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相手が眠ったままの状態の朝立ちチンポに、ヒロインが1人で毎日えろいことをする話――つまりは聞き手が睡姦される側の立場におかれることになる(最終トラック「05_毎日朝立ちちんぽで中出しセックス」を除く)。
「01_清楚JKがあなたの朝立ちちんぽ汁を手コキで生搾り&精子をペロペロ」では起こさないようにばれないように、こっそりおそるおそるといった感じだったのが、そのうちだんだんと大胆に激しくなっていって、ついに「04_朝立ちちんぽと初セックス、初めて膣内で味わい尽くし」ではセックスにまで至ってしまう。
当然ながらこちらからの介入はほぼなしで基本的にヒロインによる一人芝居で進行していくことになるので、そういった1人でやる系のプレイが好きな人にはおすすめ。私は好きな方だから楽しめた。

当たり前だがオホ声に明瞭な定義なんてものは存在しない。
通常の状態から高さが〇〇Hz低下といった感じできっちり決めることは不可能で、みんなの間でなんとなく合意がとれている状況で、そしてそれで困っている人もいない。
そういうわけだからもちろん、オホ声とそうでないもの間には人によって意見が分かれる境界例が存在していて、微オホとかゆるオホとか呼ばれていたりする。
この作品では題名にある通りに"不感"から"オホ声"へとヒロインが変化していく。
その変化はスイッチが切り替わるように突然に、ではなくゆっくりとグラデーションを描いて徐々に進行するものだ。
だから自分にとって理想的な喘ぎ方というのはどのようなレベルなのか聞きながら考えてみるのもおもしろいかもしれない。
個人的には「4 ちょっとずつ進展」のかすかに変わり始めてきたかなといったところが一番好き。
線の細い、幸薄そうな少女を演じながら、作品の中で少しずつ感じ方を変えていく、みもりあいのさんの演技は見事!

「ウザい」というのは基本的にはマイナス評価だ。けれどもそれはこちらに積極的に関わってきてくれると考えればプラスと考えることもできる。
《超囁き!》と冠している通り、"囁き"を主体としたシリーズの1作で、"囁き"という時点でもうえっちだろと考えるような人は十分聞く価値あり。
いずれのえっちも通学途中の車内で展開する。track02・03ももちろんいいが、track01のはじめてそういうことになって「え、ほんとにやっちゃうの?」という探り探りな感じが一番好き。
なんだかんだえっちしつつふつーにかわいらしい一面とかもみせてきて(青春×フェティシズム的)、それもいいアクセントになっていた。

「ガチャを引く代わりにおっぱいを揉ませてもらう」という軽いノリでえっちな関係が始まる。大人と大人のちょうどいい距離感といった感じ。
題名から期待されているおっぱい及び乳首への責めはきちんと押さえてある上、後半に至ってはイッても突きつづけるなどやや激しめにも展開する。
個人的には「08 仕事終わりに会社のトイレでフェラチオ♪」「09 トイレに他の社員が!? 遥との秘密のセックス♪」のひそひそ感が非常によかった。

エルフっぽさを見た目で表すなら、まずエルフ耳(pointed ear)は必須で、それから美形であることは決まっていて、あとは服装が現代的でなく自然に調和した感じだとか、だいたいそういうことになる。
しかしこれは音声作品であるからそうした視覚的要素は使えない。そんな制約のある中で「人とかかわりが薄い」「全体的に淡泊」といった設定から見事にエルフっぽさが表現されていた。
先ほど『淡泊』といったがこれは嫌々やっているのとははっきり違っていて、「相手が何を考えているのかこちらからうかがえない」というのが近い。そこに想像の余地があってよい。
手コキ、フェラ、セックスと基本的なプレイは一通りきっちりそろっている。控えめで抑えたあえぎ声が好きな人にはものすごく刺さる作品。

"こっそり空き教室を覗くと、クラスの委員長がオナニーをしているところを目撃してしまいます"
この始まり方から「脅して言うことを聞かせる」みたいなことを想像する人がいるかもしれないが、そうしたことは一切ないから安心して欲しい。最初から最後まで委員長が主導権を握りつづけ、逆転することはない。
聞き手である"アナタ"の受動的な態度は奇妙なぐらいに一貫していて、「4時間目:委員長に拘束されて逆正常位レイプ」に至ってついに直接に選択することを迫られるが、その上で主導権を握られることを断固として"アナタ"は求める。
「さすがにマゾ極めすぎでは?」と聞いてて思わなくもなかったが、最終的にその姿勢こそが評価されることになっていて綺麗に物語としてまとまっていた。

ウィスパーボイスでさらに後輩設定となれば消極的で受け身な感じをイメージするかもしれないがそういうことはない。
確かに話し方・性格は基本的におとなしめではあるものの、肝心のえっちとなればわりと積極的にやってくれる。途中場所が変わってもバニーをわざわざ持ちだしてきて継続してくれるのもよい。
またトラック紹介を読めばわかるが「対面座位」「立ちバック」「騎乗位」「密着騎乗位」「後背位」「寝バック」「正常位」と体位だけあげてっても非常に豊富に揃っている。
ウィスパーボイスが好きで「音声作品といっても色々あるけど結局セックスシーンがないとつまんねーよ」という人は買い。

嗅覚は原始的な感覚で官能とは分かちがたく結びついている、ただし音声作品において直接にそれを表現することはできない。
けれどもこの作品からは汗、唾液、愛液……"低音クールJKの下品なメス臭"が色濃く匂いたつ。
「02.下乳の汗ローションで淫語手コキ」から、体育の後、下乳にたまった汗をローションがわりに、自分の唾液をなめさせながら、授業中に手コキするという飛ばしたシチュエーション。
全編そんな調子で刺さる人には非常に刺さる作品。