dynamis的鑒賞一覽

巫女×異種メインとして有名な本作。各々の妖怪の特徴を捉えたHを提供してくれる。
膨大なほどHシーンがあるのでシーン数には言及しないが、特徴だけ書いておくと、1シーンにつきCG1つで同じ妖怪に2回目の敗北を喫すとテキストが変化するというもの。
敗北Hが好きな方にオススメしたい作品である。

注意点として、パッケージ版花莚譚～訪神歌の初回版には追加妖怪ディスク(花ならぬらりひょん、追加シナリオでは人面樹、訪神歌なら鉄鼠)なるものが存在していたが、神楽箱・肆にはそれが付属していない。(以降の更新で変わるかもしれない)
もう一つ、パッケ版の神楽箱・肆には”神楽黎明期”の紫が主人公をしているミニゲーム”霊神楽”が付属しているが、DL版には付属していない…注意されたし。(これも後々に別販売とかあるかもしれない)
ただ、DL版は安いしセールも度々する。レビューしている当人もセールで買った口なので、値段優先ならDL版をオススメする。

悪戯する手段が触手、トイレ用具、謎の手と統一性がなく怪異じみた雰囲気がある。
サンプルで使用CGを全公表してる良心的なサークルさんですので、ダラダラ書くのも野暮ったいので単純明快に言うと……ロリ少女が悪戯されてアヘる。

シーンの切り替え毎にアヘ状態→困惑→アヘ状態となるのは、全体の流れを損なっていると思った。

内容としてはソフトな触手モノ。
この系譜によくある苗床展開は無く、物語としては触手による突然の快楽に魅了され終了する。そのためハードなシーンは少ない。しかし、性感帯を同時に責められトロ顔になる描写は可愛いキャラとの相乗効果で大変興奮した。イッてる感じが伝わってくるこの描き方…大変好みです。また、汁描写がほぼヒロインの体液中心なのも特徴。

ただ、内容に対し長さが足りないのが欠点か。あとがき、表紙などを抜くと本編のページ数が10ページ代後半になる。中身が良いだけにこの物足りなさは悲しい。
最期に個人的なことだが、あとがきで次回触手モノの存在を匂わせているのでいずれ探そうと思う。

前作では敗北エロ系の同人ADVを漫画に押し込めた形と感じたが、今作では戦闘描写がだいぶ薄くなり凌辱感がより強くなった。また、BadEnd展開の分量が前回より増えたのは個人的にはかなり嬉しい。はっきり言ってオカズとしては今作の方が前回より遥かに使えた。

本作は続きモノであるが、作品紹介のあらすじさえ頭に入れておけば今回から購入する層でも十分についていける内容だと思う。可愛い系の子が凌辱されるのが好きな人なら買って損はないでしょう。



最後に、サンプル画像からでも分かるが、現実のアリスがアバターと類似した服装(リボン)で犯されてるのは大変興奮した。
続編に期待大。欲を言うなら快楽堕ちしたアリスを今後みてみたいです。

全体の流れとしては、サンプル画像2枚での世界観、主人公の導入の後、敵キャラと戦闘(その最中で微リョナなH)→勝利か敗北かの分岐です。
敗北エロ系の同人ADVゲーを漫画に押し込んだような形というのが、一番しっくりくる印象です。

救いのないEndが好きな自分にとってはifストーリーは嬉しい配慮です。
嗜虐心を煽るようなフリフリ服を着た可愛い子がヤられるのは…たまらんなぁ…。

不思議の国のアリスと同じ舞台でHされるもの。ちっちゃい子が汁まみれで犯されまくる感じです。
絵柄気に入ったら買いでいいと思いますよ。このボリュームでこの値段はなかなか無い。

====以下。ネタバレあり====

オチは原作”不思議の国のアリス”と同じです。そういうオチが嫌なら敬遠したらいいと思います。かくいう自分もエロ系において、こういうオチは好きではないけど十分に役立った。それぐらい、汁描写とミニマムな身体がマッチしてた。
最後の集団レ〇プのシーン、好きです。

作品の流れはタイトルのまんまです。
校舎で全裸徘徊オナニーするような変態女子なので、早々に身体はチ○ポ負けします。だけど心では反抗し続ける感じ…ですかねぇ。結局は彼氏に振られて心も折れるんですけどね。そういうNTR過程を描いた作品だと思います。
堕ちたあとは複数プレイという王道の流れ。ただ、分量ではNTR過程が長いので注意。

表紙で気になったら買ったらいいと思いますよ。ちっぱいとポニテ良いですよね、絵も可愛いしGOODです。
それと、表紙の塗りがなかなか良い。実現するなら全頁をカラーで見てみたくなった。

最後に、おまけでヒロインのカップ数がAとあったが、Bくらいあるんじゃないのかと思った。もうちょい胸は減らして描いてくれた方が自分には好みでした。

展開は監禁レ〇プからの快楽堕ちとテンプレだが、可愛い子が透けレオタードでプレイしてるってだけで抜ける。
ただ、バレエ少女っていうぐらいだからブリッジでsexとかしてんのかなと期待してたんだけど、そんなに柔らかさを活かした描写は多くなかった。せいぜい2シーンぐらい。わりと一般人でも可能なプレイが多かったのが残念かな。でも、絵でぐっと来たら、間違いなく抜ける作品だと思う。オススメしたい。

プレイ内容は、触手→鬼からのレ〇プ→浄化sex(放尿、手枷と首枷からの飲ザーetc)。嗜虐心が強い人は興奮するプレイかも。
ストーリー展開としてはありきたりで、開始数ページで巫女さんが陥れられている描写があるので結末の予想も容易い。
ただ、この人の他作品のレビューでも触れられているが、絵に力を入れているそうなので、絵で惹かれたなら購入すると良いだろう。

※途中からネタバレ感想あり
作品の説明にある通りのページ数で導入の数枚以外はエロシーンである。本作品について、自分はソフトな触手プレイという印象を持った。"触手による快楽堕ちbadend"のようなテイストが好みなら違う作品をあたるべきだろう。一方で、ただ単に触手にがんじがらめにされてる犯されてる女の子が見たいんじゃー、という人で絵柄が気になった方は購入してもかまわないと思う。俺もそうです。(前作は未購入)


====以下ネタバレ感想====

触手による拘束、乳首攻め、突起触手による臀部の擦りあげなどのオーソドックスな責め、エロ描写がないもののラストの丸呑み描写に興奮した。プレイ進行に比例して服が脱げていくのも良いと思う。残念な点は、触手壺の絵が1枚だけで終わりあとは読者の脳内補完に委ねているとこ、各種の責めが数枚で終わるとこだろうか。もう少し、ねちっこさを出して欲しかった。