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いつもの『HERO-TEMPTATION』シリーズであれば展開も割と予想できるのですが、今回は『Platonic Angels洗脳プロジェクト』とのコラボ版ということで展開が読めず、私はかなり緊張感とか緊迫感を聴くこととなりました。
今まで味方だと思っていたナナオさんとの対決ということで、私は『Platonic
Angels洗脳プロジェクト』シリーズを予め視聴していたことからナナオさんのすごさ(強さ)は知っていたので、何とかして勝てないものだろうかと思いながら聴いていて、まさに手に汗握る思いでした!
『Platonic Angels洗脳プロジェクト』シリーズがリリースされた時にはMOMOKA。さんからナナオさんのサイドが正義だと聞かされていたので、今になってMOMOKA。さんから洗脳されていたことを思い知りました(笑)。
ナナオさんに勝つためにいつもとは違うプレイをHEROさんがお願いしていることが『Platonic Angels洗脳プロジェクト』サイドから聴いていて面白かったし、戦う相手が見知っているナナオさんというのが『HERO-TEMPTATION』サイドから聴いていて面白いという、いろいろな楽しみ方をしつつ聴かせていただきました。
エクストラトラックのアリアちゃんとハルカちゃんは、このトラック単体で聴くと甘々ラブラブで癒されますし、ストーリー全体を意識して聴くと背徳的、退廃的な側面もあったりしてこちらもいろいろな楽しみ方ができました!
まさにコラボ具合がいい塩梅で、『HERO-TEMPTATION』シリーズと『Platonic Angels洗脳プロジェクト』シリーズの両方を聴いている人は絶対聴いたほうがいい作品だと思います!
『Platonic Angels 洗脳プロジェクト』(以下、『PA洗脳プロジェクト』)に出てくる敏腕アイドルマネージャー、艶美ナナオさんが今回の敵ですね!
『PA洗脳プロジェクト』の首謀者はナナオさんなのですが、ほぼほぼ裏方で結構謎の人物でした。
少子化対策と称して、アイドルの歌声を通じて性に対する理性を低下させ、公共の場での性行為にも抵抗がなくなってしまうような洗脳を一般人に施していましたが、なんとなく動機が弱いなと思っていました。
そうしたら、今回の作品でナナオさんが異世界女性組織『creep』の一員で、この世界で繁殖により自分たちの種族を増やして浸食していくのが目的と聞かされて、膝を叩いて納得してしまいました!
MOMOKA。さんのセンスが抜群すぎます!
実は『PA洗脳プロジェクト』に登場するキャラクターの中で一番エロいことは分かっていたのでいざ視聴してみると、もうとんでもなくエロかったです!
『HERO-TEMPTATION』に登場する敵の中でも1、2を争う強さ(エロさ)なんじゃないかと思います。
話の構成は他の『HERO-TEMPTATION』と同じようになっていますので、このシリーズが好きな人は別に『PA洗脳プロジェクト』を全く知らなくても違和感なく視聴できると思います。
そして、『PA洗脳プロジェクト』シリーズをご存じの方は知識を補完できて「なるほど~」と思えるので、とても面白いと思います。
この通常盤への両シリーズの織り交ぜ具合が絶妙で、誰が聴いても違和感がないのは、やはりこれもMOMOKA。さんのセンスの賜物です!
ものすごく丁寧に作品を作ってくださっていることに感謝ですね!
レビュアーが選んだジャンル
前作の最後に魔王アルザ様から突き付けられる選択肢に対して男勇者がどれを選択するかでストーリーが3つに分岐するという、まるでゲームのような展開を音声作品で体現している画期的な作品で、とても聴きごたえがありました!
現状維持ルートは、前作ではまだ人間として魔王アルザ様が男勇者を扱っていたしたが、今作は人間扱いされないほどいじめ抜かれるので、前作で魔王アルザ様の圧倒的強さに心酔してしまった人はこのルートから聴いてみるのがよいかもしれません。
仲間救出ルートは、女勇者フェリス、女僧侶セシリーとあまあまな展開を楽しむことができるので、前作で魔王アルザ様にいじめられ続けてちょっと違う展開を味わいたいと思ったら、このルートを選択するとよいかもしれません。
またこのルートのフェリスとセシリーの言動はとても初心であることが、他のルートも含めた全体から見るとひとつアクセントになっているかなと思います。
ただ、本命のルートはやはり世界救出ルートだと思います!
魔王アルザ役である高梨はなみさんの高笑いと煽り、女僧侶セシリー役である乙倉ゅいさんの落ち着いて色気あるお姉さまボイス、女勇者フェリス役であるMOMOKA。さんの力強い意志を感じられる低音ボイスという、3人ともそれぞれがあまり普段演じないような声色での掛け合いが堪能できて本当に楽しかったですし、3人の持つ引き出しの多さに舌を巻きました!
今作では世界救出ルートを聴いた後に、ぜひともアナザートラックを聴いてほしいと思います!
有料プランにはなってしまいますが、私個人的にはこのアナザートラックを含めたところまでが真の世界救出ルートだと思っています!
ひと通り聴いた後は、その日の気分でルートを選択していろいろ聴くってこともできて、長く楽しめる作品ではないかと思います!
レビュアーが選んだジャンル
自分は性格的にS寄りでM向け的な作品って聴いたことなかったんですけど、この作品はそんな自分でも最後まですんなり聴けるいい作品だなと思いました。
パーティ結成して明日から魔王討伐に向かおうとしている男勇者(主人公:自分)が、その日の夜に魔王アルザに魔界へ拉致されてしまうのでものすごく驚き焦ります!
道中だんだんと時間をかけて強くなりながら魔王のもとへ向かうのがRPGの常なのに、いきなり魔王と対峙するはめになり、その圧倒的な力の差を思い知って屈辱感を味わいました!
その後最弱モンスターの定番、スライムにも苛め抜かれてさらに屈辱感が倍増しました!
男勇者を探して彷徨う女勇者と僧侶の映像を見せられながら無理やり魔王にエッチなことをされるのは背徳的でもあり、さらなる屈辱でもありました!
魔王の魔法により女勇者と僧侶の幻影に甘く迫られながらも、男勇者の願望が反映されているとのことでここでも背徳感を味わえます!
最後は淫紋を刻まれて奴隷にされるという屈辱一直線になりますが、上に述べたように時折入る背徳感と甘々がいいスパイスになってノンストップで楽しめました!
魔王アルザ役が高橋はなみさんということで、どちらかといえば正義のヒロインなどをこなされるイメージが個人的にはあったのですが、「色気」と「強さ」を併せ持つ「女」の魔王という感じでとてもよかったです!
僧侶セシリー役の乙倉ゅいさんも、普段はどちらかといえばキャピキャピした妹をこなされるイメージがあったのですが、おっとりしたお姉さんの役もすごく「色気」があってしっくりきていて、こういう役をもっと聴いてみたいなと思いました!
この役とキャスティングに意外性がありつつもばっちりはまり、完成形が見えているMOMOKA。さんのプロデュース力もさすがですよね!
そんなMOMOKA。さんの女勇者フェリスも「凛々しさ」の中に「女らしさ」が垣間見える素晴らしい演技でした!
ダークエルフのミラベルさん、とんでもない爆乳の持ち主で膝枕してもらったときに上を見ても胸が大きすぎてミラベルさんのお顔が全く見えないというすごさで、作品聴きながら想像したら結構興奮してしまいました!
ミラベルさん役のKOMOKA。さんが、エロさ、優しさ、包容力を同時に感じさせるようなお声で演技をされていてとってもよかったです!
「ナツノネ」ということで夏を連想させる音がいくつか鳴るのですが、どれも良い音が鳴っていて、以前の作品もそうですが結構これらの効果音に凝っていて、私は個人的に大好きです!
エッチな部分がメインになるのでしょうけど普通に癒してくれるパートもあって、普段の就寝前に聴いているとすぐ寝落ちしちゃうので、癒しのパートだけ抜粋して聴くことも多いですね!
癒しもエッチさも十分に感じられる良い作品だと私は思います!
通常であればシリーズとして何作かリリースしていくであろうものを、ひとつにまとめてしまったということでまさかの10時間超え作品はすごいのひとことに尽きます!
たぶんストーリー(時間の経過)はあるものの基本オムニバスなので、あえてこうしたのだと思われます。
5人の女神様はそれぞれ性格も身体的特徴もプレイの傾向も違うので、誰にでもきっとお気に入りの女神様が見つかること間違いなしです!
そしてストーリー(時間の経過)として、個別パート・ペアパート・祝福パートに分かれているので、5人の女神様とパートを掛け合わせるといくらでもパターンが作れて、たぶん一生楽しめる作品になっていると思います!
基本オムニバスなのですが、ペアパートと選択によっては上では書かなかったハーレムパートがあるのがとても贅沢ですね!
これもシリーズによる連作ではなく一本の作品にまとめたメリットなのではないかと思われます!
最初のトラック0とハーレムパートは5人の女神様全員が出てくるのですが、普段の音声作品ではなかなかないことなので圧巻です!
それでいて、どの女神様が話しているのかがしっかり分かるというのはすごいことだと思います!
この5人の女神様が同時に出てくるパートを聴けるだけでも購入の価値があると思うのですが、なんとトラック0は字幕付きでYouTubeにて視聴可能なんですよね!
このトラック0を聴けばいかにこの作品が特別か分かると思いますので、興味を持った方はぜひ購入をお勧めします!
最後にもう一度言わせていただきますが、一生楽しめる作品になっています!
サークル密恋さん4作目の作品ですが、癒しの要素があるのは今回が初めてだと思います。
今作に出てくるダナさんは和装のハーフエルフということで、優しいお姉さんという雰囲気でとてもよいです!
ダナさんを演じるこやまはるさんのお声が優しくて癒されること間違いなしで、寝る時に聴くと私は前半の癒しパート内でいつも眠りに就いてしまいます。
サークル密恋さんの他の作品同様、今作も環境音に凝っていて、それも癒しの大きな効果となっています。
今作は環境音を魔法で作り出すという設定になっているので、魔法をかけ直せば同じ場所にいながらにして別の環境音を聴くことができるのもうまい設定だなと思いました!
後半は段々と盛り上がって癒しからエッチな方向に行きますが、それでもあまり過激ではなく優しい感じのエッチなので、前半と後半のバランスが取れていて聴きやすいと思います。
今作を聴いて、私個人的にはサークル密恋さんのコンセプトで全年齢の癒し特化の作品とかがあってもいいなと思いました。
姫川あいりさんがギャルの桃ちゃん、乙倉ゅいさんが清楚な紫ちゃんを演じているのがすごく面白いですね!
イメージ的には姫川あいりさんが清楚な役、乙倉ゅいさんがギャルの役を演じるのが普通な気がしますが、そこを敢えて逆をいっているのがいいです!
桃ちゃんの声がすこーんと前面に突き抜けてくる感じでギャルの勢いに押されてあっさり誘惑は負けちゃいました!
また、紫ちゃんは引っ込み思案なのに一度スイッチが入るとすごくて、とってもエッチでした!
最後の方は桃ちゃんが圧倒されるくらいに!
元来のコンセプトからは少し離れてエロさに全振りしてるような作品だと思いますので、この作品から入るのもありなのではないでしょうか?
今回の対象であるレイカちゃんは基本素直なお嬢様ですね。
ただ、素直であるが故に両親から変な教育を受けて、下々の者とは口を聞くべきはないなど、変な価値観を持っています。
レイカちゃんへの催眠は調教して性格を矯正していくような感じになっていて、4日間かけて徐々に調教しているのですが、最初と最後では変わりようがすごくて驚いてしまいます!
レイカちゃん演じる琴音有波さんの演技が素晴らしく、催眠レベルによる声色の違い、調教の進み具合による声色の違いを全て演じ分けておられました!
また、催眠機能の中に言語反転機能があってそれを使うことになるのですが、訳がわからなくなりそうなシナリオをきっちりとまとめあげているMOMOKA。さんもさすがでした!
そして、レイカちゃんの取り巻きというちょい役に、砂糖しおさん、海音ミヅチさん、乙倉ゅい(乙倉由依)さんという豪華さです!
レイカちゃんは最後お掃除好きに調教されるのですが、お嬢様がボランティアの催しに参加して熱心にお掃除に励んでいる姿を想像すると、とってもかわいく思えてきます!
もしこれがおち◯ぽの掃除が大好きになっていたら、誰かれ構わず誘うビッチになっていたかも知れず、そう考えるとシリーズの中でいちばんエッチだったのではと思ってしまいます!