なつみんさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:9件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 365位 | (総レビュー数:32件) |
いちおし作品
「短編連載型ノベル」 いや 「ゲーム画面で読むライトノベル」 の第二巻です。
今回は、第二話と第三話を収録。
第二話は反則だよな〜〜っ !
何が 「反則」 なのかはネタばれになるので書かないですが……。
第三話。少しトーンダウンした気がするのは、爆走超ツンデレ小生意気な 『魔法錬金士』 ティナの矛先が主人公ではないからでしょうか。
まあ、だからこそ生まれるラストの 「デレ」 エピソードへと繋がるのですが。
今回、全体的に少しく物足りなさを感じたのは、唯我独尊美少女ティナと巻き込まれ型主人公との直接的な絡みが少なかったからでしょうが、テンポの良さとコメディ感覚の優れているシナリオは健在です。
また、前回書き忘れましたが音楽が良い。
そして、数頁無音にして、また再開するタイミングもとても良いです。
一つだけ苦言を呈するなら、 『魔法具を手にした者はその使用法を瞬時に理解できる( ティナが使用法を説明するのが面倒なのでそういう効能を予め含めてある )』 という設定は、今回はどうなったのでしょうか ?
それでも、充分楽しめましたし、更なる 『こちらの世界に飛び散った魔法具』 を回収するエピソードに期待して待っていますっ♪
|
2011年10月12日
作品紹介頁の梗概( ? )の続きが気になって購入。
自分の上に突然落ちてきた赤いドレスの少女の事は取り敢えず置いておいて……。
学園での主人公のアンニュイな日常が語られて、成る程この主人公、典型的な巻き込まれ型であり、突然女の子が降ってくるのも 『あり』 だなと納得させられる。
で、今度は落ちてきた少女——自称 “二つ名” を持った( “二つ名” を何と言うのか書いていないが、次回以降への惹きか伏線だろうか ? )魔法使い少女の、この世界へやってきた任務と戦いが展開される。
ツンデレ異世界少女は類型的だが、アンニュイ巻き込まれ型主人公がぼく的には “ツボ” だったので、是非、続篇を……期待して待っています。
「短編連載型ノベル」 との事ですが殆んど 「ゲーム画面で読むライトノベル」 といった趣です。
それでも、キャラの立ち絵の表情差分や、魔法のシーンでの画面効果等、ゲームといえばゲームか。
ともかく、面白い ! ……いや、マジで面白かったです♪
本作は、冒頭にヒロインの異世界からこちらへ飛ばされる経緯を置いた事により 「行きて還る物語」 の味わいと、その後に典型的な巻き込まれ型主人公の視点に移る事により 「来たりて去る物語」 をも併せ持つ二重構造になっている処が凄いです。
また、異世界からやって来た少女が 「異世界( 彼女に取ってはこちらの世界 )の存在を認めるか否かに就いて」 考えを巡らす事で、逆に彼女の世界( 異世界 )を実在足らしめる処。
続いて、その為に魔法実験( いや実証 )をしてみせる事で、すんなりと彼女の世界( つまり異世界 )を実在せしめるシナリオは秀逸です。
更に、テンポが良くてコメディ感覚が優れているシナリオは良く練られていて飽きさせません。
ラストへの伏線も( オチへのキャラ的伏線も )しっかり張られていて、読切連作タイプですので続きが気になる終わり方ではありません。( 勿論、続きは楽しみにしていますが w )
惜しむらくはキャラクターの配置が些か類型的ですが、しかし、それを吹き飛ばすだけの存在感とオーラを発散するヒロインがっ !! ( 笑 )
口の勝負では勝てない超ツンデレ小生意気な 『魔法錬金士』 ティナっ♪
「卑怯で結構。正々堂々といく必要なんてない」
言い切ってしまうティナに主人公ならずとも 「ぬぐぐぐぐぐぐぐっ……」 と呻くばかりです。
一般作ですがもっと評価されて良い完成度の高い作品ですので、是非っ ! 是非っ♪
|
2011年09月30日
前作が良かったので購入してみました。
今回のテーマは 「学校・学園」 。
と、言えば定番なのはセーラー服。
勿論、体操服にブルマやスク水、上だけジャージ姿に、狙ったように 「ギリ」 っな着替えシーンもあったりなかったり… w
教室で後ろを振り返ったら、机に着いた両腕の上に顎を預けて見あげる美少女と視線が合って思わず頬を染めた……なんて経験はありませんか ?
あるいは、教室の片隅で封筒から取りだした便箋を広げる少女。ラブレターだろうかペンフレンドからのものか……。
そんな 「学校・学園」 での既視感( デジャヴ )を覚えるイラストから、風の○三郎を彷彿とさせるファンタジックなイラストまで。
背景まで丁寧に描き込まれたイラストも多く、見応えがあります。
過ぎてしまったあの日々を思い出したい方は、お値段も手頃ですし購入してみたら如何でしょう。
|
2011年09月27日
某 変身魔法少女のCG集です。
本CG集の特徴は、それぞれの 「完成CG」 に、 「影指定」、 「線画」、 「下書きラフ」 の差分が同サイズで収録されていて、 「下書きラフ」 まで位置を合わせてある事でしょう。
更に、一部は 「下書きラフ」 の上に 「完成CG」 やペン入れした 「線画CG」 を透過して重ねてあり、JPEGローダー等で続けて見てゆくと 「完成CG」 までの制作過程が判って大変に興味深かったです。
また 「ボツ画像」 フォルダーに何枚かの 「ボツになった下書きラフ」 が収録されていますが、これはこれで何故ボツったのか考えてみるのも面白かったです。
絵的にも元ネタの特徴を良く捉えていて、このキャラたちがお好きな方は、お値段も手頃ですし購入してみたら如何でしょう。
|
2011年09月27日
InternetExplorer等のWebブラウザで閲覧できるようHTML+JPEG画像形式になっていてとても見易かったです。
タイトルの 「和」 とは、 「和風」 の和、 「和(なご)み」 の和、それとも十人十色を 「和(あ)える」 の和か。
巫女さんやら、九尾狐やら、桜の精やら、かわゆい鬼娘に、大正モダンがーる、更にはちょっとエッチな着替え中やら、お祭褌娘まで……。
様々な 「和」 のテイストをご賞味あれ。
壁紙にしてデスクトップで暫く鑑賞したくなるイラストも結構ありました。
バラエティもクオリティも申し分ありませんので 「和風娘たち」 を楽しみたい方は、お値段も手頃ですので購入してみたら如何でしょう。
|
RPG的世界を舞台にしたオリジナルなギャグまんがです。
今回はキャラクター紹介的な導入部の10頁と5頁の二本を収録。
とある世界の果ての果てのそのまた果てのド田舎で、大冒険を夢見るお子さま四人のパーティのお話。
些か類型的だがそれぞれのキャラが立っていて互いの距離感も良い。
そんな彼らを厳しく叱りながらも暖かく見守る美貌の魔女さんに、正体不明のイケメンさん……。何気にメイドさんもいるよ。
旅立って半年、未だに村の周りをグルグルしているだけの彼らが本物の大冒険に立ち向かう日はくるのか ?
ギャグセンスも良いのでサンプル絵が気に入ったらお値段も手頃ですし購入してみたら如何でしょう。
ちょい下ネタ風でも可愛い♪
いおりんも亜○ちんも律○プロデューサーもかわゆすっ♪
あず○さんはページ数の都合で顔見せ程度ですが……
本篇4頁の 「いおりんBD本」 でも 「竜○小町」 総登場という贅沢さ。
ラストの “でこピン” ならぬ “でこふー” は堪りませぬぅ♪
このユニットがお好きならお値段以上に中身が濃いので、是非っ♪
|
二人の作者の二篇が収録されています。
「暴力的三顧の礼」
面白かった。テンポが良くて、キャラも立っていて、コメディのセンスも良い。
でも、ここで終わりなの ?
いや、オチみたいのは付いてるけど……。
「メタルブレイブ」
世界観や作風は違うが、こちらも面白い。ウルトラマン的世界( ? )のワンエピソード……いや、プロローグか。
スピード感があって情景描写も的確だ。
でも、ここで終わりなの ?
いや、「つづく」って書いてあるけど……。
おおおぅっ !? 続きを早く読ませろっ !! ( 笑 )
いや、マジ続きが読みたいです♪
レビュアーが選んだジャンル
何か続けて読むのが勿体ないような味わい深い掌篇が七本。
『SF』 を 『少し不思議』 とルビ振った今は亡き彼(か)の人を、ふと、思い出す。
ここに綴られているのは、そんな 『少し不思議』 なエピソードばかり。
珈琲ブレイクを挟みながら、夢の続きを夢見るのも愉しそうだ。
彼(か)の地への思いも届きますように。。。
レビュアーが選んだジャンル