実績全解除しましたのでレビューをば。
最後の実績は一周で全シーンを見る(コスプレは関係なし)とちょっとわかりずらかったです。HELLクリアしたらヒントが欲しかった。
ボリュームが増えてるという触れ込みであるが、似た系統の過去作である悪堕ちラビリンスと比べてもヒロイン11人から9人と減っている(村娘をカウントするなら12だけど)。
基本CG数で数えると26から30と微増、ただし過去作は5つアニメーション付き。シーン数で言えば50から60+3とテキスト的には増量と言っても良いか、しかしコスプレでのCG数増加はうれしくはあるが水増し感は拭えない。シーン回想画面で同じようなサムネが並ぶのはちょっと…
ボリューム増加を売りにするならもうちょっと頑張って欲しかった。
次に悪堕ち要素は生かされてないと思う。前作は堕ちた直後のイベントで保護していた子○を殺害したり、神への信仰が憎しみに反転したりキャラの豹変ぶりが良かったのにこの作品は性格が変わったなぁくらいで悪堕ちとは言えない印象。
ゲーム性はいまいち退屈。
UIはわかりやすいけど、魔法を覚えるまで戦闘は見ているだけ、魔法でゲームに干渉するにしても対象ランダムなので戦況を見て効率よく使うとかほぼなくキャストが溜まったら即発射するだけ。
タイミングを見計らう必要がある二種の魔法は使おうとしてもカメラを最大まで引いても広い範囲を見渡せず。覚える頃には大量のバフログで画面が1/4ほど占領される有様。カメラ移動がキーボードオンリーなのも痛い。
部屋に複数ユニット置くのはデメリットが大きく、途中から解禁される入口に戻す罠を使えるようになったら、これを大量に設置して入口に毒置けば敵ヒロインも固定ダメで死んでいくのでこれが恐らく最適解というつまらなさ。
ストーリーは好きだけど薄いのが残念。
CG自体は良く、遊べはするので値段相応という評価。