らるあさんのレビュー一覧

かの(個人的な)名作のエピソード0です。
とはいいながら、続編を想起させるような作りではなく、これ単独でもある程度は楽しめる内容となっています。
シチュエーションはレズオンリーで、男については、文章外で友人が犯されたとの描写が入るのみです。
はじめは脅されながら主人公に対して性行為を行っていた友人が、すぐに快楽にとらわれ進んで愛撫し始めるというのは、やはり王道ながらもまったくの大好物なので、どんどんやっていただきたいです。
文章に少々の古臭さを感じるのと、ローターやペニバン攻めが多いのが個人的にはちょっと残念でしたが、何せ女だけの二次ドリというのがとても希少であるため、少々のアラではどうとでもなります。別にエロさが薄まるわけでもないですし。

二次元プチ文庫によって旧作の外伝を発表していく流れは、正直とてもありがたいです。
KTCに限りませんが、何せエロ小説は続編が出ません。
こればっかりはいろいろとしょうがない部分もあるため誰を責めることもできませんが、残念であることに変わりはない。
そんな絶望すら存在しえない荒野のなかで、短編とはいえ、旧作にスポットライトを当ててくれるというのは、あまりにも望外な喜びです。
胸も熱くなり股間も熱くなる。こんなに幸せなことはありません。

エロ小説を買うのに少々躊躇する、という方は、軽くプチ文庫から入ってみて、水が合うようであれば、より濃厚なエロスが待ち受ける過去の作品群を漁っていくのもよいのではないでしょうか。

対淫魔用のお守りを持つ少年に対して、お守りのせいで少年に触れられない淫魔がどのように攻略していくかというのがメインコンセプト。
直接触れられないことで、余計にエロティックな誘惑シチュが生まれている。
誘惑にあらがえなければ、待望のお触りタイムも待っているぞ。

エロシーンはキャラの立ち絵のみで、特にCGもついておらず、演出と文章が流れるのみとなっている。
このようなシンプルな構成ながら、文章が秀逸であるため一切気にならない。
むしろ余計に想像を掻き立てられ、こちらのほうがエロいような気がしてくる。
これが1コイン強で味わえるのだからお得感が半端ない。

誘惑好きな方にはぜひ。

荒野のSFガンマンが、媚薬ロシアンルーレットでレイプされちゃうお話。
情報屋(怪しいおっさん型)から賞金首の情報を聞きつけ、意気揚々と乗り込んだ先で善戦するも、情報屋に裏切られて取り押さえられます。
そんな彼女がたどる運命はいかに。

エロシチュはノーマルですが、文章自体がエロいので特に問題なし。
媚薬に耐えられずチ●ポをむさぼる女子はいつ見てもいいものだ。
自分の銃を校門に突っ込まれるのもポイント高いですよ。

最後には逆転するわけだが、情報屋との関係とかいい感じのオチとか、抜けはしないけどなんかいいよねとなってしまうのは私が丸くなったからでしょうか。

コボルドが竿役ってかなり珍しいですが、それ以上にここまで徹底してヒロインたちを貶めるのも珍しい。
種族間の戦争というテーマの中で、何の救いもなく消費されるだけの家畜とされた主人公の姿を見事に描き切っています。
主人公はもともと一騎当千の戦士でしたが、彼女がいなくなっても人間が敗北するわけではなく、少なくとも向こう300年間は戦えるというところも、なんともいえず戦記物的なリアルさを醸し出し、ストーリーに奥深さを出しています。
プレイして初めて気づいたんですが、これ続編なんですね。
ストーリー気になる…。

プチ文庫は今までもいくつか読んできましたが、この作品はエロとシナリオのバランスが素晴らしい。
50pと非常に短いながらも、むやみな設定の広げ方や、キャラの無駄な会話がなく、ミリ的なシナリオがコンパクトにまとめられています。
そのため導入は少し強引ながらも(個人的には強引なくらいがいいと思うが)、設定の上に成り立つキャラ自体のエロスが各シーンを引き立ててくれます。

ただ、メインを女オンリーで引っ張ってきたのなら、エピローグのみとはいえ、男は出さなくてもよかったように思いますね。

家族を人質に取られ、ふたなりに強姦される快楽に精神を乱されるまま、恩人の上官(女性)の脳天を狙撃してしまうという最高のシチュが待っていますので、みんな、買おう!

表紙通りの内容ですが、後半が変則的な気がします。

エロの種類としては基本的に、目の前に誰かがいる状況でのプレイです。
人前で股間をいじられながら発情を隠す羞恥プレイは最初のみであり、その後は触手パンツの分を超えて、姫様の股間を拠点に人を襲ったりします。
最終的には触手を隠し切れなくなり、公の場で状況がばれるのですが、すでに姫様は発情しきっており、人間様のおチ○ポ様まで臨みだすようになります。

悪くはないですが、シチュをうまく生かし切れていない感じもあります。
堕ちた姫様が触手パンツでオナニーする描写とかがほしかったですが、紙面の都合もありましょう。

展開についてはあくまで個人の感想であり、エロ自体は悪くないので、雑食気味なあなたにはぜひ。

岡本氏著の前作から相当年月の時を経て、まさかの外伝刊行。
確かに良かったけど、こんなことが起こるとは夢にも思っていませんでした。
正直抜けるかどうか以前にそれ自体に驚愕しています。

内容は素晴らしいの一言です。
瀟洒なメイドさん(真ん中の黒髪少女)相手に剃毛プレイや首輪付けてのお散歩プレイなど、基本的にはご主人様責め。
とはいっても主人公は奥手な方の人間であり、表紙後ろのメガネお姉さんが主導になってエロ指導してくれるという内容です。
基本的にはご主人様とメイドさんはみんなラブラブであり、泣きわめくとか凌辱とか言う話にはならないので、そういうのが苦手な人も安心です。
あとこれ外伝らしく沙織さん視点になってるので、そういう意味でも新鮮でエロイ。(どんな性格だったか忘れてるんで、もう一回前作読み直さなきゃ…)

まあ単品でもエロですが、本書では沙織さん分しか補給できません。
他の子のエロも読める前作を購入すると、エロさ2倍楽しさ2倍だぞ!(宣伝)

ヒロインたちがピンチに陥るまでの描写が短いのが素晴らしい。
そこから後はエロ一辺倒なのだが、一応2人分の破瓜描写こそ差し込まれるものの、敵の便利エロ能力のおかげで、片方は即堕ち、片方は嫌がりながらも感じちゃうという2パターンの堕ち方を楽しめる。

また表紙の赤い子が、即堕ち洗脳ふたなり化された青い子から責められるシチュ(大好物)があるが、魔王様(美少年)が出張ってきて3Pになるところだけが片手落ちだった。
これが魔王様(美女)であったなら、文句なしの5つ星である。

ともあれ随所に差し込まれる、短いながらも的確な情景描写は、ヒロイン達のエロティックな破れスーツ姿を想像させるに足りたことが、私の愚息へ非常に反応が良く、エロ的にはなかなか満足いくものであったことだけは、ここに記しておきたい。

この作品は、催眠によってエロ状態と日常状態を少しづつ混濁させ、最終的には完堕ちさせるというストーリーとなっています。
とはいえ堕ちるまでの過程が簡単にすっ飛ばせるのが催眠のいいところ。
エロ状態の彼女は、一気に淫語マシマシの淫乱マゾとなって催眠教師の性奴隷となり、その命令で他の男にも簡単に股を開くようになります。
各シーンはADV風の画像で進みますが、なかなかテキストがエロく、ページ数も多いため、十分に実用に耐えるレベルでした。
(個人的には他の男にヤラせるシチュは好きではないが、それはそれとして。)
ラストは、教師が彼女に飽きたため、別の人間に売り飛ばすというものとなっていますので、そういう系が好きな人はぜひ。
売られる前にし、助けに来た主人公の粗チンを罵倒し、教師に土下座してラストセックスをおねだりする素晴らしいシーンもありますよ。

ただ価格が少し高いのはマイナス要素ですかね。

端的に言えば最高です。

この作品世界では、ふたなりは社会的地位が非常に低く、犯罪者的な扱いを受けています。
主人公は超名門校の才色兼備の生徒会長でありながらも、ふたなり(しかも短小包茎早漏)であることに常日頃悩まされながらも、おち○ちんからくる性的衝動をギリギリのところで発散しつつ生活をしています。
もうここらへんで最高なわけです。
その後ライバル校の性悪生徒会長(こっちも美少女)に電車内でレズ痴漢を受け、ふたなりであると判明したことから彼女の転落劇が始まります。
主人公は最初、相手が誰だかわからないまま痴漢され、ふたなりをばらされたく無いがために、いいなりになって痴漢を受け続けるわけですが、痴漢から解放された後も、一歩誤れば身の破滅となる状況に被虐的興奮を抑えきれず、脅されたことによる恐怖を反芻しながら自宅ではひたすらオナニーに励むわけです。
最終的には自らも興奮に任せて痴漢を行い、その場面を録画されて会議の場でふたなりであることをばらされます。
本来なら後悔と今後への恐怖とで身動きも取れなくなるはずの場面で、あろうことか彼女はこれまでにない快楽を感じてしまい、自らの惨状をオカズに衆目の面前でオナニーをし、身バレした瞬間に人生最高の射精をしてしまいます。
もうね、最高です。こういう話が読みたかった。
その後も日頃のうっ憤を晴らされるように、相手によって尊厳を踏みにじられ、そのことにも快楽を覚えて射精してまい、もはや完全に隷属してしまう形になります。

ただ一つ許せないことが。
後日談によると、主人公は会議に同席していた後輩とともに奴隷へと堕ち、自分の学校に不利益な条約を次々結ばされ、最終的には相手方のレズ奴隷養成所にまでしてしまうことになったそうです。
ただここの詳細が一切書かれていない。
こんなおいしい場面を後日談で済ませるなんて何考えてんですか続き書けお願いします。