最新赏析

〇エロ
作品ページにも書いてある通り、Hシーン100以上の大ボリュームです。
シチュエーションも様々で、かつドМモードという差分が用意されている物もあり、膨大な量が用意されています。
しかも、その多くがボイス付きです!
味方側、敵側でそれぞれ用意されていますが、どちらも体験版をやれば雰囲気を掴めるかと思います。

〇ゲーム
RPGとしては難しい部類と感じました。特にボス戦は緊張感のある戦闘が多く、楽しめました。
かなりの歯ごたえなので、ゲームと向き合いたくない人は「最強モード(簡単攻略モード)」を早々に使っちゃうのがいいかもしれません。
ワープ機能で訪れた街を移動できるのが楽で、快適に進められました。

悪い点を挙げると、村や道など、ダンジョン以外のマップが無駄に広いせいで探索し辛いのが気になりました。もう少し狭くするか、どこに何があるか分かりやすくしてほしい...
また上記の通りマップが広い関係で、村で「ばらける」機能を使った時に味方がどこにいるのか探すのが非常に面倒でした。

〇シナリオ
良くも悪くも王道展開、定番設定が多い感じで、個人的にはそこまで乗れませんでした。(エッチシーンとはあまり関係ないので、抜きゲーとして考えたら全く気になりません)

家出ビッチJKと聞くと、なにかエッチな展開があるのではと期待してまうのが当然だと思う。しかし、少し立ち止まって、そのJKの家出の理由を考えると少し心が苦しくなる。
今作は、ただ家出JKを連れ込んで終わりだけでなく、しっかりと数日後、数ヶ月後の展開を描いてるところがリアルで、おもわず聞き入ってしまいました。確かに、エッチなのはエッチなんですが、そこには、JKに温もりを教えたいという意思みたいなのが、しっかりとある良い作品でした。

CVのゆらさんは優しい声で癒されるようなリラックス出来るお店に迷い込んだらしこしこなお店だったような優しさですね。
でも結局癒されてしこしこ追い込まれるからそういうお店という意味ではあってるかも(笑)
アイボイスの作品としては長尺な方なのでさくっと時間ではあるけど、流れが予想できて直ぐに発射できる作品というよりは、起承転結しっかりあり、一本道ではないので体感再生分数よりも長く感じるような充実した作品でもありましたね

作品内容欄はもう読みましたか?
いつもの軽めのノリでとんでもなく激重な設定が書かれていて困惑しますよね。

母と義父が死んで、自身も足を怪我して、それでもかわいい義妹を俺が守っていくんだって決心してたらその義妹に夜這いされて衝撃の真実を知る。まさにどん底の底から始まるお話なわけで、作者さんが何度も「人を選ぶから慎重に買ってほしい」と言ってサンプルやヒロイン紹介に軽いネタバレ(衝撃の真実の内容)を出しているのも納得です。

しかしはっきり言います。この作品はすごく良い妹ものです。お兄ちゃんとして、なおかつ彼女を本気で愛する男性として、暗い過去を理由に自らを貶め続ける義妹を隣で支えていく。それだけのわかりやすい愛の物語です。暗い過去とやらがちょっと強烈なだけ。病弱で純情な幼馴染を誑かして(サークル過去作)しばらく寝込んだ私が、この作品は前向きなお話であることを約束します。

それから縁側こよりさんの演技がすごいです。泣いて自己嫌悪しながら夜這いに来るところから始まるのに、気づいたら幸せそうに喘いでいる。幸せそうにしてたのに急に失速して泣き始め、虚無ってもなお奉仕はやめない。ただメンヘラというのではなくしっかり理由があって感情がぐちゃぐちゃになってるというのが伝わってくるので、設定と相まってなかなか強烈です。

また素で楽しそうな声を出してる縁側こよりさんだけあって、幸せそうな声の幅が広いんですよね。「逃がしません」ってセリフが何度か出てきますが、ただ肉欲に溺れてるだけの声から大切に思ってくれてるのがわかる声まで、どれも嬉しそうな声なのにちょっとずつ違っていて印象的でした。

あと「(性的に)食べる」ってセリフがすごく似合う声優さんだと思いませんか? かわいいだけじゃない、こちらを呑み込むというか引きずり込むような演技が前半にすごく合ってて素晴らしかったです。

えもこさん演じる後輩のあみちゃんに好意を抱かれ、多彩な言葉やテクニックで誘惑されて堕ちちゃう作品。R-15ではありますが、ディープキスや耳舐めはかなり本格的でめちゃくちゃ興奮させられました。とにかくあみちゃんの一途なアピールが可愛すぎる。耳元で好き好き言われただけで身体がﾋﾞｸﾋﾞｸするほど、破壊力の高いキャラクターですぐに恋してしまいました。大学時代にこんなことで会えていたらなあ...(涙)
ただ、あみちゃんの彼氏である自分自身が彼女の矢印にあまりに無頓着過ぎたのが少し残念に感じました。こんなに愛してくれているのになんでここまで反応しないんだろ、って。次第に自分自身への怒りとあみちゃんへの申し訳なさを覚えてしまったのがマイナスな点です。俺は彼女のことがこんなにも好きなのに、めちゃくちゃえっちしたいのに、あみちゃんごめん...。えもこさんの演技は本当に素晴らしく、普段の配信も含めて今後も応援していきたいので、その点を改善できればより良かったかなと思いました。批評的なレビューですみません。

この作品の魅力はなんと言っても圧倒的完成度の雰囲気・世界観でしょう。これについては作品概要を読めば少しは感じていただけるかと思います。
ヒロインの喋り方や言葉選び、そもそもの世界設定などなど、雰囲気作りは本当に完璧で、その上で行われるプレイ内容やプレイ中の言動もかなりグッときます。
最初から最後まで無駄なシーンなど一切なく、ずっとこの世界観を堪能できる作りとなっているので、最初から最後までしっかり通しで聞くことをおすすめします。