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いまだかつて、新たなモブ敵と出会うのがこんなに楽しみなゲームがあっただろうか。
モブとの絡みに、絶頂までの高まりが段階的に表現される贅沢すぎる演出は、まさに一切手抜きの無い職人のこだわり――-いやさ、魂が感じられる。
大画面の高精細なカットインアニメ“ではない”からこそできる限界のドット表現も素晴らしい(お分かりですね?)
シナリオ、難易度、ボリュームのバランスも良く、痒い所に手の届く設定があり、クリア後も色々楽しめる要素もある。
これを至高のゲームと呼ばずしてどうする、続編も大期待の、今一番ホットな1本!
2020年01月09日
2020年01月07日
発売から時を経た今となっては、グラフィックやアニメーションに特筆すべき先進性は見られない。
ただ、色褪せないなめらかな動きは、発売当時の衝撃を今に伝えている。
アニメーションが売りの作品だが、これを今でも買うべき理由は別にある。
それは、至高の音声演技。
拒絶しつつも、徐々に快感が高まり、いつしか「イヤ、ヤメテ」が吐息混じりに「イイ、イヤ、アア」と段階的に変化してゆく演出が抜群に脳と股間にシンクロする。
1シーンのカメラアングルがいくつかあるが、実は音声データもいくつかのパターンがあって、それがシーンごとにランダムにつながるものだから、お気に入りのセリフがどのタイミングで発せられるのかは分からない。
不意に来たときのインパクトも良し、お気に入りのアングルを固定してじっくり待つも良し、と何度もリピートしても飽きない実用性の高いものに仕上がっている。
もちろん拡張パックも合わせて買うのが正解だろう。
余談になるが、別サイトでも購入済みであったが今回応援の意味も兼ねて本サイトでも購入。
同一のゲームをあえて2回買うなんてなかなかないと思うが、それ程良い作品と言うこと。
きっと伝説の一本になる。
2019年12月31日
2019年12月31日
2019年12月15日
ソクラテスの作品について、CGクオリティに言及するのはかえって失礼。
なぜならその時の最高レベルであるのが当たり前だからだ。
よく省略され簡素な表現になってしまいがちな竿師まで丁寧に、かつ、気持ち悪く描くのもソクラテスの手習い、安心して見ていられるだろう。
注目したいのは、姉妹の描き分けで、顔の造形の違いだけでなく、好奇心や不安といった気持ちの表れ方にいたる内面部分の差異までも本物ッポイ形で描き分けられている。
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2019年12月15日
まずCGのクオリティがスゴイ!
まるで実写を劣化加工したかと疑う程のリアルさがある。
ただし、その分全編がアニメーションというわけではないのが残念な所。
ついでにもうひとつ残念な所を言っておくと、各アニメーションが規則的な繰り返しでしかないところだろうか。
ランダムパターンの繰り返しならある程度耐えうるが、単純な繰り返しだけだと繰り返して何度も見ようという気が起こりにくいだろう。
そうは言うものの、これら以外の不満は見つからない。
特筆すべきは、その表情やしぐさで、とりわけいくつかのシーンで行為中に見せる「カメラ目線」の破壊力は物凄いものがある。
覗き見ている鑑賞者の目線に気付いているかのように視線を送ってくるのだが、その快感の波に翻弄されている表情が白眉の出来栄えなのである。
通常ならわざとらしい視線は、萎える要素になり得るのだが、これは、ちょっと異例で股間にビシバシ響いてくる。
このクオリティで全編アニメを見てみたい!
フレームやポリゴンの数やテクスチャ競争もよいけれど、こういった、動きゃ仕草の観察眼を生かしたリアリティを追求しする作品をこれからも大いに期待したいのである。
今は昔、Flashといふ技能ありけり。
そのFlashの終わりが始まろうとするちょうどその頃、「どエロ彼女」は産まれた。
今、確かにFlashは息をしていない、死んだと言い換えても良いだろう。
ここでその死の理由についてとやかく言うつもりはない。
ただ、その理由が、決して表現力の限界ではなかったことだけは断言できる。
なぜかって?
それは「どエロ彼女」をプレイすれば分かる。
「どエロ彼女」のリアルを形作るのは、製作者の「徹底した観察眼」なのであって、膨張し続ける潤沢なマシンパワーを背景としたエンジンによるマッチョなグラフィック環境がもたらす、計算量に頼った見た目だけの今時のリアルとは一線を隔すものだ。
どれだけ、肌が本物に近くなっても、動きが自然でないとリアルに感じないと言うこと。
伝え難いけれど、ここでいう「自然でない」は「不自然」ということではない。
誤解を恐れずにいえば、「どエロ彼女」の動きは「本物」のそれである。
モノがそこに在る、と思える重力や遠心力を無意識に感じさせる動きなのだ。なんたる観察眼か、もう神の目と言っても良い。
そういう意味では、「どエロ彼女」は、本物の人間から、省けるものを極限まで省略して、本物の核心部分だけを残して構成された何かであるとしても過言ではない。
絶頂後の息遣いに合わせて蠢く内臓の動きに呼応して、挿入されたままのバイブが自然に揺れ動く様など、狂気の沙汰としか思えない。
神は細部に宿るというならば、まさに神はここにいませり。
2019年11月03日