sirokuronekoさんのレビュー一覧

6Pというかなり短い構成ではありますが、内容は6Pでも濃すぎるくらいにパンチがあります。
ギャル、地味子、ボーイッシュの三つ巴属性の乱交パーティなわけですが、デカチンに全員よがり狂ってもはや理性のかけらもないといった有り様。さらにスカトロ描写もありますのでかなり人を選ぶとは思うのですが、ガツンと濃い内容を手っ取り早く摂取したい方にはかなりおすすめです。

WhispのHealing of King シリーズの詰め合わせです。
気になっていたシリーズではあったのですが、なかなか手を出せずにいたところに(何せ多いですからw)、こちらの詰め合わせは渡りに船、しかもセールまでしていたので飛びつきました。

Whisp作品は古都ことり氏や佐倉江美氏の出演作品を主に購入していて、サークルのディレクションにも合致しているキャスティングだなと思っていたのですが、この詰め合わせで他の声優陣のポテンシャルも活かせることが分かったので、他作品への関心もかなり湧いてきました。

まぁその前にこの大ボリュームを堪能しきらなければ(笑)

某大人気美少女ソシャゲの同人。
原作は未プレイなので完全作者買いなんですが、エアプながら周辺情報でこのキャラがどんなパーソナリティなのかは若干知っています。

要はアホの子なんですよね(笑)。
めっちゃ勢いで言いくるめられてセックスしてるの好き。ほとんど言いなり状態であれやこれやとさせられるわけですけど、陵辱モノのような重さはなく、コメディタッチで軽妙なテンポで進んでいきます。
ここは不嬢女子氏のギャグエロセンスが光りますね。このキャラクターともピッタリだと思います。エアプですが。

いわゆるTSモノと言えば親友(男)が突如女の子になり、それまでは気の合う友人として接していたはずなのに、だんだんと女として意識してしまい、TSヒロインの方も主人公を男として意識してしまう、そんな友情が性欲で書き換えられてしまうという展開が王道ですが、本作はいじめっ子といじめられっ子の関係性が逆転するという構図を取り入れつつ、背後にいじめっ子といじめられっ子になるまでの関係性が匂わされるという二重のドラマがあります。

しかしそのあたりの背景はほんの数コマで描かれるのみで、メインは全てTS後のムチムチメスボディをいじめられっ子が貪るシーンで埋め尽くされています。この抜きどころ優先にした構成はシコリティの担保を十全に果たしている上に、匂わされる関係性がちょうど良いスパイスになって良いバランスだと思います。
TS前の関係が実は重要だった、というのはかなり珍しいと思います。
TSなくてもこの2人は結ばれる運命にあったのでは?と勘繰ってしまいまね (女装男子もイケる派)。

いわゆるメスガキわからせで完全にメスガキを屈服させるというわけではなく、何度も何度も挑発→セックスを繰り返して、だんだんとメスガキの真意がわかってくるという流れです。
なのでモチーフはメスガキでありながら、ジャンルとしては純愛イチャラブの範疇なのではと思います。
サディスティックなわからせを期待される方は少し物足りないかもしれませんが、メスガキっぷりと、なによりぐれもす氏のムチムチデザインが如何なく発揮されているので、ファンの方は必見です。

親友の母は若くて美人で血のつながりがない…。
近親相姦ものだと息子視点のものが多いですが、本作は親友目線でアンモラルな情事を覗くという構成です。

無知を装って性に興味がある○供のふりをして、若い義母とセックスするガキんちょと、なんだかんだノリノリの義母。

うらやまシコするしかない親友…と思いきや最後は…。

こういうガキんちょものはおねショタと若干違うので、そういうつもりで読むと違和感があるのですが、ラストの流れで「ええやヤツやん…」となれたのが良かったです。

不覚でした。
私は人妻モノは低音が豊かで熟達した声優さんがやったほうが良くて、涼花みなせ氏のようなどちらかというと透明感があってダウナーな演技を得意とする声優さんとは少々相性が悪いと思っていたのですが、氏の吐息多めのダウナーボイスがここまで淫乱人妻の存在感をまざまざと感じさせるとは。

少々先入観に縛られていたことを反省いたしました…。

セックス依存症の彼女と別れたくないがために公認浮気セックスを許してしまう哀れな男の話。

チャラ男、おじさん、あらゆる男に抱かれ尽くしそれでも「心」は「心」だけはあなたのもの、という彼女。

こんなものは詭弁だと、体の良い甘言だと、そう切って捨ててしまえば良い。
普通ならそう思うでしょう。
しかし、悲しいかな彼にとっては彼女は一生に一度のチャンスであり、唯一の希望でもあっのです。そんな彼女から囁かれる「愛」の言葉…。

彼女が他の男に抱かれるのを見てする射精が1番気持ちいい.…、それは紛れもなく真実で、そして彼女との「繋がり」でもあるのです。
悔し涙を流しながらシコるそのぽつねんとした後ろ姿に、「愛」の残酷さを認めざるを得ません…。

メインこそ幼馴染のママとこっそりエッチする背徳を味わうストーリーのように思いますが、幼馴染との関係性の進展も並行して描かれており、そこにはきちんとドラマがあります。

大抵、こういうのは幼馴染にもバレて3Pとかになりがちですが、安易にそちらには舵を切らず、かといって退廃的な雰囲気にもならないのが良いと思いました。

幼馴染からするとNTRのうようにも思えますが、ママのほうは単なる遊びで済ましているからこそのポップさなのでしょう。

ふつうに商業連載できるんじゃね?と思わんばかりのクオリティ。

キャラクターが立っていて、ストーリーも起承転結キッチしていて、何より絵抜群にうまく、漫画として読みやすい。

「一般漫画のように楽しめる」というコンセプトはきっちり達成されています。
そして氏お得意の性に奔放な女性とのエッチシーン。
結構真っ当なおねショタは初なんじゃないでしょうか?
本編では表紙のお姉さんとのエッチはありませんでしたが、続編での展開に期待したいです。