新着レビュー

ノンデリヤニカスエモエモASMRって、声に出して読みたい日本語(?)ですよね(笑)

気のおけないヤニカス仲間って感じのヒロイン2人が、益体もないことをひたすら話す感じのお話

ヤニカス同士ということで、お互いのタバコに火を付けるシーンがありますが、やっぱりこの手のシーンはいつの世でもエモいですよね

卒論の話とか、進路の話とか、卒業したら離れ離れだねとか、なんともモラトリアム期から社会人になるまでの若い子の心の機微みたいなものが会話から見て取れるのが良きでした

ヒロイン2人が、数学とかお金にならない芸術とか、一般的な資本主義からのドロップアウト目前の雰囲気と、自◯の名所を絡めた会話劇というのが、なんとも挑戦的で新鮮な音声作品でした

コードが遂に旅立つ最終話。
旅立った後に遠くで響く銃声。
天災という魔法を殺すコードが旅立つことで、フェルトの身に何があったか予想するコード。
予想外過ぎて読む手が思わず止まりましたし、「え、まじ?」と普通に声に出ちゃいました。
予想が本当なら悲しすぎますね……。
もしかしてコードの両親を殺してしまった時点でこの結末は決まっていたのでしょうか。
「死者は蘇らないし、未来なんてだれでも少しは見えるのだ」
最後の方にあったこの一文が胸に染みました。

婚約したヒロインと新婚旅行に出かけて、旅行先でヒロインと二人っきりの時を過ごす作品です。
舞台となっている旅行先が海辺の街のため、波の音がBGMで流れてきますので没入感がとても高いです。
ヒロインは優しくおしとやか性格で、波の音がする中でヒロインに囁かれながら耳かきされる時間にとても癒されました。
日常生活で感じたストレスをごっそりと解消してくれるヒーリング効果を味わえます。
ただ、どんなに心地よい時間にも終わりはつきもので、癒しの新婚旅行が終わってしまうと寂しさを感じてしまいました。
ぜひ新婚後の汐里編の続編も作ってほしいです。

とても良い!!!
少年が食べられる運命から逃れようと必死に、心の中にある復讐心?みたいなものをひた隠しにしながら抗ってる話かな?
狐の訛りがある話し方も、とても素敵です。また、怖い部分とちょっとうっかり(ドジ?)な可愛い部分のバランスも良くて(読み手が)心を奪われてしまいます。
今後がどうなるかとても気になる作品です。

およそ10年ほど昔に発売された美少女ゲーム、「紙の上の魔法使い」のヒロイン「月社 妃」の音声作品です。

「かみまほ」も、もう10年近く前の作品なんですね……本作のイラストを見ただけでも絵柄が随分と変わっていて、これだけでも長い月日が経ったことを実感し、感慨深くなってしまいます。

原作も今作もシナリオの担当者は共通で、私はかみまほ以前の作品からこの方の書くシナリオに魅せられていたのですが、単純な「鬱」という浅い言葉だけで表現するには足りず、「意味のある悲劇」と言うべきか、深く心に残る重いストーリーを綺麗に描ける実力派のクリエイターさんだと思っています。
SNSでも中国? のファンと思われる方も多く見られ、人気の高さがうかがえます。

原作を知らない方に向けると、公式の紹介文曰く「普通のASMRとはちょっと違う、物語重視の作品を楽しみたい方にもおすすめです!」とのことで、ASMR要素よりもキャラクターとのやり取りや独白がメインとなった、ボイスドラマ要素がかなり強い作品になっています。

CVの御苑生メイさんによる、可愛らしさを持ちつつもどこか蠱惑的な雰囲気のある声で、ややダウナーで淡々とした印象を受ける口調が耳に優しく響き、作品のジャンルタグの「耽美」の言葉にふさわしい意味深で美しい言葉で彩られたやり取りが続きます。
ヒロインの紹介イラストにある「実妹」と「元カノ」が並列された、何とも言えない複雑な関係にぜひ酔ってみてください。

まだこの作品に気付いてない原作のファンの一人でも多くがこの作品に気付いてくださることと、原作未プレイの方がこの作品をきっかけに原作に興味を持ってくださることを願っています。

作品の内容としては、22分くらいの本編と主題歌で構成されてます。
北海道にある写真館でのミス流氷の天使コンテストを巡るボイスドラマです。小雪さんの声が綺麗で私は特に好きでした。「回顧」と繋がる様なシーンもあって繋がりを感じられて良かったです。
吹上姉妹の仲良しなのが分かる掛け合いがホッコリする、優しい雰囲気が好きな作品です、同じ?似ている?世界観の同サークルさんの2作「氷雪」「回顧」と一緒にどうぞ、オススメです。

氷属性の攻撃に特化した戦闘アニメ16種類です。
1~3番は、同サークルの他アニメ集のアレンジバージョンになっており、揃えて使うと統一感が出ます。ツクールMZにコピペできるサンプルプロジェクト入りで、導入が簡単です。

「氷」オンリーの戦闘アニメで、氷属性の剣の攻撃や、ビームのように降ってくるつらら、地面を走っていく氷塊などが入っています。氷の質感が美しく、画面を覆われると、見ているこちらも冷えるような透明感があります。

また、それぞれに収録されている効果音16種もクオリティが高く、聞きやすいです。
戦闘を派手にしたい方にオススメです!

雪泉推しなら最高の癒しボイス、先生へ憧れの感情だけではなく明らかに好意と恋愛感情も意識してる、先生への奉仕もちゃんとしてる、作品全体はイチャイチャな雰囲気満ちたので堪らない!健全な作品なので、2人の泊まり温泉旅行の定番な展開がないけど、もはやその後はギャルゲーの当たり前の展開があるから、想像するだけで興奮します。続きの展開も気になるので続編とシリーズ化希望、そして他の人気キャラのASMRも制作して欲しい。(特に雪不帰、鴇、月光、閃光、雪蓮など)

<はじめに>
放課後にクラスメイトである外和凛ちゃんのお誘いで「耳かき探偵部」に招かれ、凛ちゃんお手製の謎解きを解く作品。謎解きしながら耳かきをしてもらえるシチュエーションと、聴いてて楽しい音声作品でした。

<問題の難易度>
勘の良い人やミステリー小説を読み慣れている人だったらノーヒントで解くことが出来そうな難易度だったと思います。
私はミステリー初心者(某学級裁判ゲーをプレイした程度の歴)でしたが、ヒントを聞く事で事件の真相に近づけるレベルの難易度だったので、思考を巡らせて脳がムチャクチャになる問題ではないと思いました。

<キャラとシチュエーション>
本作のヒロインは外和凛ちゃん。キャラクター紹介にもあるとおり癒し系のいい子で、会話しているだけでニヤケちゃいそうになるくらい可愛い女の子です。主人公との関係性は明確にはされていませんが、クラスではよく会話する仲なのでしょう。距離感はまるで幼馴染くらい近い気がします。
そんな女の子と放課後に二人きりで謎解きをしたり耳かきをしてもらうのは、なんだか秘密基地で遊んでいるような感覚を覚えます。
なので問題の中身が暗くても聴いてて楽しい気分になれる作品でした。

<おわりに>
キャラクターも魅力的で癒しがあり、かつシチュエーションが面白い良作。ミステリーにちょっとでも興味がある人だったり、凛ちゃんのキャラクター性に興味がある人におススメです。

ヤニカスな二人が自殺の名所でタバコを吸いながらお喋りをするお話。
タバコを吐く音を両耳で味わい、二人の間に挟まれているような感覚で聞くことができます。
親友だからこそ遠慮がなくて気安い会話がてぇてぇ。
みょんちゃんとゆなっちという愛称もたまりませんね。
パッケージのAIイラストも雰囲気にとても合っています。

山も落ちもない何気ない会話がずっと続きますが、だからこそ彼女たちの普段からしているような自然な会話を聞くことができてとてもエモい。
ヤニカスな二人ということでちょっと大人な日常系漫画を聞いているような感じの作品でした。