新着レビュー

5巻以降も楽しみに待っている作品になりました。
二人の恋が大きく動き始めるのは3巻からになりますが、世界観や二人の仕事や距離感などが細かく描かれているので4巻はギュンギュンします。
惚れ薬がキッカケで顧客として知り合い、距離が縮まり、一気に展開するところがタイトルもあいまって面白いです。

魔女は魔法が使える代わりに嘘がつけない、という設定も二人にしかできない会話が微笑ましくなるので「幸せになりやがれ!!!」と思いながら読みすすめてしまう。

ひたすら誠実な騎士×孤独で不器用な魔女という萌え設定も活かされているし、脇役ながらもラウー様の良いキャラや話も面白かった

あまりにも息子に興味を示さない父親に対して、ついに思いをぶつけたヒロイン

父親は周囲に気を使える人なので、人の心がわからないわけではないはずですし、やきもきしちゃいますよね

父親は、ヒロインと楽しそうにしている息子の写真を見せられ、なにか思うところがあったようですが、どうも彼の息子への態度には、奥さんが関係しているようで…?

最強ちび巨乳柔道家 vs 凌にレ○プされて懐柔されてしまった悲しき元ヤン会長の対決です

しかしどうやら、さすがに最強にヤンキーごときでは勝てなかったようです(良かった)

そんな中、女装した主人公は、凌とカラオケデート中でした
凌って最悪のレイパーなのに、こんなデートも出来たんですね?

なんて思ってたら、なんと凌は、目の前の女性が主人公であることに気づいていたようで…?

フローレンによって、身体を両断されてしまった主人公

ついに勝ったと大喜びのフローレンは、他の七傑は小物だと言っていましたが、実際主人公に倒されたメンツは雑魚だったので、比べるとフローレンはちょっと強すぎでしたよね

しかしどうやら、主人公が死んだのは、ただの幻覚魔法だったようです

その間に力をためた主人公の最強魔法が炸裂し、今度こそ決着なるか!?

ダンジョン内で不死王と邂逅するハンター協会会長

元々は仲間と一緒に辛勝した敵のようですが、今やソロで倒せてしまうようで、老いてなお成長しているのがすごいですね

と思ったら、どうやらこれは、主人公の新能力によるバフの効果のようです

しかし、オーバーリッチ事お館様が、すべての既知のモンスターを使役し、その力を扱えるように、主人公にはすべてのハンターを従え、その力を行使できるようになるとは…

両手を失いながら、刀剣の使い方に開眼した蘇芳兄でしたが、残念ながらそのまま亡くなってしまったようです

刀剣に関してのみながら、現代最強の男を超えるポテンシャルを持っている人でしたが、なんとも惜しいことですね

彼の過去の回想なども入りましたが、そこで死んでしまった隊員たちの元気な姿が流れるのが、また物悲しい…

彼の力は、弟に受け継がれるのかな…?

下品に笑いながら、主人公を足蹴にするゲームマスターのピエロ

なんとも憎たらしい限りですが、彼も決して完全無欠ではない様子

拘束系のアーティファクトで捕らえての攻撃で、ヒヤッとしたと言って怒っていたので、このあたりが突破口なのか?

ごっすんがあがき、七星も駆けつけて、なんとも熱い展開ですが、主人公はこの流れを活かすことができるのか?

主人公が下宿することになった場所は、当然きれいではないわけですが、主人公の感想はずいぶんと直球ですね(笑)

しかしまぁ、油汚れはともかく、水桶の水がやべー感じなのは、下手したら死んじゃいそうで怖い…

ニオイも集中力無くなりそうで嫌だな

しかし、主人公が言うには、御用職人なのにこんなに貧乏なのはおかしいようですが…?

どうやら、あの世界から帰還した人間の多くは、あの世界の記憶をなくしてしまっているようですね

それでも、ヒロインをはじめとした一部の人間だけは、記憶を保持しており、いろいろと現世で調べている様子

しかし、あの世界を作る実験って、国策でやってたんですね

確かに実験の規模はデカかったですが、よもやあれに国が関わっていたとは…

登場人物の全員が一度は拗らせているというか、病んでいるというか、一歩引いて見るとドンマイ!としか言えなさそうなくらい堕ちていきます。
全員が「こんなはずじゃなかった」って思っていそうなくらい闇堕ちしかけたり(笑)

全4巻のクライマックス…というか最後の2話くらいまで誰かしら病んでいるので執着愛というか狂愛大好きな方向けとも言える作品です。