退会さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 117位 | (役に立った数:86件) |
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投稿数ランキング | 64位 | (総レビュー数:145件) |
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よく見る形のものから変わったものまで色々な消波ブロックを通して海辺の新しい楽しみが分かるシリーズも今回は聖地巡礼ということでまた違う面白さが加わっています。
そして毎回そうなんですが、すごく情報が細かくてマニアックなのがいいですね。普通に消波ブロックの種類などを説明しているかと思えばさりげなく専門用語が入ってきたりと読んでいて興味が尽きません。
掲載されている写真も旅情をそそるような感じでとても良く、これからも是非こういった面白い趣味を続けられるといいかと思います。
しかしこの指揮官という人もみんなから慕われている様子で羨ましい限りですね。しかも突然姿をくらまして心配をかけるというけしからん奴でもあります。
そんな指揮官に対する気持ちを隠し切れない明石が主人公のこの話はとにかく明石の可愛らしさ全開といった感じです。ちょっと素直じゃなかったり健気だったり表情はいろいろですが、どの場面を取ってもすこぶるキュートでチャーミングに描かれているのがやはり何よりのポイントだと思います。
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ゲームの大まかな流れとして「町とダンジョンを行き来して敵の討伐を果たす」、という所は前作と同様ですが、この2はキャラクターの育成や戦闘、シナリオなどさらにパワーアップして面白くなっています。買い物アイテムも増えていて、とある人物からもらえるミニクエストなどもあって前よりも町に戻る意味も増えています。
パーティーは4人編成となっていて、最初に8人のうちから主人公、その友達、バックアップの二人を最初に選びます。途中で編成を変えられないのでゲームの進行上誰を選ぶかが重要で、魔法が使える人と手数が多い人を優先するのがおすすめです。
言葉は英語ですがゲームシステムとしてはオーソドックスなのでRPG好きならかなり楽しめる作品だと思います。
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実は自分も好き嫌いは多く、学校の給食には苦労した方です。特に昔は残さず食べることを強要されたりもして、個人的にあまりいい思い出はない一方で、好きなメニューもあったり給食で知った料理、なんてのもあって悪くなかった気もします。この作品がいつくらいの時代を背景としているかはよく分かりませんが、学校の給食を食べたことのある(or食べている)世代ならきっと面白く読める話だと思います。
内容的にも単に「給食が美味しかった~」だけでないのもいいですね。好き嫌いのある子が中心になっているので給食が好きだった人も、そうでなかった人でも楽しめます。給食以外に恋愛模様や学校生活も描かれていてすごく懐かしい時代を振り返るような気持でも読める作品でした。
メガネとキャラクターに惹かれて読んでみましたが、プロットに深さがあってとてもいい話だと思います。先生が眼鏡をかける意味も外す意味もちゃんと考えられていて、「メガネ姿が見たかったので何となくかけさせてみました」的な薄っぺらさもありません。
視力で見えるものと見えないものとありますが、大切なものを見失わないようにやっぱり目は大切にしたいですね…
表紙の雰囲気からしても賑やかで楽しげですが、この作品は6つの短編が詰まったオムニバス型式なのでいろいろな話が楽しめます。登場しているキャラクターも多く、それぞれの特徴もよく出ていてかなり面白い一冊ですね。
収められている話は一つ一つ、違う味を持っているのでまさに色々な味のキャンディの詰め合わせといった感じです。自分としてはどの話も甲乙つけがたいのですが、敢えて言うならお店の話が気に入りました。
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毎回不思議な消波ブロックの世界を紹介されているこのシリーズはいつも興味深く読んでいますが、今回は鹿島方面のレポートという事です。
自分としてはまるで馴染みのない場所でも、消波ブロックの並ぶ海辺の風景を見ているとちょっとした旅気分も味わえて楽しいものです。また、説明で唐突に用語というか型式が登場してきても、むしろ「そんなに色々あるんですか~」と面白く感じました。
そして今回は前にも増して写真が多いのがいいですね。珍しい形のものや、普通に消波ブロックが並んでいる以外にも埋まったり壊れてしまったテトラポッドも収められていて何だか哀愁のようなものまで感じられます。テトラポッド云々に関係なく水辺の風景が好きな方にもおすすめの一冊だと思います。
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この作品は基本的にはアクションRPGという所です。ダメージ床やトラップを避けだり、敵をやり過ごして進める所もあって割とアクション要素もある感じで、戦闘も場面が変わらずそのままで行動を選択していく形になっています。
海外作品のためモノローグや会話などは英語ですが、そういう意味では言葉があまり分からなくても何とかなるような気がします。
さらに、釣りのミニゲームがあったり、ステージによってはいつもとパターンが変わったりと色々なゲームの要素が盛り込まれていて、シンプルなストーリーと比較して盛りだくさんに感じました。日本の作品とはちょっと雰囲気が違いますが、そのあたりも込みでなかなか面白い作品だと思います。
同サークルの前作が割とゆるい雰囲気だったのでこちらもそうかと思いましたが、今作のストーリーはかなりシリアスです。のっけから穏やかでない展開で、人体改造的な何やら危ない用語も飛び出す世界観でそんなにほんわかした感じではありません。
ゲームシステムはベーシックながら、魔法設定のアレンジがあったりして一ひねりされています。冒頭はおそらくチュートリアル的な感じで難しくなく進みますが、本筋に入るとバトルも緊張感があって難易度を下げていても全滅しかねません。
やってみた感想としては、見かけによらず骨のある作品でした。物語もよく練られていて、なかなかしっかりしたRPGとしていいんじゃないかと思います。
それから、意外と色々な所にアイテムが隠されているようなので、何でもないような所も探ってみるといいかもしれません。
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この作品は、自分が城塞都市の門番となって出入りする人を管理するのが主な目的です。しかし、町には疫病が流行っていて全員を出入りさせるわけにはいきません。日によっては誰一人出入りさせてはいけない事もあるので、隊長の説明はちゃんと聞きましょう。そして、午前中の仕事が終わると午後は探索パートに入り、出入りさせた人と再会してまたいろいろあったりもします。
これが大まかな流れですが、会話では選択肢があり、選んだ内容によって展開が変わるのでこまめなセーブが必要です。
と、いう感じのゲームなのですが、来る人が全員美人だったりチャーミングなので自分のような優柔不断・意志薄弱な性格だとちょっと大変ですね。断わりやすい感じの人もいればそうでない人もいるので門番の仕事と割り切ってやるしかないようです。
それからこちらは海外作品なのでボイスもテキストも英語ではありますが、ゆっくり読んでも大丈夫ですし、英語リスニングの練習用にもなると思います。
また、場面の読み込みに時間がかかることもあるようなので、なかなか画面が切り替わらなくてもちょっと待っていればいいはずです。