色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 7位 | (役に立った数:5,232件) |
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投稿数ランキング | 10位 | (総レビュー数:2,394件) |
2作家様によるメイドレイプな作品である。今回は、1本目は催眠シチュ、2本目は憑依シチュとなっている。いずれも気持ちよさから快楽に浸りきっており、全身に流れる汗、熱に火照る頬、だらしのない笑顔と、戻れぬエロスのるつぼへとたたき落とされている。
さて1本目では、エロマッサージ催眠となる。最初こそ警戒を露わにしていたが、竿役の手業の上手さと催眠香に蕩かされ、催眠に掛かってからは完全に術中に堕ちる。竿役も露骨になり、クンニ、首締め寝バックなど、ハードプレイとなる。門番と一緒の乱交や主人の前でのボテセックスなど、やりたい放題なのもよい。
2本目は雑魚妖怪に憑依されて身体を弄ばれる。変態的なオナニーや勝手に風呂場乱交など、身体を乗っ取られシチュ自体もよいが、ヒロイン本来の意識の使い方も上手い。快楽で絶頂気絶しては、同じく絶頂快楽で意識を覚醒されを繰り返される。さらには常識も塗り替えられ、どんどん見下げ果てたメイドになってゆくのもエロい。
エロは、褐色ツルペタヒロインを、規格外の男根たちが膣中出しを繰り返す輪姦作品である。そのためプレイとしては、ニラマレレイプ、腹ボコォ、全身ぶっかけ、小さな膣口を目一杯広げての連続膣中出しである。
ヒロインと竿役たちとの差も見所であり、彼女は軽々と持ち上げられる肉体、両腕を押さえつけられる非力さ、竿だけで恐怖してしまう未経験さなど、肉体・精神共に圧倒される。
また、非常に凌辱色の強い作風で描かれており、この点もポイントが高い。逆境の最中にあってもヒロインは常に抵抗し、巨根を突っ込まれても「全っ然いたくねえよ」と睨み返す。彼女の心の強さがほぼ全編に押し出されているのである。
その一方で、ヒロインの思い出と紐づけてきっちり絶望を味わわせる展開が待っている。仲間との修行ではできなかった力(作中では氣)の覚醒を、此度のレイプでできてしまったことに涙し、竿役を想い人だと思い込もうと現実逃避を試みるも失敗し、絶望から大泣きする。
このヒロインを熟知しているからこその凌辱が丁寧に描かれており、元ネタを筆者は知らないが、そのことに関係なく楽しめた傑作品である。
エロは催眠であり、1品目は常識改変+巨乳化、2品目は銭湯をモチーフにした常識改変+爆乳化である。どちらの作品も、真面目でひたむきな清楚系エロスのヒロインを如何にしてドスケベド変態にするかという点に力を入れており、その点を催眠によって見事に表現している。
また、汗の描写が多く、腋、乳、全身など、本気の濡れも個人的に評価したい。
さて、1品目は、ヒロインの常識を変え、エロを修行の一環と称して致す。汗濡れの身体を舐められ、処女喪失膣中出しまでされる。巨乳化+母乳噴き体質にまで改造され、性格は元の真面目剣士なのに、身体と思考はドスケベに成り果てている。本来はしないようなことを真剣に取り組むその滑稽さは、エロ素晴らしい。
巨乳化したせいで服が合わないのにそのままで往来を歩かせるなど、細かい点でもフェチな描写もグッド。
2品目は、催眠銭湯での洗脳+爆乳改造である。こちらも母乳噴きが当たり前であり、しかも身体だけでなく心まで侵食される。
ヒロインは、おかしいと思いながらも館内の備品になることを徐々に受け入れさせられており、たとえば「おっぱいタオル」と自ら称してのパイズリなど、変態さも尖っている。
催眠解除シーンや催眠完了シーンもあり、掌編ながらも催眠の魅力がたっぷり詰まった凌辱作品である。
二人の作者様による二度とまともに戻れない催眠エロが描かれており、1エピソード目は恋人願望を植え付けられ、2エピソード目はバニーガール姿で下品プレイをさせられる。いずれの話でもヒロインは催眠による常識変換・身体だけ動かない中途半端催眠があり、心を弄ばれている印象が強い。行為自体も心から感じさせられており、腋を湿らせての本気の汗だくセックスなのもよい。
1エピソード目では、ヒロインの生きる目的は竿役の交尾恋人になることと認識させられており、強気な態度で服を脱ぎながら「たくさん産んであげる」と孕ませ願望を見せつける。
この滑稽さもよいが、その後で身体だけが動かず、心だけが戻る1シーンがある。こちらを睨み、物騒な物言いで拒絶するも、身体は腋見せ騎乗位ご奉仕をしており、大変にエロかった。
2エピソード目では、エロバニーガール姿の下品プレイだが、ヒロインは発言もポーズも全てドスケベになっている。巨乳を越えて爆乳にされており、しかも母乳を吹き出しているのも下品さに拍車が掛かっている。そんな状態で心だけ元に戻り、エロと本当の悲鳴を混じらせた台詞群もよい。
エロは、勇者ちゃんが知らずに繰り返しの凌辱の末に身体を開発され、絶頂するとレベルドレインされる凌辱コミックである。
前半は夢という形で雑魚相手に敗北レイプされる勇者ちゃんが描かれ、後半では満を持してレベルドレインレイプが展開される。
その後のエピローグもきちんと用意されており、一つのバッドエンディングルートとして完成度の高い一冊となっている。
さて、前半は勇者ちゃんの本来の脳天気な性格と日常が、陰惨な雑魚レイプと並行して描かれてゆく。魔王討伐後の冒険を楽しむはずが、ありえないはずの凌辱で穢されてゆくギャップはエロいと共に、近づいてくる終わりを予感させ、後半に予想される絶望を否応なく期待させる。
期待を膨らませられての後半は、快楽地獄一辺倒である。仇敵によるレイプの屈辱、異常なほど失われてゆくステータス、ここまでの総決算といえる連続絶頂レベルドレインは、どれも一級品である。
特にレベルドレインでは演出が凝っており、カキ文字で示されたテキストがよい。勇者ちゃんは潮吹きをしながらレベルが下がり、さらにはパッシブスキルが消失してゆく。
それでも立ち向かおうとする「勇者」は、さらなる絶望シチュが待っており、完全屈服するまで、そして屈服した後も手の込んだ責めが描かれている。絶望シチュ、完全敗北、終わらないバッドエンドがお好きな方には救いともいえる傑作である。
エロは、変身シスターと淫鬼(魔物)とのレズバトルファックである。手や指による愛撫で乳首や膣口を責め、母乳噴きや潮吹きでアヘりながら、2女体は交わり続ける。激しい責めを攻防劇として表現しており、これが勢いあってよい。
一例として、シスターは相手に疑似ふたなりによる正常位レイプされるも、隙を突いて淫鬼の胸に吸い付いて抵抗し、相手を圧倒するなど、逆転の連続がエロ面白い。
また、女同士の絡み合いというメイン部分に注目しがちだが、淫鬼側の台詞テキストも言葉責めプレイの一環として楽しめる。清らかなシスターかつ、気高い正義変身ヒロインであるにも拘わらず、エロ攻撃で負けてゆき、罵られても言い返せないくらいの浅ましさを披露する。その姿がどれだけ端から見たら情けないかを実際に見ている敵側から描写させることによって、エッチさが如実に伝わる演出効果となっているのである。
エロは、ふたなりとレズレイプによる快楽責めが中心となっており、どのエピソードにおいても誰かしらがふたなり化する・させられ、激しく迸らせるor搾り取られている。異常状態でのセックスの常で、ヒロインたちは本気の快楽を感じており、胸、腋、足、全身を汗で濡れ光らせているその姿は大変にエッチである。
また、本作は着衣エロであるが、基本的にヒロインたちはピッチリとした衣装を着こなしており、浮き上がるぽっちや、薄布に強調される肉体など、そ容姿だけでもエロいのがグッドだ。
収録作品の傾向としては、バッドエンドや堕ち系の話が多めだが、エッチな状況を楽しんでいるエピソードもあり、ふたなりエッチのアブノーマルさだけでなく、ふたなり特有のユニークな面白さも味わえる。
さらには、本作にも3話にわたって語られる中編もあり、こちらは変身ヒロイン同士のふたなりエロバトルとなっている。過去作に登場したヒロインもおり、こちらは過去作では見せることのなかったお顔を見せてくれる。
エロバトルとはいえ、アクションシーンや試合の駆け引きが描かれているので、読み物としても評価できる。
以上から、本作は非常にバラエティに富んだジャンルバランスとなっている。
その中からお気に入りを選ぶならば、「魔法少女シャイニー・マナ」と「BRAVE EXPERIENCE」だ。
「~マナ」は、変身ヒロインが風俗店で嬢として潜入捜査する。ヒロインはふたなりに口でご奉仕したり、自身をふたなり竿を逆レイプされたりする。一所懸命に尽くすところも、責められて快楽に堕ちてゆく姿も共にエロい。
「BRAVE~」は、強強勇者が雑魚女インプにレベルドレインされちゃう。甘えるように全身かみつき、吸い付いてくるインプちゃんによるレズレイプもよいが、なんとか耐えようと睨み付ける度に絶頂させられちゃう勇者ちゃんのエロ雑魚感もたまらない。
エロは、巫女変身ヒロインのリベンジマッチレズバトル作品である。基本的に手や指による乳首責め・膣責めとなっており、後半からは疑似ふたなりを交えてのセックスバトルに発展してゆく。
女体でのバトルは前作に続きじっくりと描いており、繊細な指使いで乳首を乳房ごとこねられて母乳噴き、膣口を激しく蠢かしながらの手マン潮吹きなど、ふれあいながらのエロ攻防が繰り広げられる。相手をイカせても、その次にはイカせられるという逆転の連続もあり、バトルファックらしい乱痴気ぶりである。
疑似ふたなりが出てからは巫女さんが騎乗位で受け入れての態勢となるが、さながら真正面からの殴り合いの様相である。どちらかが力尽きるまでお互い腰を打ち付けあい、勝敗がどう分かれるか分からないほどの熱戦だ。
このバトルがあるからこそ、勝利・敗北ルート共に説得力を持っており、どちらも違和感なく楽しめる巧妙な作りとなっている。
エロは、巫女服変身ヒロインと魔物娘(淫鬼)のレズバトルファックである。主に女の身体で攻防を繰り広げており、騎乗位クンニが挨拶代わりに繰り出され、そこからキスで、手で、膝でと、お互いに相手の乳首を抓り、膣口をマッサージしながら、変身ヒロインと魔物娘のイカせあいが展開されてゆく。疑似ふたなりこそあるが、こちらは最後のみなので、本作は純粋なレズレイプ合戦である。
当然、密着し合いながらのプレイとなるため、くんずほぐれず、押し合いへし合いの絡みが披露されている。この絡みはをエロバトルとして描写されており、どちらも相手をイカせたと思ったら、イカし返されるを続けており、一進一退のせめぎ合いになっているのである。結果、決定打が出ないままのもどかしい絶頂試合となっており、そこが面白い。
エロは、元ヤンキー妻の弱みを握っての脅迫エッチ+NTR作品である。プレイヤーは竿役の視点で描かれるため、見ようによっては寝取る作品になるだろうが、取られる側の馬鹿にされっぷりも描かれるので、NTR成分もある。
ヤンキー妻なので、凄んで睨んだり、喧嘩上等の罵りも飛ばしてくる。しかし、立場の弱さから癇に障るやり方で好き放題犯され、職場にまでプレイを強要される。それ故、強い女のエロ敗北モノとしても本作は面白い。
構成としてはたまに現れる選択肢を選び、様々な結末を見るマルチエンディングタイプの作品である。どのエンディングにおいても「完堕ち」は共通しており、ヒロインはあれだけ竿役を嫌っていたくせに、自らハメ乞いする従順なメス奴隷になる。
エンディングによってはヒロインの旦那まで破滅的な結末になっており、そこまで旦那を追いつめるほどの淫乱さを元ヤンは教え込まれるのである。複数エンディングありの構成故に、千差万別の容赦のない元ヤンの裏切りっぷりがルートごとに用意されており、こちらも楽しんでいただきたい。