鋼炎のソレイユ−ChaosRegion−

心の準備は万全か？──────

『白銀のソレイユ』に続くヴァルキリー・サーガ第二幕！
妹の肉体に封じられた主人公"蒼龍 流"は、
彼に従属する戦乙女と共に"ヴァルハラ"に挑む。
戦乙女との恋、戦いと敗北者への陵○。物語はよりハードに進化する！

■□■ストーリー■□■
薄暗く冷たい部屋。石造りの部屋で、無限に繰り返される陵○。
あの日、から"私"はずっとこの部屋にいる。
繰り返される快楽と苦痛……強すぎる刺激は私を常に絶頂の中に置き、
絶頂の中の絶頂へと突き上げてしまう……

「だっ、ダメぇ。もう、もうっ……壊れちゃう。イキたく……
　ふわっ、ああっっっ！！　ぐひっ、ひっ？！　ひぎぃぃっっ！！」
「あはは、何度イッたら気が済むんだい？
　さっきから絶頂しっぱなしじゃないか。
　ねぇ、男の心のまま、女の快楽を貪るのそんなにいいのかい？
　でも、死ぬんじゃないよ……仲間の戦乙女が孕むよりさき死んだら、
　あいつらも命はないからねっ！」

仲間……？
そうだ、私は戦いに負けたのだ。
この、死せる勇者の城"ヴァルハラ"での戦闘に……
もしあの時、戦いに勝っていたら……違う未来があったのだろうか？
仲間達と幸せな未来が……

それは一つの結末。無限に連なる世界の運命。
しかし、運命は変わる……

物語は主人公"蒼龍　流"が、"ChaosRegion−混沌領域−"と呼ばれる世界へ
たどり着いたところからはじまる。
この異世界に降り立った流は、六木と名乗る仮面の男に、自らの肉体を盗まれ、
過去に行方不明になっていた妹"遥"とその肉体を入れ替えられてしまう。

女性の肉体となった流は、身体に残る記憶をもとに、魔法のと呼ばれる力を手に入れ、
二人の戦乙女と共にこの世界の戦いへと身を投じることとなる。
流に従属する二人の軍属精霊達。
黒き神獣の戦乙女・麟。
そして炎を操る火龍の戦乙女・桜火。
戦いの舞台は死せる勇者の城"ヴァルハラ"。
世界を呑み込むほど巨大な城には、歴史、神話、異世界の死者達が無数に存在し、
解き放たれればこの世界は永遠の死者達の戦場へと変わってしまう。
待ち受ける敵は伝説の戦士、北欧神話の怪物達……そして、異世界より来訪した邪神群。
深き海より来たる者、無貌なる神の眷属……

戦いに勝利すれば、戦乙女、仲間との恋を育む優しい時間があなたを待つ。
しかし、敗北者に待ち受けるのは無限に続く陵○の連鎖……
運命を斬り開く"ヴァルキリー・サーガ・ＡＤＶ with Card Battle"
今、世界を賭けた戦いが始まる！！

■□■登場キャラクター■□■
▼蒼龍　流（そうりゅう　ながれ）　CV：民安ともえ
本編の主人公。
過去、妹の存在以外の全ての記憶を失い蒼龍寺に捨てられていた少年。
物語の冒頭、妹の姿に似た少女に出会い別の世界へと連れさらわれ、
さらに身体まで入れ替えられてしまう。
その後精霊庁の長である少女・無限に拾われ、
元の身体を取り戻す手伝いを条件に精霊庁へ入り、
戦乙女・麟と契約し今回の事件に挑む。

▼六式　桜火（ろくしき　おうか）　CV：風音
本編のメインヒロインの一人。
神獣・飛龍をベースにした炎の戦乙女。
元は人間で大きな力を引き出すために精霊と融合。
人間だった心は残っており、人として扱ってくれる主人公を
憎からず思っているが素直になれない。
和風の衣装が特徴。

▼七式　麟（ななしき　りん）　CV：青葉りんご
本編のメインヒロインの一人。
精霊庁により造られた精霊で、ベースとなったのは神獣と呼ばれる上位精霊の麒麟。
麒麟は本来慈悲深い神獣だが、彼女の元になったのは
裁定者であり滅びを司る黒麒麟だったため性格はかなり悪い。
軍服風の衣装と幼い容姿が特徴。
大地と鋼を操る。

▼朱鳳　無限（すおう　むげん）　CV：藤森ゆき奈
精霊庁を束ねる組織の長。
黒亀や猫沼、犬羽たちにとっては直属の上司となります。
容姿こそ若いものの、その瞳は理知的……と言うよりも狡猾。
子供っぽさはなく色気さけ感じられる妙齢な女性の振る舞いをします。
別の世界から訪れた流の願い「元の身体を取り戻すこと」を叶える対価として、
流に今回の事件を解決するよう要請を出しますが、その真意は……

▼黒亀　玄馬（くろき　げんま）　CV：馬並硬太
元・精霊庁のエージェント。
現在は無限の執事として側に仕える傍ら、音子や瑠琉たちの教官をも務めています。
今は現役を退きましたが、年老いた今もその力は健在。
人員の足りなくなった精霊庁の一員として、流を影から支えています。
桜火にとっては剣の師匠であり、また父親のような存在でもあるのですが、
両者ともに人付き合いが苦手なため噛み合わない一面もあるようです。

▼猫沼　音子（ねこぬま　ねね）　CV：宮沢ゆあな
精霊庁所属の見習いエージェント。
2年前に起きた“精霊の反乱事件”で不足した
人員の穴を埋めるために採用された補充要員です。
無限や桜火には頭が上がりませんが、瑠琉の他、
この世界のことをまだあまり知らない流や麟に対しては、先輩として偉そうに接します。
能力は遠視、透視能力で戦闘には参加しないサポート役です。
普段はワガママで横暴なところもありますが、
面倒見も良く頼りになる姉後肌の女の子です。

▼犬羽　瑠琉（いぬう　るる）　CV：草柳順子
精霊庁所属の見習いエージェント。
代々神職を務める名家のお嬢様で、少し押しの弱いところがあります。
彼女も正式なエージェントとなったのは2年前の事件の後で、
精霊庁ではまだ新人と言えます。
その能力は世界間の壁を越えて、思いや言葉を伝えるテレパシー能力。
自分だけではなく、第三者に声をおくることもできるため、通信係として活躍します。
また、普段は無限に仕えるメイドとして働いていますが、もともと家庭的な性格のため、
そう言った仕事も嫌いではないようです。
特に主人公に対しては献身的に接してくれます。

▼グリムゲルデ　CV：中家志穂
現実世界で具象化したヴァルハラ。
それを守護する戦乙女です。
ヴァルハラ内部では数多くの戦士達が戦いに明け暮れており、
グリムゲルデはその戦士達を統率する傍ら、自分の仕えるべき勇者を選定しています。
性格はとても大雑把でいい加減。
明るく天真爛漫な元気っ娘です。
ですが一度敵対したものには容赦が無く、自らも巨大な螺旋槍で戦います。
流に対しても、出逢って即攻撃を仕掛けてきたりしますが、ストーリーによっては……

▼ヘルムヴィーゲ　CV：水純なな歩
グリムゲルデと同じくヴァルハラを守護する戦乙女です。
10メートルを超える大鷲を操り、やはり流と対峙することになります。
大人しい容姿とは裏腹に、重い鎧を身につけた自分の身体を爆弾代わりに投下するなど、
大胆かつ無茶苦茶好戦的な戦闘が好み。
性格は暗くいじけやすい彼女ですが、ストーリーによっては流に惚れてしまい、
「自分の勇者様」となってもらうため命を付け狙う事も……

▼J・A・スズキ　CV：胸肩腎
世界に影響を与える存在「無貌なる者の結社」に属する半人半魚の亜人種です。
性格は至って温厚、憎めない感じの人（？）ですが、自らの同胞「深き者共」を
蘇らせる目的のために、結社の一員として流達に敵対することとなります。
その穏やかな性格とは裏腹に、操る力は多種多様。
次元転移を操り水の精霊を召還するなど、数々の手段で流を苦しめようとします。

▼ぷらら　CV：まきいづみ
流と同じく別の世界から来た女の子。
「ピュア」を形にしたような純粋無垢な性格をしていますが、
ずっと一人で存在していたため、感情の表現が少々苦手です。
ヴァルハラ出現と同時に現れた彼女が今回の事件の鍵を握ると考え、
無限はぷららを保護しようとするのですが……

▼三式五式改　煉獄（さんしきごしきかい　れんごく）　CV：かわしまりの
過去に精霊庁に仕えていた2体の精霊。
それが融合した存在です。
精霊でありながら人に仕えるのを良しとせず、彼女は2年前に反乱を起こしました。
結果、東京の1/3は消失。
彼女は型式を捨てられ“煉獄”の名で呼ばれるようになります。
今もなお人間を嫌い、憎み、精霊庁や無限と敵対する煉獄。
ヴァルハラを探索する流たちの前に現れたその真意とは……

▼六木（むつぎ）　CV：竹田彬夫
「無貌なる者の結社」に属する一人。
流の妹に取り憑き、また流の肉体を盗んだ張本人でもあります。
六木の今の姿は流の身体です。
流はそれを取り戻すため、また精霊庁の一員として六木と戦っていく事となります。
性格は皮肉屋で策略家。
あまりに長い時を生きたためか娯楽を至上の物とし、戦闘中にも
流のことを「我が妹」とからかうなど、余裕すら伺える力の差があります。
そのためか、時には流を助ける事も……？