それと、今回はゲーム内のヒントが無いので、テキストファイル等に、初日から30日までの発生イベント表を書き込んでいくのをお勧めします。

開幕からの陰惨な展開で精神がガリガリ削られてる所に《第一部 FIN》と出て、『あ、そう言えば2部構成だった』と思い出し、
とりあえず鬼畜ルートを先にやろうと思い、余りの惨たらしさに度々目を覆いながらクリアして、
第2部でエンディングを迎えて、『ああ、この作品の主人公はこの人だったんだな』と、感動して、
一言で言いますと、とてもとても面白かったです。演出や描写がとても良いので2つの意味で心にグサグサきます。

難易度は5段階(+1)から選べますが、ノーマルでもやや難しめです。
低難易度だと敵弱体+スキップ機能有り、高難易度だと敵強化+敵ドロップ率がアップします。
調教や装備合成等に、大量の素材とお金を必要とするので、ある程度レベルが上がったら高難易度でのプレイをお勧めします。
難易度マニアですと、敵ドロップのほとんどが確定ドロップになりますが、敵の強さも大変な事になるのでご注意を。

戦闘については、スキルが敵味方共に強めの設定の為、先制で倒すか、状態異常で封じるのが基本になると思います。
レベルによる強弱がハッキリしているので、詰まった時はレベルを上げると割となんとかなります。

システムについては、文章だけ読むと解り難く感じますが、チュートリアルをこなすとすぐに解る様になると思います。
確認したい事の大体は、readmeやゲーム内に説明が有るのですぐに慣れると思います。

プレイ時間は、難易度ノーマル・第1部で22時間程度、難易度マニアで、鬼畜ルートと、エンディングまでで42時間程度、オールクリアまで46時間程度でした。
第1部終了時と、鬼畜ルートクリア時と、エンディング後に、ほぼそのままの状態で周回できます。

前作に続き、予想以上に面白い作品でした。ダークな雰囲気なので苦手な方もいるでしょうが、とてもお勧めの作品です。

シリーズ第3章。今回は前作で登場した(元)淫魔の物語です。
今作から始めても問題無いと思いますが、プレイ済みの方が全体のストーリーが解りやすいですし、
過去作2つをクリアしてパスワードを入手していると、序盤がかなり楽になりますので、先にプレイするのをお勧めします。

今回は戦闘しなくてもクリア出来る為か、戦闘難易度はやや難しめな上にお助けザコ敵がいません。
戦闘システムは、普通のターン制ではなく、素早さによって行動順・行動回数が決まります。そして、基本的に多勢が相手なのでそれはもうボコボコに。
難易度ノーマルでも割と歯ごたえが有りますのでご注意を。
システム的に、後々の作品で全員集合した時用の試作システムなのですかね。

プレイ時間は、難易度ノーマルで、エンディングまで真っ直ぐ行けば4時間程度でクリア出来ます。2週目でイベントを一通りこなして合計8時間程度でした。
クリア後は、お金以外引継ぎと、何時でも回想部屋に行けるアイテムを手に入れて、2週目に行けます。
ちなみに、1週目で1度もHイベント起こさずにクリアまで行ったら苦行とか言われました。まあ、その苦行を行ったら回想を全開放してくれましたが。

作者様のページに攻略のヒントが載っているので、そちらを参考にするのも良いかと思います。

今作もとても面白かったです。個人的には、戦闘時の台詞の豊富さや、ポーカーの絵柄が凝っているのが、印象的でとても良かったです。
次回作も、気長に楽しみに待ってます。

いつもの男性主人公のほのぼのとした作風ではなく、女性主人公のシリアスなストーリーです。
それでも、クオリティの高さは相変わらずです。主人公も戦闘中にちょこちょこ動いて可愛いですし。

難易度は易しめです。強化も兼ねたHイベントを全て起こす事を推奨されており、その通りに進むとラスボスまでサクサク進めます。
敗北シーンが多めですが、シーン後は全回復してその場から再開出来るので、テンポも良いです。
同梱の説明書に攻略法も載っているので、いざという時も安心です。

プレイ時間はクリアまで5時間半程度でした。クリア後はそのまま2週目か、ラスボス直前に戻るか選べます。

いつもと毛色が違いましたが、今作も面白い良作でした。とてもオススメです。

余談:毎回書いている気がしますが、私はこのサークル様の作品のキャラがお気に入りです。敵味方共に、造形や描写がとても良いと思います。

10を超える数字を数えられなかったり、台詞が一言しかなかったりするまおう様の逆襲珍道中物語です。
登場する女の子も、腹黒・変態・アホの子等々、よりどりみどりとなっております。・・・まともなのも居ますよ、本当ですよ。

シナリオは終始コメディタッチな雰囲気で進みます。会話や敵の説明等、全体的に文章が面白く、思わず吹き出してしまう事が良く有りました。
少し話が重くなるかなと感じても、最後にはちゃんとオチが付きます。

シンプルな操作方法ながらもやれる事が多く、戦闘では気が抜けないとても面白いシステムです。
こちらの行動には、通常攻撃2種類の他にスキルが有り、戦闘前に最大6つまでセット出来ます。
スキルの種類も色々有り、出は遅いが高威力・追加効果付き・防御用・パッシブスキル等々から自由に選択する事で様々な戦い方が出来ます。

全体的な難易度はそれ程難しくないと思います。
負けてもペナルティ等は有りませんし、ゲーム内のアドバイスを聞いていれば特に詰まる事は無いと思います。

まあ、長々と書きましたが、体験版をやれば作品の雰囲気やシステムの大体は解りますので、どうぞプレイして見て下さい。とてもオススメの作品です。

Q: ところで、引継ぎって会話を楽しむ用って事で良いんですかね? そもそもアレを倒さなきゃいけないからこれ以上強化する意味が・・・。

A: (^▽^)

今回は短編と言う事なので、ボリュームは割と少なめです。
真っ直ぐ行けばクリアまで2時間程度、シーン回収も含めて3時間程度でクリア出来ます。

エリアが1つ変わると敵の攻撃がやたら強くなりますが、レベルアップも早いのでサクサク進めます。

シーン数は少ないものの、相変わらずしっかりとエロいです。戦闘時の反応も、ちゃんと段階に分かれていて良かったです。
回想は、クリア後のフリー行動でも、全て回収可能となってます。

少し物足りなさも有りましたが、手軽にサクサク出来る作品です。
同キャラが主役の作品を制作中との事なので、気長に楽しみに待ってます。

ストーリー性は少な目ですが、やり込み要素の強い、実にダンジョンRPGな作品です。

難易度は4段階から選べますが、難易度ノーマルでも中盤辺りから難しくなります。
基本ダンジョン内でセーブ不可・敵避けが難しい・全滅ペナルティが厳しめなので、全体的な難易度はやや難しめです。
途中のボスを境に、ザコ敵の強さもかなり変わるので、アイテムはケチらない事と無理せず帰る事を心掛けましょう。
序盤は、同梱されているヒントを参考にするのも良いと思います。

スキルは、SPを使用して好きに習得する形式です。SP集めと素材集めで、何度もダンジョンを行き来する必要が有るので、
最初は探索系のスキルでアイテムを増やすか、自動回復スキルやMP回復スキル等で探索時間を増やすのがお勧めです。
装備の合成システムは無いので、要らない装備は売り払ってしまった方が良いです。(ツクールの使用上アイテムが多いと動作が悪くなります。)

ボスも含めてほぼ全ての敵が捕獲出来たり、固有素材をドロップしたりするので、それを全て集めようとするとかなりの時間が掛かります。
そして、監禁室を全て埋めて全員をある状態にすると・・・。

プレイ時間は、難易度ノーマルでエンディングまで18時間程度、やり込み要素全てクリアで31時間程度でした。2週目要素は特に有りません。

予想以上にやり込めた良い作品でした。とてもオススメです。

タイトル通りでコメディタッチな内容の作品です。エロを通り越してギャグになっている気がしないでもないですが。
追加に追加を重ねて初期の1.5倍以上になったCGの多さが目を見張ります。

クリアするだけなら2時間程度でクリア出来ます。
隠し便利アイテムの大半はエンディング後にとれるようになるので、適当に楽しんだら目的を果たしてしまいましょう。

エンディング後に、回想マップと追加マップが解放され、回想は最初から全開放状態となってます。
手軽にサクサク出来る感じの作品です。

とりあえずこの内容の充実っぷりは短編では無いと思います。

『レディナイト』→『苗床ダンジョン』→今作 と、時系列が繋がっています。
今作から始めても大丈夫ですが、第1作目から順々にプレイすると、作品をより楽しめると思いますのでお勧めです。
余談ですが、私は件の先輩が出て来た時に思わず吹き出してしまいました。(レディナイト・サーガではお世話になりました。)

上記の説明にも有る通り、探索メインの作品です。
アイテムやスキルで探索手段を増やして、色々な所で人助けとかしながらレベルを上げて、ストーリーを進めていきます。
戦闘面でも、敵の弱点・耐性がはっきりしているので、探索で有効な手段を用意してから挑むものになっています。

ゲーム難易度は、良い難易度だと思います。イベントが多いですが、ヒントも多いので特に困る事は無いと思います。
解らない場合はストーリーを進めてみるか、ひびの入った場所とか、開いた窓とか、回想部屋の魔物の説明とか気を付けて見ましょう。

Hシーンに関しては、一言で表しますと「良い意味でおなかいっぱい」です。
イベントの多さもそうですが、よくもまあこんな多種多様なシチュエーションを揃えられるものだと感心(寒心?)します。
回想は1度見たらセーブしなくても共有で登録されるので、1週でエンディングも含めて全て登録する事も可能です。

プレイ時間は、真ENDと回想部屋全部開けるまでで12時間程度(+おまけゲームの方で1時間)でした。…やっぱり短編じゃ無いですよこれ。
ステータスやアイテム等の引継ぎは有りませんが、到達したエンディング毎の特典がニューゲーム時にも手に入るようになります。

今作も色んな意味で濃い作品で、とても楽しませてもらいました。お勧めの作品です。
ところで、今回は『くまー』じゃなくて『つぼ』になったんですね。何か台詞のバリエーションが増えてますし。

シリーズものとなっていますが、どの作品から始めても問題無いと思います。(正直1作目からプレイしても話が理解できな…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ)

戦闘難易度は、1週目の前半だけやや難しめです。
全体的に攻撃力が高めの設定の上に、エリアが1つ変わると敵がかなり強くなるので、前半は仲間が一撃で倒されるなんて事が良く起こります。
なので、ザコ敵を先制で全滅出来る様になるまでが難しく、出来る様になると一気に簡単になると言う、中々突き抜けた戦闘バランスになってます。
レベル自体はどんどん上がっていくので、安定した経験値稼ぎが出来る様になると、後はサクサク進めます。

仲間モンスターを進化させたり、ドロップ素材で武器(ステータス)を強化したり、ステータスそのままでレベル1に出来る転生システム等のやり込み要素も有ります。
少しアドバイスを書くと
○モンスターは進化させる時のステータスで、固有スキル以外忘れてレベル1に戻ります。こだわる場合99まで上げましょう。
○経験値アップ装備は重複するので、3つ付けた方が効果的です。
○必要な物は、外の敵か、クリア後ダンジョンの敵が高い確率で落とします。

Hシーンに関しては、豊富でエロいです。ただ、回想を全て開放するのはちょっと大変です。
吹き出しで目印は出るのですが、ゲーム内の曜日毎に街中やダンジョンを走り回るので、中々大変でした。
ただし、エロいです。大事なことなので2回言います。

プレイ時間は、1週目ラスボス撃破まで7時間程度、隠しボス撃破+回想全開放まで16時間程度でした。
ラスボス撃破後は自由行動となり、色々数値をリセット出来たり、2週目に行けたりします。
周回毎に、仲間2人のイベントフラグはリセットされます。それと、回想を全て開放するには最低2周する必要が有ります。(BADEND1つ)

今作もとても楽しませてもらいました。とてもオススメです。